2016PlayStation Press Conference in Japanでの小島監督登壇の反応

2016年のE3にてノーマン・リーダスが主人公の『デス・ストランディング』を発表、TGSで続報が公開されるのではないかと期待されていた。
そんな中、TGS直前に行われた国内向けプレイステーションカンファレンス。

監督：みなさん、こんにちは。コジマプロダクションの小島です。
２年ぶりにこの場に帰ってきました。
６月のE3での発表はありましたけども、日本の皆さんにこうした形でお話ができるのは非常に嬉しい限りです。

昨年は色々ありました。
約３０年間、ずっとゲームを作り続けてきたこともありまして、少し、休憩でも取ろうかと思いました。
しかし世界中のファンや友人の皆さんから、「みんなが待ち望んでるようなゲームをもう一度作って欲しい」ということを言われましたので、心を決めました。
皆様のラブコールに応えるべく昨年の１２月にプロダクションを設立し、最初の作品としてSCEさんと、PS4のタイトルを作ることにしました。

それがE3で発表致しました、『DEATH STRANDING』です。
クジラやイルカが集団で座礁することを"マス・ストランディング"と言います。
生きている状態を"ライブ・ストランディング"、死んでいる状態を"デス・ストランディング"と言います。
この作品では、別の世界からこちらの世界に何かが座礁していると言うことを意味します。
また"ストランド"と言う言葉は心理用語で"より糸"、それから"絆"と言う意味もあります。
本作はまさにその"繋がる"と言うのがテーマになります。

こちらがカイル・クーパーさんにタイトルロゴのデザインをして戴きました。
血が垂れているようなデザインですけども、これは血ではなく、これこそがストランドで、コード、と言うか、デスストランディングでは「物語」「ゲーム性」「世界観」その全てがストランドでつながる、と言う意味合いのことです。
ゲームについて、まだ詳しいことは言えませんけども、ジャンルは”アクション”になります。
自由度のあるオープンワールドであり、同時にストーリーも楽しめる、もちろんオンライン要素もあります。