肉球のシン・ゴジラ感想まとめ

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

映画館に到着。シンゴジ観るぞ！　めっちゃ混んでるな！

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

シン・ゴジラを観ました。 五回くらい、「あ、私死んだな」と思ったけど、無事生きて帰ることができました。 絶望感で涙眼になりながらの観賞で、ラスト鼻がぐずぐずしたけど、とにかく凄い映画だった…

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

人間は群れの生物だから、死んでも、犠牲が出ても、数が残ってるなら戦えるんだよな。屍を乗り越えて、築き上げたもの全部使って、生存闘争を制した。人類か、ゴジラかだった…

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

しかしパソコンでないと打ちづらいので、シン・ゴジラ感想はまた帰ってきてからゆっくりやろう。

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

さて、帰宅してお風呂とかいろいろしたので、シン・ゴジラ感想を書きます。タグはこれでっと。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

シン・ゴジラ、黙示録がごとき圧倒的な絶望感、それに抗い立ち向かう人々、それらが熱狂的ではなく、静かな熱を湛えて描きぬいた物語でした。 あの放射能熱線に、私は「これ、もう駄目だ」と呆然たる気持ちになったけれど、劇中の人物たちは、それでも諦めないのです。 ＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

劇中の人物たちは、逃げようがないから戦うしかなかったのだろうか？　いや、そこには確かに、強い強い意志と誇りがあったのだ。 前から二番目の端っこという見づらい位置だったが、劇場で観れて良かった。逃げ場のない感覚と、大画面での鑑賞！　音響の臨場感！＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

最初のうちは「会議もいいけどゴジラもっと見せてよ～」とのんびり構えていた私ですが、段々とゴジラに対する恐怖が募っていくにつれ、会議パートの静けさに癒やしを覚えるようになっていきました。そして人間同士のやりとりに、癒やしから希望を得て、完全に物語の中に没入していた。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

私は普段、映画といえば洋画を吹き替えで観る人で、外国の俳優さんが、声優さんの声でしゃべる様はとてもフィクションのラインを上げてくれる。だから久しぶりに、日本人が演じて俳優自身がしゃべる邦画を観ると、生々しさに驚くほどだが、この映画の没入感はそれだけではなかったな…。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

現実では週明けの台風とか結構心配しているというタイミングもあってか、いつも以上に話に感情移入していた気がする。人の死が描かれてない？　あれ以上やられたら、とてもじゃないけど私の身がもたないよ！　何度「ああ、あの人たちは死んだんだ……」と暗澹たる気持ちになったか！＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

見慣れた日常の風景が、突然非常に変わり、プッツリ終わる人生。避難準備をしていた端から、建物ごと倒壊して終わる家族。光が消えて、命が消えて、人がいなくなる町。戦いを挑んで墜とされて、それでも、作戦は続き、他の人たちの人生が勝ち取られた。歴史の物語だった。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

私はあの映画の中の人たちが、予想もしない怪獣の来訪によって、ふっと死んでいったのがとても悲しい。死ぬだろうと分かっていても、危険な作戦を実行し、やはり命と落としていった人たちが悲しい。それでも生きていかなきゃいけないんだ、だから戦うんだ。そう言われてるようだった。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

最初のアクアラインで亡くなった人たちとかさ、怪獣なんてものがいたなんて、永遠に知らないままなんだよ……。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

ゴジラにとっては、たまたま自分が歩いてる方向に、よく分からん何かの巣があって、でもそんなの知らんから歩いて行くぜ。死ぬかもしらんけど知ったこっちゃないよね。程度のことなんだろう。 でも私たちは死にたくない、だからお前を殺す。 そして、私たちの勝ちなのだ。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

その勝ちをつかむまでに、犠牲があって、駆け引きがあって、……なんか思い返していくと、また胸が詰まってくるな。ラストのあれはあっけないほどだったが、誰も歓声を上げなかったのは、誰もが本当に力を出しきった戦いだったのだなと思えた。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

ゴジラが可哀想だという声がある、映画を見終わった後、すれ違ったお姉さんがたも可哀想だと言っていた。それは強者の余裕でもある。だが、ゴジラも我々も、お互いが「好きにした」結果なのだろう。好きを貫ければ、誰かが可哀想なことだって……ね。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

誰もが真摯で懸命に、「好きに」した物語は、やはり強烈な輝きを放つ。天国か地獄か、生きるか死ぬか。根源的で本質的な、そしてとても人間らしい戦いの果て。あの世界は、残されたものにもやがて慣れながら、タフに続いていくだろう。ただ、最後に映る尻尾の形は、酷く不気味だった。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

ゴジラの繁殖可能性が少し触れられていたから、あの尻尾がそれを示しているのかと思うと続編の予感を思うが、なんとも恐ろしい。この映画のゴジラは、本当に、本当に、怖かった。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

停電し闇に落ちる都心、その中で赤く輝くゴジラの姿。そして、あの放射能熱線。 ただの威力で言えば、人類が作り上げた兵器が上回るかもしれない。でもあの火の海は、生物としての脆弱性をこちらに叩きつけてくるような、俺の前では貴様らは虫けらなのだと蹂躙する一撃だった。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

人が作り上げた兵器なら、爆心地の跡だってそうは思わなかったかもしれない。ただの一個体の生物が、敵意を持ってそれを為した。それが恐ろしいんだ、あの放射能熱線は！　だから怖いんだ、私達が反撃し、攻撃し、「怒った」あいつが「殺してやる」と放ったものだからだ！＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

あれは形を持った災厄、だが同時に、恐るべき「生き物」なんだな。形のある災厄は、台風や地震と違って殺せるからいい。劇中でもそう言われていたが、「生きている」相手は、心のない災厄よりも、やはり、よほど恐ろしいものだ。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

うーむどっぷりあの映画に浸かってしまったな今日は……！ 例の作戦とかも、普段なら流れ的に「これで決まりだろ」って考えそうな私なのに、今回は「失敗したらどうしよう」「本当にこれで倒せるんだろうか」とハラハラシドおしだったから、心臓を、物語に掴まれていた。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

言い回しを変えながら同じこと何度か言っちゃっているけど、まあそれだけ強烈だったということで。本当にねー……面白いっていうか、凄い、凄絶な映画だった！　メタを言えばそりゃ勝つし、ゴジラは倒せるだろうさ。でもそんなしゃらくさいこと、全部忘れて飛び込める映画だったよ。＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

いや飛び込めると言うか、すっぽり落とされていた感じかな。ともあれ、私のシン・ゴジラ感想はこんなところです。実に圧倒される映画体験でした。劇場もほぼ満員だったし、これはどんどん観られていって欲しいですね！＃シンゴジ感想

雨藤フラシ（肉球）鏡迷宮綿花追放 @Ankhlore

あっ、一個忘れてた。蒲田くん！ あれ何のことかよく分からんくて「シンゴジのキャラらしいけど、きぐるみかな？」「バイオメカゴジラかな？」「ゴジラに倒される前座怪獣かな？」と全く前知識入れんまま見に行ったんで、正体に驚きました。まさかああいうことだったとはね……はは。 ＃シンゴジ感想