明治以降に日本人が、自分たちの欲望の解放を制限していた「技術の天井」が取っ払われたため、どんどん遠洋に出てマグロやクジラ、ウナギを取りまくり、絶滅の危機にまで追い込んでいく流れは、人間の貪欲さと無節制の象徴と言えるでしょう。
日本のマグロ漁業は「異常」 危険な状況が... abematimes.com/posts/1196919 刹那的な採集生活を送るような人たちに今我慢して後で沢山食べられるような考え方を啓蒙することが「文明」なら、とにかくウナギもマグロもあるだけ食べちゃう日本はまだ「未開」と言っていい。
2016-09-04 08:38:18海女さんが水中眼鏡などの近代的な道具を手に入れた時も当初は「こんな便利な道具があればいくらでも採れるじゃん!!」と採りすぎて数年のうちに漁場を枯渇させるという事態が相次いで、結局海女同士の取り決めで漁獲制限や漁日制限が課されるまで解決する事がなかった。
2016-09-04 08:51:15我々が今でも振り回す「自然に感謝の気持ちを捧げつつ戴く気持ち」なんてもんは結局のところ人口が少なくて技術も稚拙故に相対的に無限に等しいほど漁場が豊富だったから成り立っただけで、技術が進歩して根こそぎ捕れるようになった今でもそんなメンタルでいたらそりゃ破綻する。
2016-09-04 09:00:40江戸時代くらいにして既に「新田の開拓をし過ぎて、山を切り崩し水害多発」なんてことが起きています。当時の技術では限度があったので、その辺で終わりましたが。
2016-09-04 14:20:04明治以降に漁業の技術が発展した日本人が、自分たちの欲望の解放を制限していた「技術の天井」が取っ払われたため、どんどん遠洋に出てマグロやクジラ、ウナギを取りまくり、絶滅の危機にまで追い込んでいく流れは、人間の貪欲さと無節制の象徴と言えるでしょう。
2016-09-04 14:23:34「日本人は昔から魚やクジラを食べ続けていたし、自然に感謝をしてきた」と言うような詩的な意見は、日本人が明治以降に江戸時代までの自然との共存を無視した程度の漁業を行い、大量の消費と廃棄を行っているという時代の流れを完全に忘れさっているので無意味です。
2016-09-04 14:26:14そもそも江戸時代のクジラ肉というのは、猟師たちがモリを持ってクジラを刺して格闘したり、時たま流れついたクジラの死骸をありがたがって食べたりしていたもので、そんなに食卓に頻繁に上がるようなものではありませんでした。「国民みんなが鯨のベーコンを食べていた時代」とは大きく違います。
2016-09-04 14:31:26