シン・ゴジラ～掌で遊ばれる政治家のリアル

有田芳生 @aritayoshifu

「シン・ゴジラ」は日本の政治が危機管理にどう立ち向かうかをリアリティをもって描いています。自衛隊の攻撃力、政治家の本音、官僚の状況対応力なども関心を引くのでしょう。「ゴジラを倒せ」のシュプレヒコールが国会正門前の大群衆から発せられるシーンが安保国会をイメージしたことは確実です。 pic.twitter.com/kmHHzhPvL8

拡大

英樹 @Check_Jp1

.@aritayoshifu ゴジラを安倍政権に重ねたいのでしょうがこれはシュプレヒコールで「外敵」は倒せないとの皮肉です。もちろん政府の危機管理体制の不備も皮肉っています。但し問題提起も含め映画はエンタメでしかありません。人気に乗っかって他の事に利用するのは止めましょう。

山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン @otakulawyer

３回見ました。「シン・ゴジラ」において、国会前の群衆のシュプレヒコールは、「ゴジラを守れ」だったと記憶していますが、どうでしょうか？ twitter.com/aritayoshifu/s…

山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン @otakulawyer

「シン・ゴジラ」において、国会正門前の大群衆から発せられるシュプレヒコールは、政治家と官僚に完全に無視され、その後の映画の展開にも何らの影響も与えていません。無駄なシーンです。その意味で、安保国会時の抗議活動をイメージしていると言えるでしょう。 twitter.com/aritayoshifu/s…

Ａ一 @eimainasu

@otakulawyer 「ゴジラを守れ」と叫ぶデモとそのカウンターデモは、メディアや地方にある他人事感を表現する道具として、必要だったんじゃないでしょうか。 被災地を無視してセシウム論争をしていた人たちのように。

Ａ一 @eimainasu

@otakulawyer 力を貸してくれる地方の科学工場のシーンで、都民以外の人々も本気で被災地を心配してくれていたとわかるわけですよ。 前半の日本のまずさと、後半の日本の底力という流れに合致しますし。

被告人藤倉善郎（邪悪な黒き使者） @daily_cult

ぼくも「倒せ」に聞こえましたが、だとしたら「いまやってんだろうが！」だし、「守れ」なら「この状況でなに言ってんだ！」だろうし、作中の扱いがそもそも「どっちにも聞こえて、どっちでも大差なく、どうでもいいもの」なんだろうと思いました。そう解釈すると、なお好きなシーンになってきました。 twitter.com/otakulawyer/st…

被告人藤倉善郎（邪悪な黒き使者） @daily_cult

全く同感です。デモの無意味な扱い方にリアリティを感じました。「わかってない有象無象」感がよく描き出されていたと思います。 twitter.com/otakulawyer/st…

山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン @otakulawyer

「シン・ゴジラ」の未放映シーンの中に、大川隆法氏が、「ゴジラの霊言」を発表している場面があったらいいな。

被告人藤倉善郎（邪悪な黒き使者） @daily_cult

あの無意味なデモの裏では、おそらくバカボン顔の教祖が「ゴジラの霊言」を降ろして「信仰心を失った日本人への天罰」とか言ってるはずなのですが、そのシーンは作中に登場しません。デモのムダ感を出すムダなシーンの挿入、そしてもっとムダなものは描かないという、実にリアルな作りに感動しました。 twitter.com/otakulawyer/st…

なんじょう/南條ななみ🍬⋈🐧 @nnanjoh

@daily_cult @otakulawyer 私は日本語字幕版を見たのですが、セリフは「ゴジラを倒せ」と「ゴジラを守れ」の両方書いてありました。字幕を見る限り、２種類のデモ隊がいるのだと思います。でも、どう聞こえるか観客に委ねるという演出意図だとすると、面白いですね。

被告人藤倉善郎（邪悪な黒き使者） @daily_cult

@nnanjoh @otakulawyer なるほど、字幕版か！

しべろく@小説『幕末ラッパー』（私家版） @siberoku

@aritayoshifu 横から失礼します。当該シーンでは「ゴジラを倒せ」以外に「ゴジラを守れ」「ゴジラは神だ」の計3種類のコールを録音し、混ぜて使っているそうです。ですので、聞こえ方が人によってかなりまちまちになるよう、最初から計算のうえ演出されているとのことです。

しべろく@小説『幕末ラッパー』（私家版） @siberoku

@aritayoshifu 要は、有田氏やその批判者、そして私自身も含めて我々全員が、「さぁいろんなコースをご用意いたしましたので、お好きなように解釈ゲームを楽しんでください」という庵野総監督の掌の上で遊ばれている訳ですね。