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福島民報 @FKSminpo
「小児甲状腺がん増加考えにくい」 長崎大高村教授ら ift.tt/2aOG4NX 福島民報 [県内ニュース]  #fukushima #福島
nao @parasite2006
「小児甲状腺がん増加考えにくい」 長崎大高村教授ら | 県内ニュース | 福島民報 minpo.jp/news/detail/20… @FKSminpoさんから 論文ここ(Lancet Diabetes & Endocrinology)thelancet.com/journals/landi…

(↑論文のPDFファイルを見てみると、ゲラ刷りに著者による修正=correctionが入った後2016年8月3日付けでオンライン公開されたとありますので、福島民報に記事が出たのはオンライン正式公開の翌日だったことになります)

Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
チェルノブイリの「事故4年後以降」と福島の「先行検査の段階」を比べている時点で論理がおかしいと気付かないんだろうか、この記事…:  「小児甲状腺がん増加考えにくい」 長崎大高村教授ら◆福島民報 minpo.jp/news/detail/20…
せいの@えりんぎの塩焼きに一票 @hseino1
「小児甲状腺がん増加考えにくい」 長崎大高村教授らminpo.jp/news/detail/20…の元論文https://t.co/Irruc7MjeEを読んでみた。ベラルーシのがん登録からの甲状腺がん罹患者の年齢分布を福島の悉皆検査の甲状腺がん罹患者の年齢分布と比べてみたと(続く
せいの@えりんぎの塩焼きに一票 @hseino1
承前)いうのが論文の趣旨である。ベラルーシでは「悉皆」甲状腺検査はおこなわれなかったので、発症率と発見率のミックスと考えられる。そのデータと福島の発見数を直接比べていいのかという疑問は残るが、福島の先行検査(2011~2013)の年齢分布とベラルーシの(続く@hseino1
せいの@えりんぎの塩焼きに一票 @hseino1
承前)の1986~1989の年齢分布は明らかに異なっている(論文の図)。このことから、福島では放射線影響というよりもスクリーニング効果で発見されているのだろうと結論付けている。さて、福島の本格検査(2014~2016)とベラルーシの1990~1994を独自(続く@hseino1
せいの@えりんぎの塩焼きに一票 @hseino1
承前)に比べてみようと思う。ベラルーシでは悉皆検査はされていないので福島のデータとそのまま比べるのは不適切と考えられる。そこで、福島の結果は先行検査での罹患者の事故当時の年齢分布に本格検査での罹患者の事故時の(続く@hseino1 pic.twitter.com/I8ygO2R97k
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(↑福島県民健康調査の甲状腺検査は実際には事故時年齢18歳までが対象ですが、この図ではLancet論文に合わせて事故時年齢15歳までの年齢分布を示しています)

せいの@えりんぎの塩焼きに一票 @hseino1
承前)の年齢分布を積み上げたものと比べてみる。福島の本格検査は確定していないという限界があることをご了承いただきたい。明らかにパターンが異なっていて、ベラルーシでは事故当時の若年層の発見数が際立っているのに対し、福島では事故当時の若年層にはほとんど発見され(続く@hseino1
せいの@えりんぎの塩焼きに一票 @hseino1
承前)ておらず、10代後半になるにつれて増加がみられる。つまり、放射線感受性の高い若年層からの発見数の違いが際立っている。引用した論文の論旨を参考にするなら、本格検査において発見された甲状腺がんにおいても放射線影響というよりも(続く@hseino1
せいの@えりんぎの塩焼きに一票 @hseino1
承前)むしろスクリーニング効果の可能性が高いと類推することができる。連続投稿、失礼いたしました。了@hseino1
せいの@えりんぎの塩焼きに一票 @hseino1
訂正)あっちゃ~・・・。恥ずかしい間違い。「発症率と発見率のミックスと考えられる。」→「発症数と発見数のミックスと考えられる。」です。すみません、すみません・・・。@hseino1
nao @parasite2006
@hseino1 論文紹介感謝。ベラルーシとウクライナの場合小児甲状腺癌の年齢分布(事故時年齢)が1986-9年(福島1巡目相当)と1990-3年(2巡目相当)で大違いtwitter.com/parasite2006/s… 自然発生相当の16-18歳ピークがベラ2巡目では10歳以下に埋没
nao @parasite2006
@yoka72 ご指摘感謝。図pic.twitter.com/sgnQKDOHf6 は2巡目を1990-1993年(チェルノブイリ事故4-7年後)のベラルーシpic.twitter.com/YI65y2u0ar やウクライナ pic.twitter.com/DUjmCQ9Ass と比較が本意です
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nao @parasite2006
@kazooooya ウクライナの1990-1993年の分布(年齢は事故時年齢)pic.twitter.com/YI65y2u0ar は15-17歳と10歳以下の2個の山が見えますが、同じ年のベラルーシは10歳以下の山の方が圧倒的に大きい pic.twitter.com/DUjmCQ9Ass
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Lancet論文では年齢分布グラフの横軸の事故時年齢を15歳までしかとっていませんが、まとめ主が以前作ったベラルーシの年齢分布グラフでは事故時年齢18歳まで見ています。出典は下記論文のTable 2です。
Heidenreich WF, Kenigsberg J, Jacob P, Buglova E, Goulko G, Paretzke HG, Dimidchik EP, Golovneva A. Time trends of thyroid cancer incidence in Belarus after the Chernobyl accident. Radiat Res 1999;151:617-625
http://www.rrjournal.org/doi/abs/10.2307/3580038

