汽笛一声! 鉄道唱歌の旅:山陽・九州篇
プロローグ
移動経路
鉄道唱歌の旅:山陽・九州編の移動経路です 山陽線はほとんど一本道です 九州編は短いように見えますが、同じ線路を行ったり来たりとするため、なかなか移動距離がある上に複雑になりました pic.twitter.com/sP1UQgXBIn
2016-09-15 20:16:01よりお楽しみいただくために…
(別窓で再生しつつ、曲を聞きながら流し読みしていただけると幸いです)
東海道篇 奥州・磐城篇
コチラにお乗り換えください
山陽道編
神戸駅
67. 夏なお寒き布引の 滝の響きを後にして 神戸の里を立ち出づる 山陽線路の汽車の道 【補足】 名水百選:布引滝を後に、東海道の終着「神戸」から 山陽線の旅がスタートします! pic.twitter.com/WeCoufNYFH
2016-09-17 05:17:27兵庫駅→鷹取駅→須磨駅
68. 兵庫 鷹取 須磨(すま)の浦 名所旧蹟(きゅうせき)数多し 平家の若武者敦盛が 討たれし跡もここと聞く 【補足】 敦盛と直実の一騎打ちの場 この場面は中学古文で習った記憶もあるのでは? pic.twitter.com/qbjc7maLWm
2016-09-17 05:27:5369. その最後まで携えし 青葉の笛は須磨寺に 今も残りて宝物の 中にあるこそあわれなれ 【補足】 敦盛は笛の名手 鉄道唱歌の作者による「青葉の笛」という歌があり、 検索するとMEIKO?が歌っています pic.twitter.com/xSN7dA9VPa
2016-09-17 05:30:1270. 九郎判官(くろうほうがん)義経が 敵陣めがけておとしたる 鵯越(ひよどりごえ)や一ノ谷 皆この名所の内ぞかし 【補足】 鵯越の戦い:義経が馬に乗って山を駆け下り、平家に奇襲をかけた戦 有名な奇襲戦が後程もう1つ pic.twitter.com/VIBzgeF93m
2016-09-17 05:33:29舞子駅→明石駅
71. 舞子の松の木の間より 間近く見ゆる淡路島 夜は岩屋の灯台も 手に取る如く影あかし 【補足】 掛詞:あかし(明し)⇔明石 工作艦「明石」の名の由来 明石海峡 pic.twitter.com/enSNZNxT2j
2016-09-17 05:36:2272. 明石の浦の風景を 歌によみたる人麿(ひとまろ)の 社(やしろ)はこれか島がくれ 漕ぎゆく船もおもしろや 【補足】 柿本人麻呂の詩といわれている古今和歌集の一句 明るくなる明石の浦の朝霧と島に舟が隠れ行く情景 ・ほのぼのと 明石の浦の 朝霧に 島隠れ行く 舟をしぞ思ふ
2016-09-17 05:41:40加古川駅
73. 加古川降りて旅人の 立ち寄る陰は高砂(たかさご)の 松の嵐に伝えくる 鐘も名高き尾上寺(おのえでら) 【補足①】 重巡「加古」の由来 加古川 正しくは尾上神社 この神社にある鐘は1000年以上の歴史ある重要文化財 pic.twitter.com/dLocad2ma6
2016-09-17 06:06:25【補足②】 ここの鐘は一度海賊に盗まれたが、そのとき海が嵐になったそうな 盗みへの神罰と思った海賊は鐘を海に投げ込み、嵐は沈静 後に地元漁師に引き上げられ、高野山へ奉納されるも、鐘を鳴らすたびに鐘から「尾上へ帰りたい」と聞こえる為、尾上へ帰ってきたという伝説です…
2016-09-17 06:10:20曽根駅(阿弥陀駅)→姫路駅
74. 阿弥陀は寺の音に聞き 姫路は城の名に響く ここより支線に乗り換えて ゆけば生野(いくの)は二時間余 【補足】 阿弥陀=曽根駅 姫路城は世界遺産 歌詞の支線は播但(ばんたん)線 pic.twitter.com/jMnK24CG3E
2016-09-17 06:21:30相生駅(那波駅)⇔播州赤穂駅
75. 那波(なは)の駅から西南 一里離れて赤穂(あこう)あり 四十七士が仕えたる 浅野内匠(あさのたくみ)の城の跡 【補足】 那波=相生駅 四十七士は東海道編でもよく出てきました 作者好きですねw pic.twitter.com/OE8WBcIDqx
2016-09-17 06:59:19岡山駅→新倉敷駅(玉島駅)