世界樹の迷宮5 ロールプレイ記録 1日目
始まり
「ここは・・・どこ・・・?」目を覚ますと、知らない空気が流れていた。人はいない。豊かな自然と・・・天にそびえる、巨大な世界樹だけが見えた。「また・・・世界樹・・・!?」 アリス
2016-07-20 16:47:48あぁ、何だか似ている。アーモロードへ行こうとして・・・漂着して目を覚ましたとき。タルシスに向かう途中で・・・ブルーネに出会ったとき。いつだって私の目が醒めるのは、世界樹に関わるとき。行こう。何も分からなくても、私はまたあそこへ登る。それだけは分かる。 アリス
2016-07-20 16:50:55オープニング
以下はタイトル画面で放置すると流れるテキスト(ボイス付き!)です。
【オープニング】 大地に住む人の仔は言う そこにはこの世を支配する権力があると- 知恵深き魔法の徒は記す そこでは世界の謎が解明されるであろうと- 猛々しき武人の末裔は語る そこでは世界最強の武を受け継げると- 草原を旅す祈りの民は紡ぐ そこには莫大な金銀財宝が眠っていると-
2016-08-26 08:45:37プロローグ
以下はゲームを開始して最初に表示されるテキストです。
【プロローグ】 広大なるアルカディア大陸の中心にある都市アイオリスは世界樹の麓に位置している。 世界樹とは、天までそびえる巨大な樹木で古くから人々の信仰の対象だった。 故に世界樹に近づく者はおらず、またアイオリスを束ねる評議会の命で樹に近づく事は禁じられていた。
2016-08-26 08:47:50【プロローグ】 …しかし、ある時、御触れが出た。 アルカディア大陸に住む冒険者たちよ。アイオリスに集い、世界樹に挑め、と。
2016-08-26 08:48:06【プロローグ】 大陸各地に住むアースラン族の 軽剣士や竜騎士、拳闘士に果ては死神と呼ばれる者たちが… 北の魔法塔で研究に励むルナリア族は 魔術師や死霊術師の者たちが…
2016-08-26 08:49:37【プロローグ】 山岳地帯に住むセリアン族から 戦いに長けた武人の血を引く者たちが… 南の大草原に住むブラニー族からは 薬草師や巫子と呼ばれる者が…
2016-08-26 08:50:16【プロローグ】 ………。 君もまた、その触れに心惹かれアイオリスに向かう若き冒険者である。 その目的は一つ、世界樹の迷宮に挑み未知なる樹海を踏破することだ。覚悟が決まったなら、先へと進みたまえ!
2016-08-26 08:50:51皇帝ノ月 1日
【皇帝ノ月 1日】 「っていう感じかな!」「なるほど」私アリスは、ただひたすらに巨大な樹・・・世界樹の見える方へと歩いていた。が、そうだった。あの巨大さは遠近感を狂わせる。すぐそこにあるように見えて途方もなく遠いのだ。鍛えた脚こそ悲鳴は上げないが、この分では日が暮れてしまう。
2016-08-26 09:44:45そんなことを考えながら歩いていると、馬車が通りかかった。私の隣で止まると、中から白髪の小さな男の子が声をかけてきたのだ。「君もアイオリスに向かうところかな?だったら相乗りどうだい?」
2016-08-26 09:47:34若干ためらいはした。旅人狙いの親切を装った盗賊など珍しくもないだろう。この世界がどうかは知らないけれど。とにかく、気の小ささからくる警戒心こそが、今まで数々の樹海を踏破したという自負はあった。
2016-08-26 09:52:56しかし、今私は無防備だ。そして失うものもない。素早く思考を切り替え世話になる。時に大胆に。これも樹海を踏破するコツだと私は知っている。
2016-08-26 09:54:46「アイオリスって言うのは・・・あの巨大な樹のある街かな?それならお願いしたいな?」その一言だけ聞いて、彼は何かを感じとった顔をする。「ふむ・・・世界樹もアイオリスも知らない者がそこを目指してるのかい?俄然興味が湧いたな。いかにも、君と行く先は同じさ。乗りなよ」
2016-08-26 09:59:49少年・・・もとい、これで齢28ともいう、そしてそれがあるべき姿なのだという種族・ブラニーであるウォルト。彼はこの世界と現状について簡単に話してくれた。「僕は、そんな意味の分からない伝説より、評議会の意図、その迷宮の謎が知りたくてね。」
2016-08-26 10:03:47「色んな伝説は伝えられているけどね。そんなこと以上に、世界樹は神様なんだ。そこに近づき、無頼な輩が各々の欲を満たそうとするのを許す。大陸中大混乱さ。評議会は何を考えてるんだってね。きっと黙して語らないのだろうさ。だから、一番手っ取り早い方法を取りに来たんだ。」
2016-08-26 10:08:50「で、君を見つけたわけだけど。ねぇ、君は何者なんだい?見た目はアースランなのに、ブラニー独特の風の恩寵を受けているのを感じる。こんなものは初めて見たよ」
2016-08-26 10:12:14「うえっと、風の?恩寵?」「うん、この地に生きる4つの種族は、それぞれ加護を受けて生きている。ブラニーは風。アースランは大地。ルナリアは月。セリアンは戦塵。それが一致しないなんて感覚を覚えたのは初めてだ。ねぇもういいだろ?君のことを教えてくれよ」
2016-08-26 10:16:09小さいながらも、眼鏡に大きな本、いかにも知的好奇心の塊ですと言った彼は感情を隠さない。「えっと、ですね。気付いたら倒れてた、としか言えないんですよね」「それから?」・・・鋭い。それでも何らかを感じとっているのを見抜いているのか。
2016-08-26 10:19:46