1988年発売のOVA版アップルシードの制作に関して、看板スタジオであるガイナックスはろくな監修もせず下請けに丸投げし、結果としてクオリティの低い作品が世に出てしまったことと、この件を岡田氏は「機転を利かせて潰れかけていたガイナを救った武勇伝」のように語ることについて、アップルシード側のファンが抱えているどんよりとした感情の記録です。
細かい話は「岡田斗司夫 アップルシード」でググるといいと思います。

毎年丑の日になる度に浮上するT・Pぼんメソッドで、岡田某に大金を握らせて脅してセルOVA版アップルシードを下請けに丸投げせずに全編ガイナックスに作らせたらどうなっていたかみたいなことは時々考えるのです(ブラックマジック、ドミニオンも込みで確実にそこが世界線の特異点って奴だと思う俺
2016-08-12 23:31:09
セルOVA版が1988年、劇場版が2004年であり十年以上塩漬けにされていた間に押井攻殻が公開され「アニメ作品としての士郎正宗作品のニュアンス」みたいなものが完全に押井節で上書きされてしまう訳で、原作味を保ったままでのアニメ化はこのセルOVA版が実質最初で最後のチャンスだった訳で
2016-08-12 23:36:04
岡田某は「士郎正宗作品は芯は単純明快な勧善懲悪物」的な事よく言ってるイメージあるんけれども ドミニオンで「悪人を描いて、それを殺すなり罰してホッとする…こんなパターンんは否定はしないけど僕のガラではない」と言っているし あのおちゃらけ強盗な武悪ですら単純な悪党ではないよね
2016-08-13 05:57:05
自分は岡田さんの視点は面白いと思いますし、ニコ生を視聴するし著作を読む程度にはファンですが完全支持ではないという立場。見解はもちろん氏とは異りますし、何よりOVAアップルシードに関してはもう時効だとは思いつつ絶対に許さないに関しては同意です。
2016-08-13 10:08:29
紅殻のパンドラのアニメにも同様の仄暗い感情があります。でも円盤買ってるよ、人によっては金を出しているというラインでは提供側を潤わせている訳で罪という人もいるでしょう。嗚呼…orz
2016-08-13 10:09:24
OVAアップルシードと違うのは買って中身を見るまで判らなかったというところ。一度テレビ放送されてますからね。まあ円盤で修正ないかなとほんの僅かだけでも期待するところがあったりもしてますが…まあ…このままだとあり得ませんね。どうでもいいところばかり直ってるんだものなぁ…。
2016-08-13 10:10:37
でも外注せず全編ガイナカックスで作られていたかもしれないOVAアップルシードか…。確かにスゴイことになっていたかもしれない。実際でも実写プロローグフィル ムは赤井さん担当だし、OVAアップルシードにもクレジットだけは庵野さん入ってるしな…メカのスーパーバイザーか何かで。
2016-08-13 10:24:19
セルOVA版アップル、一応Sが付かないSWAT隊員のデュナちゃんブリさんの警官バディ物っぽい感じで原作度高めではあるんですが、初期案だと原作一~二巻を忠実にアニメ化する予定だったみたいで後の劇場版と原作のギャップと比較しても「惜しい企画を亡くしました」感がつよくて死にそうになる
2016-08-13 13:17:07
一億譲って制作の丸投げ下請け任せが当時のアニメ業界の通例だったことは飲み込みましょう。でも岡田某がアレを会社を救った武勇伝みたいに語るのは本当駄目。いじめ加害者が言う「遊んでただけ」と同じ理屈・・・駄目・・・人(コンテンツ)一人死んでるんやで・・・(鬼の形相)
2016-08-13 13:17:33
@R_Amano フォロー外から失礼致します。結局「自分たちで作った王立宇宙軍の負債をOVAアップルで支払われた」ことになる訳ですし、挙句赤井さんが「アニメファンも勉強した方がいい時がある」発言を書いた日には傷口に塩を塗っていることになる訳で「それはないわ」な気持ちはありました。
2016-08-13 16:11:26
@GreenTeaNo73 リプどうもです。失敗作と分かりつつも世に出してしまった例はゲームとか他でもよくあることなので別としても、関係者自らそういうこと言うのはちょっと理解出来ないです・・・ましてや自社オリジナル企画じゃなくて原作モノですからね・・・(ゆるさん)
2016-08-13 16:55:32
@R_Amano こちらこそリプ・RTありがとうございます。原作ファンの期待を背負っている訳ですからね…。手元に残ったのはアップルシード読本一冊のみで自分にとっては結構なお宝だと思ってはいますが、天野さんの仰る可能性を考えるといろいろ思い出されて、ぐんにょりしてしまいますね…。
2016-08-13 17:02:37
アニメ業界というのはみんなで支え合うしかない、はずれ作品を定価で買うこともある。ババ抜きのように順番に何らか被害を受けたりしているっていうのはま あ判る部分もありますが、プロなら作り手の事情はお客さんには関係ないはずなのはわかってるいるはず。
2016-08-13 16:24:16
で、経営判断のためにそうしたのならそれはまあそれで仕方ないかなとは思うんです。でも、それは黙っておくべき性質ものでその責任を感じているのであれば墓までもっていくべきだったと思います。まあ確かに面白いエピソードとして読ませてはもらいましたけども…アリかナシかで言えば「ない」ですね。
2016-08-13 16:26:51
まあ、歴史にifはない訳でとことん追求する気はありませんが、あったかもしれないものを思う「感情」としては…シン・ゴジラの影響なども考えるとそうだなぁ…と思います。
2016-08-13 16:34:00
作り手には大まかに「小粒なものを量産できるタイプ」と「大粒なものに全力投球するタイプ」の二種類がいるような気がしていて、後者はその性質ゆえに多作が出来ません。庵野さんなどはこのタイプのような気がして「とりあえず作らせてみよう」というプロジェクトには向かない気がします。
2016-08-13 16:37:55
これはよく覚えていませんがワンダーショーケースで選者のあさのまさひこ氏が誰かWS選出の文章で書かれていたものがベース…というより、そのまま活用させていただいている考え方なのですが、後者のタイプは確かにその使い方を間違えると使う方も使われる方も残念な結果になるような気がします。
2016-08-13 16:39:59