猫がシャンプー中に背中に登るなら、背中に乗せて洗えばヨシ!その姿はまるで猫の下僕を極めし者

お登り遊ばせるお猫さまを洗わせていただく
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「うちの旦那さん、猫の下僕極め過ぎてて笑う」という一文と共にTwitterに投稿された画像。そこに写るのは背中に猫さんを乗せ、びしょ濡れになりながら自分ごと猫さんにシャワーを浴びせる男性の雄姿だ。

万が一思い付いても普通やらないスタイル

シャンプーを嫌う猫さんは多いと聞くが、愛猫のためにこんな洗い方にたどり着くとは、さすが投稿者である麦とろろ(@tororororo0203)さんに「猫の下僕」とまで言わしめただけある。

この投稿には猫飼いのTwitterユーザーから、「これは極めてますね」「この手があったか!」「初めて見る構図で笑ってしまいました!」と多くの反応が寄せられた。

洗われているのは、2歳になるノルウェージャンフォレストキャットの麦ちゃん。麦とろろさんによると、さすがの旦那さんも、この姿勢では麦ちゃんの全身を洗いきれなかったそう。そのため旦那さんは四つんばいでシャンプー台になり、麦とろろさんが仕上げ洗いをしたそうだ。

本人は「次回は仰向けに寝て、お腹の上で洗ってあげたら1人で全身きれいに洗えるようになるのでは?」と言い出した

…とツイートされているが、旦那さんはいろいろと大丈夫なのだろうか。麦とろろさんに、旦那さんと麦ちゃんの関係について話を聞いた。

普段かまってくれないのに、頼ってくれるのが嬉しそう

旦那さんがこのスタイルで麦ちゃんを洗うようになった経緯は?

このスタイルになったのは1年前に麦を初めてお風呂に入れた時からです。

主人が麦を抱っこして浴室に入り床に下ろそうとしましたが、お風呂の床に足が着くのが嫌なのか腕にしがみついて離れず、そのままロッククライミングのように腕を登って主人の背中から降りなくなってしまいました。

私が何度主人の背中から降ろしても、体を洗おうとする腕を伝ってまた背中に登ってしまうので、床に下ろすことは諦め、四つんばいになった主人の背中の上でシャンプーをすることにしました。

「床の感触が嫌なら次回はバスタオルを敷いてみては?」というアドバイスもあったのですが効果はなく、今回もこのようになってしまいました。

何度もよじ登られてしまった旦那さんは、びしょ濡れになるだけではなく、Tシャツも破られてしまい散々な姿に。

長い毛にまみれ、穴の開くTシャツ

旦那さんはこの洗い方をどう感じているご様子ですか?

びしょ濡れになることは想定内だったと思います。Tシャツが破れてしまったことも特に気にしている様子はありませんでした。

むしろ普段あまりくっついてこない麦が全力で頼ってきてくれるのが嬉しかったようで、次回はどうすればより良くなるか、楽しそうに話していました。

麦ちゃんがシャンプー以外で、旦那さんを下僕のように扱う場面は?

麦も先住猫のとろろも、主人に限らず私たち飼い主の体を堂々と踏んでいきます。

ソファの前に敷いてあるラグの上で飼い主が寝転がっていると、飛び越えられる距離と高さなのにわざわざ体の上を渡ってソファを上り下りします。でも体の上に留まってはくれないのです…。

飼い主総出で丁重に洗われる猫さん。ツンが激しい猫さんに、下僕と化していくのも納得してしまうエピソードだった。

何をされても、やっぱり猫はかわいい。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。