天皇陛下がお気持ちを表明

生前退位の意向、強くにじむものになりました。  と報道される。
公務 天皇陛下 玉音放送 摂政 平成
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NHKニュース @nhk_news
「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示している天皇陛下が、ビデオメッセージでお気持ちを表されています。特設ニュースを同時提供しています。 www3.nhk.or.jp/news/live/
トゥギャッターまとめ編集部 @tg_editor
「お気持ち」って本当に「お気持ち」でしたね… #お気持ち pic.twitter.com/vYS1jJCyId
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象徴としてのお務めについての天皇陛下お言葉(全文)

(NHKニュースサイト から引用)

 戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には、平成30年を迎えます。
 私も八十を越え、体力の面などから様々な制約を覚えることもあり、ここ数年、天皇としての自らの歩みを振り返るとともに、この先の自分の在り方や務めにつき、思いを致すようになりました。
 本日は、社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか、天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら、私が個人として、これまでに考えて来たことを話したいと思います。

 即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として、これを守り続ける責任に深く思いを致し、更に日々新たになる日本と世界の中にあって、日本の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社会に内在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています。

 そのような中、何年か前のことになりますが、2度の外科手術を受け、加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃から、これから先、従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合、どのように身を処していくことが、国にとり、国民にとり、また、私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき、考えるようになりました。既に八十を越え、幸いに健康であるとは申せ、次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています。

 私が天皇の位についてから、ほぼ28年、この間私は、我が国における多くの喜びの時、また悲しみの時を、人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め、これまで私が皇后と共に行って来たほぼ全国に及ぶ旅は、国内のどこにおいても、その地域を愛し、その共同体を地道に支える市井の人々のあることを私に認識させ、私がこの認識をもって
、天皇として大切な、国民を思い、国民のために祈るという務めを
、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。

 天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。また、天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。
 天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして、天皇の終焉に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き、その後喪儀に関連する行事が、1年間続きます。その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。

 始めにも述べましたように、憲法の下、天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で、このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。 
 国民の理解を得られることを、切に願っています。

