劇場版におけるシャーディとプラナたちの考察

色々な方の考察を見ているうち「そもそもシャーディーってなんなんだろう」とゲシュタルト崩壊してきたので彼の作品全体を通しての目的、プラナたちの存在、墓守の一族の関係性について、個人的見解をまとめてみました。
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ねぎま @negichicken_2

器と千年アイテム保持者を会わせ王の冥界への帰還を達成するには、王の記憶を守っているイシュタール家とは別の導き手となる墓守が必要だった。しかし歴史は時間によって風化していく。それを懸念した神官(あの闘いの後に千年錠を受け継いだ人物)は、自らを転生の輪から外して→

2016-08-12 12:47:53
ねぎま @negichicken_2

@negichicken_2 身体に歴代ファラオの化身である精霊ハサンを宿し、確かな記憶を受け継いでいくために何度も転生を繰り返していた。それが墓守のシャーディーだったとかかな。血筋というより彼の場合は細胞分裂で増えた一族。バクラに殺されたのは何番目かのシャーディーだった。

2016-08-12 12:53:00
ねぎま @negichicken_2

@negichicken_2 歴代のファラオはミイラになる過程で葬祭の儀式(転生の準備)を受けてるわけだから、その身に宿せば恩恵として同じ姿のまま転生というか分裂可能な気がするんだよな。身体が朽ちたら転生してって…でもバクラに故意に殺害されたことでそのループの形が崩れたんだよ→

2016-08-12 13:06:47
ねぎま @negichicken_2

@negichicken_2 逆に実体が消えたことで、様々な場所でアイテムにまつわる人間を導く分岐点として現れるようになったんだな。獏良くんが邪神の魂のよりしろにされてしまったことで「もう時間はない」と悟り手段を選べなくなった。

2016-08-12 13:10:48
ねぎま @negichicken_2

でもそうすると、ボバサっていったい何なんだよ問題が浮上する。

2016-08-12 13:13:45
ねぎま @negichicken_2

いや、でもボバサ=シャーディー=ハサンだから別にいいのか。器とアイテム保持者を導き王を冥界へ帰還させることが目的なら、揃えた千年アイテムを守る力ないしは場所が必要だし、なら自分の手元に置いておくのがいちばん安心だもんな。

2016-08-12 13:16:12
ねぎま @negichicken_2

待て待て。分裂できるってことは、ひょっとするとマリクのところに現れたシャーディーも遊戯のところに現れたシャーディーもペガサスのところに現れたシャーディーも元を正せば同じシャーディーだけど、同じシャーディーじゃなかった可能性があるぞ。

2016-08-12 13:22:23
ねぎま @negichicken_2

ボバサもまた何番目かのシャーディーであり、シャーディー・シンの意思を継ぐ分裂したシャーディーの1つの集合意識。

2016-08-12 13:25:11
ねぎま @negichicken_2

千年キューブで次元を行き来できたんだとしたら、分裂してアイテム保持者のものに行くことも可能だし、分裂しないで本人として直接行けるパターンもあるのでここはグレーですね。

2016-08-12 13:28:39
ねぎま @negichicken_2

や、でも分裂しないとボバサとハサンの説明がつかなくなるから分裂してたな。

2016-08-12 13:29:54
ねぎま @negichicken_2

歴代ファラオの精霊宿してても肉体が朽ちちゃうと魂は輪廻の輪の中に入っちゃうから、そうならないためにキューブがあったのかも。千年キューブが代々脈々と受け継がれてきたシャーディー分裂体の記憶の依代で、何号までいるか知らないけどシャーディー分裂体の集合意識を束ねるものだった?

