「#24条変えさせない キャンペーン キックオフ・シンポジウム」に関するツイート記録

(元)レッシーぱぱ／石原隆行 @ressii_papa

「24条変えさせないキャンペーン キックオフシンポジウム」参加のため、四谷の上智大学に来ています。これからできる範囲で話された内容をツイートしていけたらと思います。会場には事前登録していない人も含めて席につけるだけの人数を入れるようです。すなわち満員。 #24条変えさせない

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室蘭工業大学教員・清末愛砂さんからの挨拶。きょうをきっかけに運動を大きく盛り上げていきたい。 #24条変えさせない

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首都大学東京教授・木村草太氏の講演「憲法24条の現状について」 明治憲法下では民法上の家制度の規定のみ。家庭の中での女性の地位は低かったようだ。このような状況の中で新しい憲法の制定が行われた。 #24条変えさせない

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4) GHQ案第23条→条文の形に整え帝国議会にかけて成立 結婚のためには両親の同意が必要→変える　出来た趣旨からして「両当事者の同意のみ」により結婚が可能に。 同性婚の禁止規定とするのは文言解釈上不可能。 #24条変えさせない

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5) 条文の原案を書いたベアテ・シロタ・ゴードンの紹介。 ※青年劇場の舞台「真珠の首飾り」でもおなじみ。 6) 夫婦別姓違憲訴訟で登場。民法750条が違憲と訴えたが原告の代理人が通らない主張をしたため敗訴（過去に「Session 22」などで語られた内容）。 #24条変えさせない

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7) この裁判の判決で最高裁は24条について「（婚姻は）当事者間の自由かつ平等な意思決定に委ねられるべき」との解釈を示した。 8) あくまで「精神」を高らかに謳いあげたもの。 #24条変えさせない

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北原みのりさん登場。木村草太さんとの対談に移行。ここからはかいつまんで目立った発言（個人の判断です）をツイートしていきます。 #24条変えさせない

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北原「女性差別だ、という意見が憲法に伝わらないのは問題。「性差別を訴えたから負けた」という木村さんの主張についてもう少し詳しく聞きたい。 木村「もとから違憲なのであっていまさら何を日和っているのか」 #24条変えさせない

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木村「「男性と女性が不合理に区別されていて不合理」と原告側は主張したが「区別そのものがない」と最高裁は判断した」 北原「「差別」としての認定がされないのはなぜか」 木村「背景に差別感情があることは主張されていない。差別されない権利を最高裁は認めていない」 #24条変えさせない

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木村「自民党の24条草案は言及する価値がない、あの草案は全体として意味がない」 「親の反対があったから婚姻届が出せなかった、というようなことがなくなって24条の価値が見えにくくなっている」 #24条変えさせない

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北原「女性差別が24条の草案から見える（のが許せない）」 木村「自民党に言うと「大した意味はない」というが法的には引っ込めない。なぜかを聞き続けるなどチクチクやり続けることが大事」 北原「何が差別なのかが伝えにくい世の中になっている」 #24条変えさせない

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右派の動きに関して能川元一さんのお話。 彼らは最初の改憲運動に成功するか失敗するかにナーバスになっている。そこでとにかく有権者の抵抗感の薄いものを取り上げようとしている。現時点で（憲法改正を希望している条項のうち）一番オッズが高いのは緊急事態条項。 #24条変えさせない

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（引き続き能川さん） ただし土壇場で変えてくる可能性もあり、24条についても要注意。 ※この間、「正論」「明日への選択」などに出てきた右派の考え、世界観を紹介。 「少子化はGHQの仕組んだ罠だ」と大真面目に言っている。 #24条変えさせない

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家族に関して暗い側面を見たくないときに「家族は大事なものだ」という訴えは一定の支持を得る（ので注意）。（能川さんの話終了） #24条変えさせない

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清末愛砂さんより 「新自由主義と家族主義の結びつき、24条の意義」について 「【差別や暴力の温床としての】家族」におけるジェンダー差別の否定」 「家制度を変えさせたのは監視体制＝戦時体制への否定である」9条と24条は一連のものとして捉えることが大事。 #24条変えさせない

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引き続き清末さん。 「貧困と格差、安保関連法などの状況見ていった時に、9条、13条、14条、24条、25条を一体のものと捉えていくことが必要。」 社会全体を統制し「家族の助け合い」で家族間の相互監視体制を作り、ナショナリズムを煽れば理想的な強権国家を作れる。 #24条変えさせない

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引き続き清末さん。 新自由主義に基づく経済政策と家族の助け合いの共通点は「介入をやめる」 すなわち「家族の助け合い」により福祉を切り捨てる＝社会保障を家族に肩代わりさせることになる、そして介護ビジネスが利益になる、といった結び付きがある。 #24条変えさせない

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赤石千衣子さん。 「介護を社会化する」ために作られた介護保険が恐ろしいほど「家族頼み」になっているが、女性運動からの反対の声が弱まっている。 シングルマザーの場合は「（多様でない）家族」というものから外れている。そこになぜ社会保障を出すのか疑問視されている。 #24条変えさせない

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引き続き赤石さん。 家族の収入によって規制されるものがいろいろ出ている。児童扶養手当や生活保護など。24滋養が改正されなくても進んでいるが、この上明文改憲されたらたまらない。 #24条変えさせない

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打越さく良さん。 動揺しているので用意したものを読み上げる。24条が徹底されていないから尊厳が守られないのが現状。自民党改憲草案の24条は個人が家族という単位を尊重しろ、と言っているように見える。選択制夫婦別姓を冷めさせる意志も感じる。 #24条変えさせない

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引き続き打越さん。 苦しんできた女性たちの視点からどうやって違憲の訴えをしてきた。夫婦別姓ができないから通称使用……という問題点も指摘されていない。 #24条変えさせない

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大橋由香子さん。 24条と産む産まないとの関係 「平成版産めよ増やせよ」時代錯誤な流れが来ている。堕胎罪は続いている（原則中絶禁止、女性だけが罰せられる）が「優生保護法」により例外的に認められてきた（※この法律によって産む権利を奪われた女性も多い）。 #24条変えさせない

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引き続き大橋さん。 少子化対策について。なるべく早く妊娠し出産してほしい、という政策が次々に出てきている。出てくるライフコースは女性のみ（結婚、出産、仕事もする） 「産めよ増やせよ」→戦後「産むな」（上からの命令）ではなく当事者が産むか産まないかを決める。 #24条変えさせない