コメント

ざの人 @zairo21 2016年8月8日
生前退位の意向、強くにじむものになりました。 と NHKのアナウンサー
裏技君 @urawazakun 2016年8月8日
個人の感想ですが、「一年も喪に伏されるのは望んでないから絶対にやめてね」って聞こえました
ざの人 @zairo21 2016年8月8日
「天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。」  そして最後に 国民の理解を得られることを、切に願っています。と発言される。 この部分を政府は重く受け止めなければいけないし、安部総理も重く受け止めていると発言しました。
ざの人 @zairo21 2016年8月8日
国民の総意として、陛下にはもっと休んでいただきたい。という思いは共通するところじゃなかろうか?80歳を超える御年の陛下が、未だに忙しく公務で働かなきゃいけないという現状は、ほんとに憂慮すべき話、 宮内庁も陛下をこき使うなよ!って強く憤る気持ちが出てくる。
杢丸 @mokumaru_NOP 2016年8月8日
宮内庁の動画(Windows Media Player形式)を含む公式ページはこちらです。 「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」 http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12
杢丸 @mokumaru_NOP 2016年8月8日
このおことばで「社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。」昭和天皇がお倒れになってからの騒動・停滞を思い出した人は多いでしょうね。
ざの人 @zairo21 2016年8月8日
宮内庁が適切で無いなら?政府でもいいんだけど、御身を考えて国内だけの行事で、認定の行事だけに専念して、、ご自身の生物学者としての研究と、神道の行事だけにしてもいいとおもうよ。ほんとに。譲位しない場合は 摂政もいるけど、それはのぞまれず、象徴としての天皇は公務を減らしてはいけない。と表現したことから、 譲位を望んでおられる意志を確認できた次第。
ざの人 @zairo21 2016年8月8日
摂政(せっしょう、英:Regent)とは、君主制を採る国家において、君主が幼少、女性、病弱、不在などの理由でその任務(政務や儀式)を行うことができない時、君主に代わってそれを行う(政を摂る)こと、またはその役職のことである。多くの場合、君主の後継者(皇太子など)、兄弟、母親、あるいは母方の祖父や叔父などの外戚が就任する。
竹永@2 @takenaga51 2016年8月8日
みんな陛下を働かせすぎなのは分かってるけど、下手な事を言えないからこういう風に漸次的に進めてるんだろう。というか、陛下自身が直接お気持ちを表明しなければ何もできない状態だったと思うぞ
ざの人 @zairo21 2016年8月8日
皇室典範の改正 と 皇太子の不在 元号が変わる 等
sk @sk_exe 2016年8月8日
昨夜『真田丸』を観たせいもあってか、「終焉」という言葉をお使いになったのがひどく胸に刺さる。
マグライト1号 @Zodiacos12 2016年8月8日
”天皇として存在しているだけでは不足で「行為」し続けなくてはならない”という天皇観、民族としての日本人だけに留まらずルーツを異にする日本国籍者に取っても象徴として成立するためにはどうすべきかという結論なんだろう。摂政も天皇がやがて活動できるmっでの臨時措置としのみ考えておられるようで。しかし思い切った発言だった。
長介 @chousuke 2016年8月8日
実は今上陛下は先帝が崩御されたときのあの異様なムードと混乱を、相当気にされてたんだなあ、とまず思った。あれを繰り返したくない、だから生前退位の仕組みを入れることで交代をスムーズにしたい、自分が死ぬことで国民に迷惑かけるなんてとんでもない話だから、という論旨には説得力がある。いろいろ障害はある(また、結果的に天皇が法を動かすことになるという危険論も当然ある)だろうが、個人的にはお話になった方向で動くのがよいと思う。
時計じかけのミカン @mkn_inv 2016年8月8日
陛下のお言葉、単純に感動した。あれだけ高齢になって、まだこれだけ自らの役割や在り方を自問自答されている。尊敬に値すると思う。ボールは国民に投げられた。今度は我々が答える番だろう。
barubaru @barubaru14 2016年8月8日
至極もっともなお話なのでどんどん進めて欲しい。と同時に、立憲主義立憲主義騒いでいた学者さんジャーナリスト他はこのお言葉が立憲主義の観点から適切なのか存分に論評していただきたい。自分の気に入らない言説の時にだけ立憲主義持ち出してるんじゃなければ当然やってくれるはず。
三角頭 @JHBrennan 2016年8月8日
お言葉の一つ一つに国民全てへの思いやりを感じられる。 その御心に沿うよう、政府も動いていただきたい。 ただし、皇室否定の反国家主義者には気をつけねば。
slips @techno_chombo 2016年8月8日
barubaru14 今のところの報道なんかで出てくるところを見た限りでは、「この”お言葉”ですぐ政治的な対応が行われるのは問題」って見方が多いような印象。そもそも今回のお言葉ってのは日本国憲法で天皇の地位が「主権の存する日本国民の総意に基く」と定められていることに着目して、「主権の存する日本国民」の意見として生前退位を容認する流れを作る、ということで憲法上の問題をクリアするという意図なんだと思いますしね。
barubaru @barubaru14 2016年8月9日
techno_chombo 意図としては無論そうで、非常に穏当で妥当なことをされているとは思います。ただ憲法学者さんその他の立憲主義の説明の時は「憲法は民意に優先される」ですからねえ。主権者の暴走を防ぐために憲法がある、だから自民党が民意を得て選挙で圧勝しようが認めないをということだったのですから「民意だから」で正当化するならばどのようなロジックによるものか説明してほしいですね。
ts-dra-4568@「いだてん」友の会会員 @4568Ts 2016年8月11日
「生前退位」って誰が考えたのか知らんが嫌な言葉だなぁ。「生前」っていう言葉には「もうすぐ死にますよ」っていうニュアンスがあって、天皇陛下に対してあまりにも失礼だ。変な新語こさえなくてもいい、「譲位」でいいんだよ。あと摂政を明確に否定されたのにはちょっと驚いた。父君の先帝陛下からいろんな事を聞いておられるのかもしれない。
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