キャプテン翼のピッチが広すぎる(ように見える)理由

ロナウジーニョのキャプテン翼に対する発言から、キャプテン翼の演出について
10
Sam-A @S_a_mA

何度も話題にしているけれど、外国人選手が語るキャプテン翼に親しんだエピソードとしては、ロナウジーニョの「(ユース代表として)初めて日本に行った時にサッカーグラウンドの広さがブラジルと同じことに驚いた」というコメントの本気度は、後の世代まで語り継ぎたい。

2016-08-22 23:47:30
幻導機 @gendohki

解らない人には意味不明なコメントだろうけど、アニメのキャプテン翼ってゴールに攻め上がる描写に、 「地平線からゴールが昇ってくる」 ってことをしていたのよね。何kmあったのやら…。 >twitter.com/S_a_mA/status/…

2016-08-24 08:30:34
腐ってもエビ@2023年コンテンポラリーミュージック破壊活動分子 @kusattemoevill

これはアニメにおける古典的な演出のひとつで、カメラ位置を低くしながらキャラクターが移動している様子を描写するための手法なんだよね(足をバタバタさせているだけでは実際移動してるのか、移動速度はどの程度のものなのかがわからないので、地面を移して相対速度を表現している)

2016-08-24 13:46:15
腐ってもエビ@2023年コンテンポラリーミュージック破壊活動分子 @kusattemoevill

先ほどのキャプ翼地平線問題、こうしてみるとわかるのだが、 ①ドリブルしてる人付近の地面 ②ボール ③ゴール ④相手チームの選手 こういった要素を無理なく画面に収めるためには、どこかで嘘をつかないといけない pic.twitter.com/bQQjX3nx7T

2016-08-24 14:40:07
拡大
腐ってもエビ@2023年コンテンポラリーミュージック破壊活動分子 @kusattemoevill

リアルなパースの取り方でもこれらを映すことは可能ではある。ただ“効果的に”映したい場合は別。 例えばゴールとキーパーの「待ち構えている感」を演出したい場合、カメラを低くして正面〜アオリで映したい。 先RTの「地平線から迫り上がってくるゴール」はこれをさらに強調した演出だろう

2016-08-24 14:52:56
腐ってもエビ@2023年コンテンポラリーミュージック破壊活動分子 @kusattemoevill

また、背後の情報を取捨選択したい場合にも有効になる。 例えばこのシーンで重要なのは ●スライディングでボールを取ろうとする相手選手 ●それを躱すボール保持者 の二人だ pic.twitter.com/d3LTrNXP7i

2016-08-24 14:56:25
拡大
拡大
腐ってもエビ@2023年コンテンポラリーミュージック破壊活動分子 @kusattemoevill

これをリアルな構図で映した場合、背後に他の選手やベンチが映り込むことになり、そのカットにおける無駄な情報が画面に入り込むことになる。 「そのカットだけ背後のベンチや選手を消せばいいだけでは」と思われるかもしれないが、そのせいで前後の他のカットと繋がらなくなる危険がある

2016-08-24 14:59:08
腐ってもエビ@2023年コンテンポラリーミュージック破壊活動分子 @kusattemoevill

先に言ったとおり、この「地平線をかなり近くして画面に入る情報量を操作する演出」はかなりポピュラーで、現在の深夜アニメでも頻繁に目にする筈。 キャプテン翼に対してばかり言われるのは、ボールを収めつつ他のモノとの位置関係を示すカットが多いからではないか?

2016-08-24 15:06:15
腐ってもエビ@2023年コンテンポラリーミュージック破壊活動分子 @kusattemoevill

ちなみに接地しつつ高速で移動する対象を頻繁に映すアニメというと『ミニ四駆』等が思い浮かぶのだが、やはりこちらでも「地平線を近くに設定する」演出は使われている。このカットとか pic.twitter.com/Db7eWfz0ev

2016-08-24 15:07:57
拡大