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【ザ・キング・オブ・デス・アンド・ナッシングネス・イズ・カム】

すみゆ忍と死と虚無の王の話 の、嘘予告です
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不幸鳥 @hukurou_nayuta

◆嘘-USOYOKOKU-◆嘘予告(うそよこく) ◆予告-ウソヨコク-◆ #HkruNj

2016-08-25 22:16:52
不幸鳥 @hukurou_nayuta

スペシャルコラボ野外ライブをしていたデモニックグレイブ、ブラッディスウェット、ジューテイオン、ブルータルブラインドビーストはとてつもない威圧感、恐怖にその演奏をやめた。そして、後ろのセットを破壊し、遠方を見た。「「「「ウワアーッ!?」」」」彼らは思わず悲鳴を上げた。客もパニック!

2016-08-25 22:19:59
不幸鳥 @hukurou_nayuta

ジューテイオンは大慌てだ。「お、オイ、ありゃオバケか!?デモニックグレイブ=サンあれ何とか出来ねえか!?」「バカ言え、オバケは専門外だぜ…いや、あれはオバケなんてものじゃねえ」「ここから見てもわかるくらいでけえぜ…」「アアアダブ…ブラックでメタルなシルエットだ」落ち着きがない!

2016-08-25 22:23:05
不幸鳥 @hukurou_nayuta

彼らは決断的な目をし、互いの顔を見合わせた。「あれはでかい。かつ、ヤバイ。そんなときは…」「「「「逃げろォーッ!」」」」四人はステージを飛び越え、客たちに呼び掛け、逃げた。走れ!絶望の足音からただ逃げろ!!

2016-08-25 22:25:15
不幸鳥 @hukurou_nayuta

「ゴシップヒーロー。ゴシップヒーロー?……アタシの名前、本当にそんなだったっけ?」召喚士は一人ぼやきながら、…ここは何といったか…どこかを後にした。そして、何かするべきことがあったはずだが、思い出せないのでとにかく街を歩くことにした。そこで、彼女は見た。

2016-08-25 22:28:49
不幸鳥 @hukurou_nayuta

「何…アレ…」ゴシップヒーローは思わず口にした。何か黒い、強大な存在が、ゆっくりとネオサイタマを闊歩している。その死の足音は、彼女にも聞き取れたことであろう。「うわ、うわうわうわ!マズイ、ナンデ、アタシはどうすれば!?」ゴシップヒーローは狼狽える。「アタシでも何とか出来るか…?」

2016-08-25 22:31:42
不幸鳥 @hukurou_nayuta

【ザ・キング・オブ・デス・アンド・ナッシングネス・イズ・カム】

2016-08-25 22:33:10
不幸鳥 @hukurou_nayuta

夜闇よりも深い黒が、ゆっくりと移動する様を男は見ていた。それは悲鳴を生み怨嗟を呑み込み、虚無を撒き死を降り注いだ。「アーララ。こりゃあご贔屓にしてるアマクダリ・セクト様もアブナイかもねェ」それがどこへ向かうつもりなのかはわからない。だがそちらへ影響が出ないとも言いきれない。

2016-08-25 22:38:01
不幸鳥 @hukurou_nayuta

「どっちにしろ、見過ごすわけニャアいかないね!」男は屋根からしなやかに跳躍した。「モフモフ!」変わったシャウトを一声、宙返り。満月の夜に、化け猫のシルエットが踊った。

2016-08-25 22:41:01
不幸鳥 @hukurou_nayuta

「逃げろ!聞こえるか、俺の声が聞こえたのなら今すぐ逃げろ!」男は走りながら叫ぶ。傍らには赤いジャケットを着た若い女。人々は混乱し、逃げ惑う。中には自らそれへ向かっていくものもいた。大方、なんらかのカルティストだろう。多くの人は何が起こっているのか理解出来ていない。