2016-08-12 13:36:15
ねぎま @negichicken_2

やべえ……したらプラナたちってファラオに献上する副葬品(生き物や人間だから殉葬品)だったんじゃないの…

2016-08-12 13:39:12
ねぎま @negichicken_2

@negichicken_2 「現世で辛い目に遭うくらいなら、ファラオの転生のための礎となり、ファラオの御心の深くにある集合意識(森羅万象)の中で、共に生き続けなさい」的な

2016-08-12 13:44:57
ねぎま @negichicken_2

@negichicken_2 あ、でも古代エジプトって「復活」許されてたのファラオだけだから、プラナたちの現世での「善の行いの印(あの三角のヤツをそうだと仮定)」をもってして、千年秤の力で永遠の楽園アアルに転生させてあげようとしてた可能性の方が高いか。

2016-08-12 13:54:17
ねぎま @negichicken_2

@negichicken_2 永遠の楽園=冥界=高次元。そしてアアルに至るものは転生まで心安らかな時を過ごせる。王の場合は冥界にいたり転生ではなく「王」「神」として復活できる。復活ないし際して必要なのは「生前にどれだけ善の行いをしたか」だから善の行いをしたプラナを連れてけば→

2016-08-12 13:58:21
ねぎま @negichicken_2

@negichicken_2 より王の復活に近づく(早める)ことができると考えた。だからプラナを連れて次元上昇させて高次の世界に行くことが目的だったんじゃないかな。プラナたちがファラオに復活して欲しくないのは、自分たちがアアルに行く前に復活されるとファラオとのリンクが切れて→

2016-08-12 14:01:12
ねぎま @negichicken_2

@negichicken_2 永遠に低次元(現世と楽園の狭間)に取り残され、輪廻の輪から外れて転生できなくなるからだよね。あくまでファラオが復活する際の礎として次元上昇しなければならなかった。

2016-08-12 14:03:33
ねぎま @negichicken_2

@negichicken_2 シャーディーは王を冥界に帰還させる目的は果たしたから、神官として墓守の一族として、今度は王が「復活」できるよう(実際にはしないにしても)に死者の書にしるされた復活までの儀礼をすべてやりきるという使命を完遂しなくてはならなかったんだな。

2016-08-12 14:08:54
ねぎま @negichicken_2

@negichicken_2 死者の書にはアアル=冥界にたどり着くまでの難関突破の方法が書かれておりそこに「声の正しき者は楽園に行ける」的なことが載ってるから、大人によって虐げられた憐れな、しかし正直で汚れのないプラナたちを副葬品にしようと考えていた→

2016-08-12 14:13:09
ねぎま @negichicken_2

@negichicken_2 プラナもファラオと共にあることでアアルにたどり着けるからまあ一石二鳥だし、自分も目的達成できるからいいんじゃね的な感じだったのかもね。

2016-08-12 14:14:25
ねぎま @negichicken_2

で、最終的にキューブぶっ壊れ、王が現世に蘇り、シャーディーとも冥界の王ともリンクが切れ、肉体が滅んでいない(滅んじゃった子はあれだけど)プラナの子たちは、再び現世で生きていく形になったんだな。ちょっと可哀想。

2016-08-12 14:23:34
ねぎま @negichicken_2

わたしの中でイシュタール家は間違いなく近親婚によって栄えてきた一族という確信があったんだけど、シャーディーに至っては転生と分裂を繰り返していたシャーディー一族だったんじゃないか説が出てきてしまったな。どっちにしろ墓守の一族が背負った業が計り知れない。

2016-08-12 14:37:55
ねぎま @negichicken_2

シャーディーって、セトの王政でシャダの次に神官になった人だったんじゃないの。で、セトは千年リングが再び人の手に渡りゾークが復活する可能性と、自分が砕いた(墓の謎をクリアした王の器となる人物を再度試すため)千年パズルがもう一度組み立てられ、ゾークが再び王と対峙する可能性を考えた。

2016-08-12 14:51:21
ねぎま @negichicken_2

@negichicken_2 ので、仲間との結束(名前を隠したのはこのため)によって封印ではなく今度は確実にゾークを消滅させられるよう、あの石板を残した。

2016-08-12 14:54:45
ねぎま @negichicken_2

@negichicken_2 それを完遂させるために墓守の一族の基盤を作ったのがセトなんじゃないかと思うんですよね。 だから王の記憶を守る墓守には、王の魂の復活を予知するタウクと、そこに集いし人の中に害なす輩がいた際に、ソイツを洗脳するためのロッドを→

2016-08-12 14:58:59