小6息子が「ゲームを買う必要性」について資料を作り父親にプレゼン!気合いの入ったスライドに絶賛の声
小学6年生の子どもが父親に向けて「ゲームを買う必要性」を説明するため、プレゼン資料を作って説得したというエピソードがTwitterで話題になっている。
息子がゲーム欲しいというので、「それじゃどうしてゲームが必要かプレゼンしてみろ」と言ったら作ってきたプレゼンがわりとガチだった(公開は息子承諾済み)。 https://t.co/Rye800Umuv
— ロボ太 (@kaityo256) 2023年3月18日
スライド資料を投稿したのはTwitterユーザーのロボ太(@kaityo256)さん。
息子さんは自分のお小遣いを使う前提で「ゲームが欲しい」と求めてきた。ゲームの購入に必要なクレカ決済には、父親であるロボ太さんの許可が必要だったからだ。
そして、息子さんが買おうとしているのは「Europa Universalis IV 」(eu4)というシミュレーションゲーム。すでに類似のゲームを持っていることや、ゲームに時間を取られることにもつながる懸念があったため、ロボ太さんは難色を示した。
@happysad2006 支払いは息子のお小遣い、つまり「私=息子」です。お小遣いでゲームを買う分には別に許可など不要なのですが、Steamのクレカ決済は親がやることにしています。で、EU4が欲しいと言われ、HoI4もあるのにと難色を示したら、気合い入ったプレゼンをしてきたので笑って買ってしまった、という話です。
— ロボ太 (@kaityo256) 2023年3月19日
ロボ太さんは「それじゃどうしてゲームが必要かプレゼンしてみろ」と求めたところ、息子さんはGoogle Slideで「ガチ」なスライドを作成し、ロボ太さんの前でプレゼンを行った。こちらがそのプレゼン資料だ。




「ゲームを買うと遊ぶ時間が増えるというのは大きな間違い」「中世の歴史を学ぶのに役立つ」「YouTubeの視聴時間が減り、さらに怪しい思想に染まりにくくなる」…と気合いの入ったプレゼンをされたロボ太さんは、笑ってゲームの購入をOKしたのだった。
プレゼン資料を見たTwitterユーザーからは、「良いプレゼン資料、情熱を感じる」「相手が何を求めているのかを分析できなきゃこういう体裁の資料は作れない」「やはりプレゼンは簡潔さと熱意だなー」と感嘆の声があがっている。

息子さんから熱いプレゼンを受けたロボ太さんに、その時の様子について話を聞いてみた。
「プレゼン中はわりと自信たっぷり」だった息子
息子さんが作ったプレゼン資料への感想は?
こちらが一番心配してる、睡眠時間や勉強時間について説明してきたのは「うまいな」と思いました。
スライド2枚目の「次のようなネットの悪い影響を受けにくくなる」と続くYouTubeの下りは、思わず笑ってしまいました。
プレゼン中と、ゲーム購入を許可したときの息子さんの様子を教えてください。
Google Slideのスライドショーモードで、ノートPCを使ってプレゼンを受けました。プレゼン中はわりと自信たっぷりの様子で、「これ(プレゼン)すごいな。買っていいよ」と言ったら「よっしゃー!」とガッツポーズをしていました。
ゲームを買えることはもちろん、自分のプレゼンが褒められたのがうれしかったようです。
これまでに息子さんのプレゼンや、作成した資料を見たことがありましたか?
プレゼンをしているのを見たのは、これが初めてです。
学校の係活動の掲示物に使うとかで、豊臣秀吉を解説するポスターを作っていたのは見たことがあります。また、資料を作って臨んだ授業のディベートで、先生に褒められたと聞きました。
大人たちも学ぶところが多いほど、簡潔で説得力のあるプレゼンを繰り広げた息子さん。今後はより洗練されていくであろうプレゼン力に期待してやまない。