「君の名は」雑感 土木建築と東京描写と新海監督の家業という観点から
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憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵
@lm700j
まず無人在来線爆弾もとい鉄道の描写だけど、一般作品に比べてはきっちりはしてるけど、以前の作品の徹底的な書き込みに比べるとそれなりにはゆるいと思う。それほど重要なファクターではないってことかの
2016-09-11 01:51:48
憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵
@lm700j
他の新海作品のどれに近いかというと、ちょいうろ覚えだったりするので最近のに限定するとすると、大成建設のCMに近いのかな、という。打ちこんだことがあって、夢があって、地方から出てきて成長して仕事が、という感じな
2016-09-11 01:54:54
憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵
@lm700j
で、シンゴジラと同じく東京の細かい描写がミソだけど、シンゴジラは東京の東側の官庁街とかで海側で話が進むのに対して、君の名はではいわゆる元々の「山の手」でぐるぐると回り続ける。だから傾斜や段差や坂道や階段が重要な要素になる
2016-09-11 01:57:51東京における山の手
東京においては、歴史的に江戸時代の御府内（江戸の市域 = 朱引、もしくは大江戸）において、江戸城の近辺と西にあたる高台の山の手台地を幕臣などの居住地帯として開発した。山の手の代表的な地域は、麹町・芝・麻布・赤坂・四谷・牛込・本郷・小石川であり、地理的には武蔵野台地の東端にあたる。日本の近代化とともに山の手はさらに西へと広がり、第二山の手と呼ばれる一帯が形成されていき、近代日本のはしりともなった[1]。 山の手はその後も変質を重ねており、地域との境界が曖昧になっている点も見られる。山の手でも赤坂や麹町や麻布にも町人町が広がっており、一口に江戸市街、特に山の手と言っても非常に複雑な形相を示していることが特徴である。
憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵
@lm700j
そもそも高校生が東京を動くとなると、埼玉県民なら池袋、多摩民なら新宿とかターミナル駅止まりであって、居住者であっても港区民とかは描かれないし、そもそも官庁街とか旧来からのオフィスとは縁が無い
2016-09-11 01:59:09
憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵
@lm700j
対してシンゴジラは、官庁街での調整が主軸だし、官庁街がああなるというのも重要な要素になる。だから舞台が重なり合うことはないんだよね
2016-09-11 02:00:42
憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵
@lm700j
また、押井作品が執拗に描くくたびれた東京の断片、みたいなものもない。徹底的に透明でさわやかに東京の人が立ち寄る場所の風景を描く。これはこれで上京した人間が思う東京なのかな、というところも
2016-09-11 02:02:56
憑かれた大学隠棲：再稼働リプレイスに一俵
@lm700j
大成建設のCMで大工の息子がやがて父親のことが分かるようになるってのがあるけど、地元の建設会社御曹司の作者の一つの分身かもしれない。動揺にイガクリ頭の彼もまたより明確に分身なのではないだろうか。親の仕事とは違った方向でギークであるというところで
2016-09-11 02:05:59