nao @parasite2006
@hseino1 もし福島県民健康調査の甲状腺検査で発見されている甲状腺癌が放射線と無関係の自然発生分だけだとすると、事故時年齢で作った年齢分布グラフの低年齢側のスロープ(高年齢側スロープの形やピークの位置は時とともに不正確にならざるを得ない)が1巡ごとに2歳ずつ左にずれるだけ
nao @parasite2006
@hseino1 自然発生相当の16-18歳ピークに加えてさらに低年齢側=事故時年齢10歳以下にもう一つ新しいピークが追加で見えているウクライナの1990-3年(福島の2巡目相当)。このタイミングでこの年齢層に新しいピークが追加で出ることは、自然発生分の時間経過シフトでは説明不能
せいの@えりんぎの塩焼きに一票 @hseino1
@parasite2006 naoさんの仰りたいことを模式的にグラフにしてみました。今後、何順かしていくうちに、このモデルから大きく外れて、この周辺に盛り上がった部分が見えなるようなことがなければ自然発生の範疇ということですよね。 pic.twitter.com/0M0LAZHYaB
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nao @parasite2006
@hseino1 図解感謝です。はい、検査間隔と同じ2年ごとに左に平行移動するイメージです。3巡目の検査がある程度進んでも左右2つのピークが並ぶウクライナの1990-1993年(チェルノブイリ事故の4-7年後)パターンにならなければ吉twitter.com/parasite2006/s…
nao @parasite2006
@hseino1 今回の論文thelancet.com/pdfs/journals/… は1ページの速報ですが、ベラルーシの小児甲状腺癌件数の事故時年齢別実数値の推移を2003年まで追跡しているのは貴重。1990-1994年には目立たなかった高年齢側のピークが後ほど見やすくなっている

2003年は1986年に起こったチェルノブイリ事故の17年後で、事故の年に生まれた赤ちゃんが17歳になる年に相当します。「小児」は18歳までとする考え方に立てば、チェルノブイリ事故の年に生まれた子供が「小児」の癌登録対象に入るのは翌年の2004年が最後であって、2005年以降は対象から抜けることになります。

nao @parasite2006
@hseino1 現地の研究者との共著なので、全国レベルの癌登録データを使えるのは大きい。ベラルーシの場合は2012年までの癌登録データに基づく解析結果が2013年2月に福島県立医大で開かれた国際シンポで発表済み。詳しい内容はこちらtogetter.com/li/911728
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コメント

nao @parasite2006 2016年8月14日
福島県民健康調査の甲状腺検査結果を正しく読むには、検査開始からの結果を全部漫然と通しで累計するのではなく、1巡目、2巡目、3巡目と分けて集計した上で時間変化を見る必要があります。
nao @parasite2006 2016年8月14日
時間変化を見ることは単に悪性+悪性疑い例数の年齢分布曲線にとどまらず、地域差や遺伝子検査結果の検討についても必要です。
nao @parasite2006 2016年8月28日
福島県民健康調査の甲状腺検査結果のダメな読み方の2つ目は、発見率と罹患率を区別せずに手当たり次第に比較すること。使われている言葉が違えば意味が違うのです。
nao @parasite2006 2016年12月11日
チェルノブイリ事故後のベラルーシで事故後10年間の甲状腺癌の患者数が一番多かったのは事故時年齢が0-4歳の子供だったことを示すグラフを追加収録しました。事故時5-9歳、10-14歳と比較しても圧倒的に多いです。
nao @parasite2006 2016年12月11日
グラフの出典を教えて下さった@kazooooya さんにお礼申し上げます。
nao @parasite2006 2017年4月5日
「補足2:年齢分布曲線を作れても読めない記者の仰天記事が出現」を追加しました。
nao @parasite2006 2017年4月5日
@hseino1さん、@kazooooya さん、ご議論ありがとうございました。
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