@shnszkさんのカメラ談義

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

デジカメ買うなら？という質問に即キャノンEOSkissX4と答えます。僕がカメラを選ぶ基準は、まず機動力です。バッテリーの持ちから、電源を入れてから使えるようになるまでの起動時間、撮影後次のシャッターまでの処理時間、そして重量、頑丈さ。ほとんどのカメラが同じ水準まできていますが、

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

さらに操作性という第二の条件を当てはめると、キャノンでなければ、という解に導かれます。ボタンへの機能の当て方や、実際手での操作性、指の運び方、グリップ、どの現場でも第一線で使われる一眼レフのデザインを廉価版にも落とし込んでいる贅沢さがあります。

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

ニコンは？という質問に関しては、レンズマウントをオートフォーカスの一般化を予見してかなり早い段階で再設計していたためフルサイズのCCDをマウントできるようになり、超音速モーターでの高速フォーカスも可能になっているという差でキヤノン！に軍配が上がります。

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

実際２年前まで単焦点レンズしか使わなかった僕がズームレンズを主要レンズにしたのは超音速モーターと、広範囲のズーム、フルサイズCCDと、先の操作性／機動力、そしてCaptureOneでの連結撮影ができる点が最も大きな点でした。

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

コンデジに関してはソニーのWシリーズがあり３台つぶすくらい使い倒しました。がシリーズ更新によりタッチパネルや乾電池のバッテリー搭載、フラッシュのクイックシューがなくなり、実用度が下がったため、そのころからIXY ISシリーズを使い始めました。

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

丁度ソニーWシリーズが消えて行った時期にでてきたIXY 25ISは当時ズバ抜けた操作性と機動力でその後２台使い、さらにその後継の400Fも使いました。さらにその次段階として一日１０００枚というハードルを越える、起動する時間もズームする時間も省略するためKissX4に辿り着きました

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

ファッションという点ではPENやNEXも良いかもしれません。でも、カメラという道具として真摯に見たときに僕には機動力や操作性といった点が、決定的な瞬間、を逃さない大切な要素だとおもいます。人でもカメラでも、中身は見た目を結果で越える、と思うのでこのカメラに非常に満足しています。

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

高解像度なCCDで静止画のみならず映像までも撮影できてしまう。いま、CMや映画もCANON5Dmk2で撮影されている時代、X４はその弟の様なものです。オシャレさより、現場に近いという点がこのカメラの信頼できる点。5Dも二台所有していますが、静止画ではX4の方が出番が多いです。

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

こと写真においては、機材よりアイディア、腕よりセンス、という事がテクノロジーの進化において、より際立ってくるでしょう。さらに静止画から動画を設計して行く能力や、動画から静止画を切り抜く能力など映像というカテゴリ内での融和が進んで行くので、より技術の計りが希薄化していきます。

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

僕の勝手な読みでは、CANONはこれからさらに映像と静止画を一台のカメラから制作出来る様なプロダクトを作り出すと思います。それは写真、あるいはカメラがさらに上位構造へ進むべく、道具としての大きな進化が起きます。それによって写真家やキャメラマンなどの職業の垣根が一気に崩壊する。

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

＜続：推測＞ミラーレス一眼レフを頑に発表しないキヤノンの沈黙には、EOSシリーズでミラーレスをスタンダードにする位の本格的な開発に着手し、ぼくらにそんな夢を実現してくれるためなのではないかと思っています。X5のバリアングルディスプレイなんてまさにそんな兆候の現れでは、、。

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

これはぼくが学生時代からの噂ですが、キヤノンのカメラ開発はフラッグシップ機へのノウハウを下位クラスで試験的に導入していわばテストし、耐えうる機能は上位機種へフィードバックする。というルーチンではないかと。これ前提だとシリーズの発売傾向から見ても納得できる順番が見えます。

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

ハッセルを使ってからというものいままでのレンズ観がガラリと変わり、かなりシビアに画像を見るようになってしまった、、。良いカメラに写真を教わる、３０代からのハッセル、、おそるべし、、、。

鈴木心｜写真家 @suzukish1n

と、ひとりカメラ談義終了〜！とかく、ぼかぁキヤノンがだい好きなのさ！本当に本当にいつも助けていただきありがとうございます！