オーク少年のはなし ※R-18企画 【pixiv牝化騎士団陵辱 #ぴくめす 】

pixivのR-18企画 【pixiv牝化騎士団陵辱】 略称 ぴくめす 企画目録 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6313499 帽子男さんのつぶやきまとめ オークに拾われた男の子のはなし
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帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 狼少年ならぬオーク少年。ほかの仔はどんどん大きくなっていくのに、自分だけ成長が遅いのに不満もってそう。でもきっと仲の良いオークはいて、相手がすっかり大きくなっても、頭はまだ人の仔の方がよいから兄貴分になれそう。

2016-05-15 22:14:07
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 「いつまでもそんなデキソコナイと一緒に遊ぶな。一緒に人間狩りにいこう」って誘うんだけど、弟分のオークは兄貴分の人の仔とずっと一緒にいる。戦場では肩車して「いいか。ほかのやつらみたいに正面からつっこむだけじゃだめだ。頭を使って戦うんだ。騎士はずるいからな」って

2016-05-15 22:15:22
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 賢い人の仔の指図にしたがったオークは生き残り、次第に腕自慢の弟分とともに名をはせていく。子分も集まって、二人は若いオークのあいだで人気者になっていく。ありゃ人間じゃないかという古参オークもいるがどんどん死ぬし、実際少年に率いられた若オーク達はますます活躍する

2016-05-15 22:16:50
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 「あなたは人間だろう、人間がなぜオークなどに」 “兄貴。こいつ、何か言ってる。何て言ってる” “…知らない。お前等好きにしろ。俺はあっち行く” 捕らえた人間と顔を合わせると、何か嫌な気分になるので、少年は宴には参加しない。

2016-05-15 22:18:23
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 一度、同じくらい変わりもののオークと言われる白い肌と赤い目の仔に会う。 “あんたも宴に出ないんだろ。似てるな” “似てない” ガブという仔は冷たい。ちょっと鼻白む少年 “なんでだよ” “お前は、人間だ”

2016-05-15 22:19:43
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 興味もなさそうに立ち去るガブ。少年はかっとなって飛びかかる。腕力は劣っても素早さと機転で喧嘩に負けたことはない。だがアルビノの仔オークは腕を薙ぎ払うだけで弾き飛ばす。とてつもない怪力 “お前、弱い、大人になる前に出ていけ。人間どもの群に入れ。ここにいれば”

2016-05-15 22:21:21
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす “俺はオークだ!お前なんかよりずっとオークだ小白獣!” “お前は人間だ” ガブは言い捨てて四足で駆け去る。ワーグのごとく。

2016-05-15 22:22:41
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 少年は悔しくて、宴に加わろうと、若オークの仲間のもとへ帰る。でも男から牝になった人間の群が犯されているのを見ると、何か嫌な気持ちになる。 “兄貴、この牝。すごくきもちい。兄貴にとっといた。使えよ” 忠実な弟分がそう言って、黒い肌の牝を差し出してくる。

2016-05-15 22:24:25
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす どこかあのガブに似ている。虚ろな表情で笑っているのが馬鹿にされているようで、少年は挑みかかろうとして、やめる。 “俺はいい。お前等が使え” こんなの面白くない。何もかも気に入らない。少年は弟分を振り切って出ていく。どうして俺はあいつらみたいにでかくなれない。

2016-05-15 22:25:34
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 人間みたいにひょろひょろして、人間を見ると嫌な気分になる。最近は慕ってくる弟分さえいとわしい。走り続けていると、前方に黒い影。首に双頭の蛇を模した飾りをつけ、蓬髪をたなびかせたかかしのようなオーク。オークメイジ。

2016-05-15 22:26:55
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす “オークメイジ様!俺を一人前にしてくれ!中途半端はいやだ!ちゃんと群になじみたい!こんなのはもう嫌だ” 魔道士は笑う。沼地の水が沸き立つような音をさせて。 “確かに、確かに。お前はよくない。お前のようなものが、若いオークのあいだで信望を集めるのは” “…?”

