ボタン型やレバー式など…我が子のために作った「スイッチの集合体」に欲しい!押したい!の大コール

これが新種のおとうさんスイッチか
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しげる(@gerusea)さんがTwitterに投稿した、自作「スイッチの集合体」の画像が話題を呼んでいる。

「スイッチの集合体」とはなにか? これはもう見てもらった方が早い。

いかがだろうか。製作者のしげるさんが名づけた通り、「スイッチの集合体」と呼ぶしかない代物である。

あんなスイッチもこんなスイッチも集合

「ポチっとな」欲を満たしてくれる赤と青のボタン型スイッチ、上下にスライドさせるレバー式、飛行機のコクピットにありそうな銀色のトグル式…などなど、多種多様なスイッチをひとまとめにしている。

特別な機能はなし。たくさんのスイッチを「ポチポチ」「カチカチ」といじるだけのシンプルなおもちゃだ。だが、それが良い。

しげるさんは「子が最近やたらといろんなスイッチを押したがるので」との理由でスイッチの集合体を作成。

お子さんに気に入ってもらうため、秋葉原などで電子パーツを販売する老舗・秋月電子でスイッチの部品を買いそろえ、3Dプリンターを活用して組みたてたと語る。我が子のためにこのクオリティのおもちゃを作るとは…行動力の化身。

スイッチの集合体を見たTwitterユーザーは大興奮。リプライ欄や引用リツイートは「大人だけど欲しい!」「売ってほしい!」の声であふれかえった。中には「こういうの作ってくれるパパうらやましい」など、父親であるしげるさんを賞賛するコメントも。

今回は投稿主のしげるさんに、製作過程や気になるお子さんの反応などを聞いてみた。

本当に軽い気持ちで3Dプリンターから作ったもの

工作の大まかな流れを教えてください。

秋月電子のwebサイトで面白そうなスイッチを選んで購入し、届いたところで採寸して簡単な設計図を書きました。それからTinkercadでベース部分を設計し、3Dプリンターで出力。できたベース部分にスイッチを接着して完成です。

※3Dモデリングアプリ

工作する上で一番苦労した点はどこでしたか?

本当に軽い気持ちで作ったものなので、正直、苦労したポイントはありません。設計も15分ほどで終わっていますし。しいて言えば、出力に11時間ほどかかって、じれったかったことぐらいでしょうか。

設計図や3Dプリンタを活用しながらも「苦労したポイントはありません」とは驚きだ。

しげるさんは普段から模型やプラモデルに慣れ親しんでいる愛好家とのこと。この手の工作はお手の物なのだろう。

さて、しげるさんのお子さんは、お父さんが作ってくれたスイッチの集合体を喜んだのだろうか?

お子さんは完成した「スイッチの集合体」で実際に遊んでいますか?

今のところ割と気に入っているようで、1人でスイッチを押してよく遊んでいます。また、親に持たせて親がスイッチを操作しているところを眺めるという謎の遊び方でも遊んでいます。

世界に1台だけのスイッチの集合体は、見事にお子さんを喜ばせているようだ。

子どもも大人も欲しくなってしまうスイッチの集合体。工作に自信のある方は、自分だけのスイッチ作りにチャレンジしてみてはいかがだろうか。

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