2016-08-25 22:45:21
不幸鳥 @hukurou_nayuta

男、チカテツは呼び掛けながらも死と虚無から逃げる。「ねえ、どこまで逃げンの!」隣を走るパッショネイトはチカテツへ怒鳴った。「どこまでもだ!」「アタシらに何か出来ることないのかよ!うちらはニンジャだ!」自分達はただ逃げるばかり、得体の知れぬ強大なそれはその間にも命を吸っていく。

2016-08-25 22:48:05
不幸鳥 @hukurou_nayuta

パッショネイトは苛立ちを感じていた。何もしなければ状況は変わらない。だがチカテツは叫び返す。「出来ることだと?何も出来ない!そうさ、俺らは確かにニンジャ。だがあれはそれ以上のバケモノ」チカテツはサイバーサングラスを少し上げ、後方を見やった。何か大きな黒いものが蠢いている。

2016-08-25 22:51:05
不幸鳥 @hukurou_nayuta

「……ニンジャスレイヤー=サンは…?」パッショネイトは彼ならば、あるいはと祈るよう口にした。チカテツは首を横に振った。「キョートで、ザイバツとやりあってるとかないとか」「畜生!」

2016-08-25 22:54:02
不幸鳥 @hukurou_nayuta

「オイ、ゴッドファーザー=サンよ、ありゃあなんだ!」ハスカールは教会の窓越しに恐ろしいなにかを見ながら言った。「あれは……バカな」神父姿の男も窓を覗き嘆息した。「アイツぁ……殺せるのか」「不可能です。あれは『死』と『虚無』。決して、この世から消えぬもの。殺せるはずがありません」

2016-08-25 22:58:38
不幸鳥 @hukurou_nayuta

ハスカールは眉根を寄せる。「死か。そんな大したもん、どっから涌いて……」ゴッドファーザーは考え込む。「……『喚ばれた』と考えるのが妥当ですかね」ゴッドファーザーは『ナヅケノミコン』をパラパラと捲り、あるページを開いた。書かれた名前。[ゴシップミル]。「奴か……!」「エエ。恐らく」

2016-08-25 23:01:06
不幸鳥 @hukurou_nayuta

「ゴシップミルの奴を殺しゃあアイツは止まるか?」それを神父は否定した。「そうしてしまえば、あれは永遠にここから去らない。基本、喚んだものでなければ、帰せないのです。にしても妙だ」ゴッドファーザーは本を閉じ、懐にしまった。「彼女にはここまでのことを出来ないようになっているのですが」

2016-08-25 23:04:04
不幸鳥 @hukurou_nayuta

──アカルヒカリ大社──

2016-08-25 23:06:20
不幸鳥 @hukurou_nayuta

神社の境内には、あのミコー・プリエステスがいつもと変わらぬ笑みを浮かべ佇んでいる。その傍らに、薄青い肌の大柄な男の姿。彼の名は、ウーパールーパー。ミコー、プロファネイションは、迫る死と虚無の王を前にその余裕を崩さない。「あらあら。こんなのが街をうろうろしてはいけませんわ」

2016-08-25 23:08:20
不幸鳥 @hukurou_nayuta

ウーパールーパーは腕を組み、力強く立っている。その三つの目は閉じられている。彼の耳には不穏な音が、悲鳴が、嘆きが、讃える声が、聞こえている。「だって、私のご飯がなくなってしまうもの。死活問題ですわ。その点は、貴方もそうでしょう?」プロファネイションの姿が、ざわざわと変貌していく。

2016-08-25 23:11:30
不幸鳥 @hukurou_nayuta

ウーパールーパーの隣に、可憐なミコー・プリエステスはもういない。代わりに、名伏しがたいおぞましき生き物が、ひどい臭気を、凄まじい殺気を放っている!ナムアミダブツ!((死と虚無の味、確かめてくれるわ!))ウーパールーパーはカッと目を開く。拳を天に掲げ叫ぶ。ただ一言。「消えい!」

2016-08-25 23:14:05
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