アイドル髭切【鬼退治編】

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

【お知らせ】本日から一週間の更新ストーリーは全体的にとても不穏です。今一度仕様書をご確認ください。また@tosに投げる場合がございます。よろしくお願い致します。

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「た だいま。もう厨に行っても何もないよね。さっき買ってこれば良かったなぁ。お腹空いた……万屋、この時間にやってたっけ」おかえり兄者。こんな時間に？俺が行こうか？「大丈夫だよ。いってくるね！」……ああ、いってらっしゃい。

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「種類は現世のコンビニのほうが多いけど、味は万屋かなぁ。やっぱりあのお団子……。…………ッ！！(ただならぬ殺気を感じ刀身を抜き去った刹那、間一髪で刃を受け止め)……“膝丸”！！」『久し振りだなァ！なかなか来てくれぬのでこちらから参った！髭切位しか俺と対等にやれる刀がいないのだ！』

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(額に一本角。瞳はギラギラと青白く輝き口角を歪め下衆な笑みを浮かべている)「……はぁ、姿も雰囲気も随分変わってしまったね」『……昔の記憶などいらぬ。どうせ俺が書き換えてやるんだからなァ！』「……」『髭切こそ。随分腑抜けたように見えるぞ。人間なんぞに媚を売って何が楽しいのだ？』

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「……今のお前にはどうでもいい事だろう？捜す手間が省けたのは好都合だ！どこからでもおいで！その汚れてしまった刀身、今すぐへし折ってやろう！」『はっそれでこそ髭切だ！貴方がいなくなればこちらも動きやすい！』「そう簡単にやられるものか……やあやあ我こそは！源氏の重宝！髭切也！！」

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『…………』

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『…………嘘だろ？』

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『弱い。弱過ぎる！いつからそんなに弱くなったのだ？貴方は本当に俺の兄者か？……ああ、今は話せないか』

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@tos 髭切：【重傷(戦線崩壊)】

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『……少しでも期待した俺が馬鹿だったのか。貴方なら俺を……と、思ったのに。……さようなら、髭切』

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@tos ……ﾋﾟｼｯ【刀剣破壊】

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いくらなんでも遅過ぎる。……兄者っ。

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『……遅かったなァ。二振り目の俺。いつぶりだったか忘れたが、元気だったか？』

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……ッ！！兄者？！っ、貴様……！その足を退けろ！！今すぐにだ！

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『心配するな。辛うじて生きている。お守りのお陰でな。だがこんな程度で俺を倒すのは到底不可能だ』……っ！この俺と戦え！『貴様は髭切より弱い。興味ないな。……大体、髭切を頼むと言った筈なのだが。お前は何をしていたのだ？仲良しこよしも結構だが、貴様らは刀剣男士だろう？』

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『嗚呼、情けない！刀の癖に弱いなんて、存在していて恥ずかしくないのか？』……ッ、いい加減にしろ……！『言われずとも、もう用は無いのでな。……次に会うのは一週間後だ。では……失礼する(踵を返すと時空の裂け目の中へ消え)』……兄者！！い、息が……！すぐ手入れ部屋に！

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(手入れ部屋)「……僕は、弱い。このままでは“膝丸”を止められない。……強くならなきゃ…………」

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鬼退治まで、あと七日。

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長谷部『厚樫山へ単騎出陣？あそこは検非違使も出るんだぞ』「…………」『はぁ……ならば膝丸とあと一人大太刀を連れて行け。それと、お前が隊長なら許可してもいい。どうせ突っ込んで行くのはお前だろう？重傷で即帰城だからな』「……っ！有難う近時くん！」『毎回あいつのせいで……胃が痛い』

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(三条部屋)「石切丸！」『おや、君が来るとは珍しいね。腫れ物でもできたかな？』「僕と膝丸と厚樫山に出陣して欲しい！君と膝丸は見てるだけでいいから！」『え？今何と……？』「良かった！これから出るからよろしくね！」「あの……えぇ？……まだ何も言っていないのだけどなっ」

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(厚樫山)石切丸『……本当に私達は見ているだけでいいのかい？』ギリギリまで手を出すなと言われているのでな『だが中傷だよ？』……『彼、お守りは持っているよね？』出陣前に渡した『ならいいのだけれど……あ。一人で六振り倒してしまったね。次は三マス目だ』……『っ！……検非違使がでたよ！』

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「ギィエァァァァァァ！！」……っ！「手を出すな！！」っしかし！『残り四振り……』「……ぐっはぁッ！」兄者ッ！『もう無理だ！膝丸、いくよ！』……ッ畜生がぁぁ！！「……っ！冷静になるんだ膝丸！重傷の髭切を庇っているせいで分が悪い！」わかってる！！「ぐ……！平常心…平常心…っ」

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……はあ、くっ……『はぁ…はぁ…わかってたけど、きついな』……兄者、帰ろう？「　　」『……体は私が担ぐから、君は髭切の本体を』……『本当にこんな無茶をしなければならないのかい？』……『……さすがに庇いながら戦えない。次からは四振りでいく』……っ、すまない……心から、感謝する…

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@tos あれは……

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@tos 【新たな刀剣を発見しました】