- kintoki_naruto
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#大隅良典 氏が解明した「#オートファジー (自食作用)」という仕組みは、異常があるとがんやアルツハイマー病などにつながる。今後の創薬に役立つと期待される研究が最高の栄誉に輝いた #ノーベル賞 bit.ly/2d8gLo1
2016-10-03 20:32:32ノーベル賞に決まった大隅さんが、会見で基礎研究の重要性を訴えたコメント(1) オートファジーが必ずがん(の解明)につながるとか、寿命の問題につながると確信して始めたわけではない。基礎的な研究というのは、そういうふうに展開していくもの。基礎科学の重要性をもう一度強調しておきたい。
2016-10-04 08:19:51基礎研究の重要性を訴える大隅さんのコメント(2) 私は大変に憂えていて、サイエンスは「どこに向かっているか」が分からないのが楽しいところで、そういうのが許される社会的な余裕が必要と思う。「これをやったら必ずいい成果につながる」というのは、サイエンスの分野では難しい。
2016-10-04 08:21:09基礎研究の重要性を訴える大隅さんのコメント(3) 少しでも社会がゆとりを持って基礎科学を見守っていただけるようになってほしいと常々思っていて、その努力を私もしたい。「役に立つ」ということが、とても社会をだめにしていると思っています。
2016-10-04 08:22:10基礎研究の重要性を訴える大隅さんのコメント(4)止 科学で役に立つことが、「数年後に起業できる」と同義語のように使われることが問題だと思っています。将来を見据えて、科学を一つの文化として認めてくれるような社会にならないかなと強く願っています。
2016-10-04 08:22:58ノーベル賞30人計画が発表されたころ、現政策研究大学院大の有本建男教授(当時文科省)が「一つのピークを狙うのではなく、八ヶ岳のような山をイメージした人材育成、広い裾野からこそピークが生まれる」と話していました。その考え方が、いつか「役立つ研究重視」に変わってしまったようです。
2016-10-04 08:30:07千載一遇のチャンスと思って発言されたのだろう。その背後にどれだけの悔しい思いがあることか。基礎研究を疎かにする社会の科学は衰退する。産学協同ばかりにうつつを抜かしているようでは未来は暗い。是非ともこの認識が広まって欲しいものだ^^; huffingtonpost.jp/2016/10/03/osu…
2016-10-04 08:25:11バブルの頃の基礎研究の借り入れ時というのがここ数年のノーベル賞ラッシュの原因ですね。だからノーベル賞は金次第(^^)
2016-10-03 19:59:23バブルの頃、日本はノーベル賞あまり取れなくて基礎研究せず欧米の成果にただ乗りしていると言われていた。 翻っていまノーベル賞につながっているのはバブルから90年代にかけての成果が大きいのだろうから、 やっぱりカネは要るんだよ。
2016-10-03 22:58:49ノーベル賞受賞するような基礎研究って、スタート時点では誰もやってないようなこと(ってことは外部資金に応募しても評価されにくいもの)なんだよなあ。そういうのに自由に使える研究経費があるかどうか、がでかいんじゃないかな。
2016-10-04 06:57:471990年代のバブルのエネルギーのあった時代の日本は、基礎研究にもおカネと人を充てれる余裕があった。さて、今後はどうだろうか。ノーベル賞はだいたい20-30年前の研究成果が今評価される
2016-10-04 08:07:25ニュース番組のインタビューで大隅先生が「科学を文化として認めて欲しい」「基礎研究です」「20年50年100年後に役立つかも分からない」とおっしゃられた端からキャスターが「役に立ってこそ研究者冥利だと思いますが…」のような質問をしてて、世間一般との溝の深さを思い知った。
2016-10-03 23:22:58ノーベル賞について「30−20年前に大学や企業で盛んに基礎研究を進めてきたのが効いている」というコメントがあったんですが、翻って今は、というコメントが無かったのは察してくださいということなんだろうか
2016-10-03 23:38:12すごいなあ、ノーベル賞発表直後のTwitterの僕のTLは「今は基礎研究予算がないから今後はとれなくなる」一色だったのに、テレビでは誰も一言も言わん。
2016-10-04 07:28:16「近年日本人がノーベル賞の受賞ラッシュな理由」を問われた先生が「現在評価されているのはどれも基礎研究に力を入れていた80~90年代の研究」と答えていたNHKのニュース番組、視聴者には大事なところが伝わっていないのではないか。
2016-10-04 00:05:36ノーベル賞関連で「激烈な競争分野では寧ろ無理」「役に立たない研究が吉」「選択と集中の大型プロジェクトでは出ない」とかの呟きを見かけるが、皆すっかり激烈な競争があって役に立つ事が目的だった青色発光ダイオードや、建設費が100億かかったスーパーカミオカンデを忘れたのだろうか。。。
2016-10-04 00:33:42カミオカンデ時代はそうでしたが、小林・益川理論検証でノーベル賞に本質的に寄与した、スーパーカミオカンデと同時期の加速器KEKBの建設費は380億で、高々4倍にもなりません。また、「選択と集中」への反論は「100億円大型設備一件より一千万円萌芽研究千件」ですから。 twitter.com/nobukawai/stat…
2016-10-04 02:26:50@ProfMatsuoka @esumii カミオカンデば明らかに反「選択と集中」の好例ですね。主流の加速器実験と比べたら費用は数十分の一ではないですか?
2012-10-12 08:58:04というか、カミオカンデ3億、スーパーカミオカンデ100億、ハイパーカミオカンデ800億という流れは、正に複数のノーベル賞効果による中規模反主流から大規模主流プロジェクトへの「選択と集中」だと思います。因みに松岡自身はこの流れに関しては肯定的です。 twitter.com/profmatsuoka/s…
2016-10-04 02:34:02人為的に競争状態を作り出すという施策が間違っていたのではないでしょうか。意義が明確だったり、確実にビジネスになると分かれば、ほっといても競争が始まるわけで。 twitter.com/ProfMatsuoka/s…
2016-10-04 09:36:30そうではなく、我が国の場合、研究が「役に立つ」事によって経済的成長や人類の問題にメリットが大きいと一般の方々が認識される事により得られる利潤を世の研究費に還元し、更にその源泉が多様な基礎研究であるとの理由づけでそれらのサポートを可能にするメカニズムが米国等と比較し劣っていると。 twitter.com/ShinyaMatsuura…
2016-10-04 09:57:43つまり、研究費がゼロサムだと必ず多様な基礎研究vs選択と集中の大型研究の不毛な対立になります。基礎研究にお金が回るようにするには、それらはベンチャー企業育成と同じように、殆どはダメになるけど一部ホームランが出て企業が大きくなって世に役立つから利益還元、という理由づけが重要な訳です
2016-10-04 10:05:25だよなーだよな。でも、これもソ連がスプートニックを打ち上げるのを見て、アメリカもあわてて打ち上げようとしたけど片っ端から失敗。原因を求めた結果が「科学技術とは基礎から応用に至るピラミッド構造をしており、基礎がない限り追いつくことすらできない」という経験があってこそ。 twitter.com/ProfMatsuoka/s…
2016-10-04 10:15:07