「目を丸める」という表現について

Ｃ・くじら @c_kujira

ノベル系のソシャゲで「目を丸める」という表現が出てきてイライラする、と校正の仕事してる友人に語ったところ「ラノベでは普通に出てきますね」と。あ、さては変容しつつある日本語か。ら抜き言葉のように。んでは仕方ないね。イラッとするけどね^^;

餅 @abemochi

こないだラノベ界隈で見る「目を丸める」という書き方にモヤモヤするってつぶやき見て、そんな表現があるのかって思って手元の同人小説みたらあった　これはどういう意味なんだろ。「目を丸くする」の変形？

mizunotori @mizunotori

「目を丸める」という表現に対する疑義を見かけた。「目を丸くする」の意味で「目を細める」のような形になったものと思われる。少なくとも「目を細める」ほどには市民権を得ていない表現であろう。「ラノベで多い」と言われていたので検索してみたら本当に使用されていた。もちろんラノベ以外の小説や

mizunotori @mizunotori

新聞記事などでも使用例が引っかかるが。この手の調査の定番として青空文庫を検索してみたが佐々木味津三「右門捕物帖」でのみ使われていたのでこれが初出か。Twitterで検索すると、なりきりチャットのロールで使われているのが大量に引っかかるので、このあたりから創作者に広まったのかとも。

mizunotori @mizunotori

ラノベでの用例検索はBOOK WALKERの横断検索機能による。

mizunotori @mizunotori

「目を丸める」、若者言葉ではなさそうだし、頻繁に見かけるわけでもない、誤用としてそれほど糾弾されてもいない、一見してありそうな言葉だけど、辞書には載っていない、でも小説ではちょいちょい使われている、というあたりが面白いんだけど、TLでよく見かける辞書の人に分析していただきたい。

mizunotori @mizunotori

「目を細くする→目を細める」から考えると「目を丸くする→目を丸める」は実に自然なので、むしろ何故「目を丸くする」が残ってきたのかのほうが問題だったりするのでは。