2016-05-15 22:28:35
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす “オークの心は鈍くて強い。だがそれでも、お前をそのままにしておけば、いつか、オークの中に他種族を襲うことに、ためらうものが出ぬとも限らぬ” “オークメイジ様…?” “忙しくて放っておいたが、始末をつけねばな”

2016-05-15 22:29:32
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 双頭の蛇の首飾りがほどけ、骨と皮ばかりの腕に巻き付くと、しゅうっと音をさせて、毒気を吐き出す。紫の霧を吸いこんだ少年はもがき、地に転がってのたうち、痙攣する。 “お前を一人前にしてやろう。ふさわしい役割をくれてやろう。群になじませてやろう”

2016-05-15 22:30:44
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 探しに来た弟分があらわれる。うなりをあげて駆け寄る “兄貴になにした!” オークメイジにさえ掴みかかりかねない勢い。だが相手はまたあの奇妙な笑いをさせて背を向ける。 “お前は、そこのできそこないと違っていいオークだ。多くの戦を生き抜いた”

2016-05-15 22:32:31
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす “いずれ隻眼のガルゴや、青爬鬼のギムゾのような偉大な戦士になれるかもしれん。それはお前にくれてやる。好きにしろ” “何言ってんだ兄貴に何かしたのか!” “お前に兄などおらん…そこにいるのは、ただの”

2016-05-15 22:35:03
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 華奢な少女が地べたにはいずっている。すでに弟分の体臭を吸って発情をはじめ、薄い茂みからは愛液が零れ落ちている。 “…ぁっ、ぁっ” “兄貴?兄貴” 弟分はおどろきあわてて抱き起すが。接触がさらなる興奮をもたらす。

2016-05-15 22:36:24
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす “牝、牝だ。まだ孕ませてない牝だ。みんなで使おう” ほかの若オークが寄ってくると、弟分は兄だった少女を抱きしめながらうなる “こいつは兄貴だ。あっちへ行け” “何言ってんだ?牝だ” “そうだ牝の匂いがする” “これは兄貴だ!!近づいたらぶっ殺す!!!”

2016-05-15 22:37:49
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす その日から弟分はずっと少女のそばを離れず、世話をする。それ自体が終わりのない発情の地獄に相手を突き落としていると分からず、いつもと変わらないようすで、飯を食わせ、かついで “兄貴、どう戦えばいい?あいつら広がって攻めてくる” “ぁ…ぅ…おす…ほし…”

2016-05-15 22:39:24
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす “兄貴、とんでもなくデカい獣だ。ありゃなんだ。鼻が長ぇ。おとなのオークがぶちぶち潰されてる” “おねが…ぃ…” “大丈夫だ。そうだ。兄貴ならこういうときは飛び道具を使えっていうよな。そうだよな。お前等石をぶん投げろ!”

2016-05-15 22:40:36
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 弟分が率いる部隊は弟分の指揮で勝ち続ける。数多くの牝も分捕り、勢力は大きくなる。 だが指揮官である弟分は宴に加わらない。兄だった少女のそばを片時でも離れれば、間違いが起きそうだから。 “見たかよ兄貴。今日の戦。俺達にかかればドワーフの鎚戦士だってあんなもんだ”

2016-05-15 22:42:33
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 少女は弟分のごつい指を口にふくんで赤ん坊のように吸い、呆けた笑みを浮かべる “おす…ほしい…おねが…” “へへ、そのうち俺達が全オーク会で一番の武功ものってことになるぜ。そしたら褒美をもらおう。きっと、オークメイジだって、兄貴を…もとに…”

2016-05-15 22:43:52
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 全オ会で、弟分は古参の戦士たちを前にオークメイジに願い出る “俺達は、ここに暗闇オークのホウより!森オークのガルゴより、青爬鬼のギムゾより戦った!たっぷり牝もぶんどった!褒美をもらいたい!” “何を望む。若い戦士” “兄貴を戻してくれ!兄貴はオークで一番の戦士”

2016-05-15 22:45:32
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす “なのにあんたは兄貴を使い物にならなくしちまった!こいつはオークにとって悪いことだ!” 恐れを知らぬ発言にいつもは私語でやかましい会合の場は静まり帰り、やがて一方から笑いが弾ける “こやつの言うことにも一理あるなあオークメイジ” 青い鱗におおわれたギムゾ

2016-05-15 22:46:49
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす “オーク一の武功には褒美があってしかるべきだ” 折り合いの悪い暗闇オークのホウも同意するように鳴く。古参の戦士等は内心オークメイジを面白く思っていないのだ。この機会に恥をかかせてやろうという気持ちもあるだろう。 オークメイジは目を閉じる “なるほど”

2016-05-15 22:48:30