【「ペンの力」として必要な能力とは何か】添田孝史さんのツイートまとめ(2016.1.16作成)

添田孝史 @sayawudon

本題とは関係ないけど、この元記者が「ペンの力」としてあげた能力が、ちと違うのではないかと思った。／元毎日新聞記者の私が、元毎日新聞記者の鳥越さんに聞きたいこと huffingtonpost.jp/yoko-kuroiwa/l… @HuffPostJapanさんから

添田孝史 @sayawudon

「私は「ペンの力」は二つの能力が必要だと思っています。一つ目は、権力に食い込んで情報を取ってくる力。警察や検察、省庁の幹部、政治家、弁護士など「情報」を持つ特定の人間関係構築が大事」と書いているが、なんだか古臭い。

添田孝史 @sayawudon

権力に食い込んでいるつもりで、結局のところ権力側にとって対して都合の悪くないネタをもらってくるだけに終わりがち。権力のいやがる、がっつり迫る調査報道と、「権力に食い込む」は、べつものなんだと思う。

添田孝史 @sayawudon

調査報道は、きょくたんなことを言えば、権力側と深い人間関係がなくても、役所の広報窓口で対応してもらうとか、開示請求を使うとか、被害を受けている側の現場を丁寧に取材してデータを集めるとか正規の取材方法だけでもできる。

添田孝史 @sayawudon

最終成果物として市民に役立つ記事が書けないなら、懐に入っていても意味ないですよね。このブログを書いた人の先輩である日野行介記者みたいな取材でいいと思いますよ。食い込むというより嫌がられてる関係（すみません、ほめてます）。 twitter.com/TWITTING_TIGER…

添田孝史 @sayawudon

そして日野さん型の取材は、権力に食い込む天稟がなくても、一定の取材方法さえ訓練で身につければ、それなりのレベルは多くの人が達成出来ると思います。あそこまで嫌がられるのは才能が必要でしょうけど（すみません、ほめてます）。

添田孝史 @sayawudon

お勝手から台所にいつでも入り込める御用聞き能力がないことを嘆くより、必要とあらば玄関を蹴破る能力を訓練で身につけましょうということ。合法的なけやぶり方、どこが構造的に弱いから蹴飛ばしやすいか、どの家の玄関を破るといいのか、などのノウハウが必要です。