論文「小児甲状腺穿刺吸引生検:三次医療機関における24年間のアウトカムと管理への影響」関連ツイートまとめ(2016.7.20作成)

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Priamal Fear @PriamalFear

Pediatric thyroid FNA biopsy: Outcomes and impact on management over 24 years at a tertiary care center onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cn…

2016-07-19 21:14:03
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

カナダの有料英語論文「小児甲状腺穿刺吸引生検:三次医療機関における24年間のアウトカムと管理への影響」 以下、アブストラクト和訳 @PriamalFear twitter.com/PriamalFear/st…

2016-07-20 13:05:38
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

背景:甲状腺悪性腫瘍は年齢の低い子どもでは稀であるが、思春期に発症率が急増する。小児での悪性率は成人よりおよそ5倍高く、局所転移と遠隔転移や再発が成人よりもよく見られるため、小児における甲状腺結節疾患と甲状腺がんは成人とはかなり異なる。(続)

2016-07-20 13:06:04
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)最近導入された小児ガイドラインを持ってしても、臨床的判断のベースとなる小児データは不足したままである。

2016-07-20 13:06:31
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)この研究の目的は、三次小児医療機関で24年間に実施された小児甲状腺結節の穿刺吸引生検(FNAB)のアウトカムを明らかにし、細胞病理を組織病理とこの集団での管理決断に関連づけることである。

2016-07-20 13:06:43
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

方法:1992年〜2015年に術前FNABと甲状腺手術を受けた患者のレトロスペクティブレビューを実施した。178人の患者で207の甲状腺結節が生検された。

2016-07-20 13:07:05
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

結果:生検例の74%で十分なFNAB検体が得られた。65人の患者がFNAB後に甲状腺摘出手術を受けた。このグループでFNAB細胞診結果による悪性率は、良性病変で16%、不定型病変で67%、悪性病変疑いで71%、悪性病変100%だった。(続)

2016-07-20 13:07:39
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)27人で生検が1度以上行われた。しかし、これらの患者で悪性腫瘍は見つからなかった。驚いたことに、術前FNABを受けた患者での悪性率は、手術に直行した患者(146人)と有意差がなかった。

2016-07-20 13:07:50
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

結論:FNABは小児甲状腺結節の術前評価での貴重なツールであることに変わりはない。評価に十分な検体が得られたら、細胞診が明らかに「良性」でない場合は、診断的あるいは治癒的甲状腺摘出手術のために専門医に紹介する価値がある。この研究では、FNABは良性疾患の手術率を低減しなかった。

2016-07-20 13:08:36