第一回（？）エローン大君の同人エロゲ編集講義

エローン大君 @erontycoon

エロACTでよく見かけるのって「強いヒロインが犯される」シチュだけど、そもそもシチュ自体が「強いヒロインが堕ちる」っていう落差が大きければ大きいほどカタルシスがあるわけであって、「強いヒロイン」をプレイヤーが演じきれるか分からない以上、地味にエロとゲームの融合は難しい印象。

エローン大君 @erontycoon

さっきのエロACTの話のオチ書くの忘れてて恐縮ですが、倒されるとゲームオーバーになるうっかり八兵衛並の戦力のキャラをACTシーンに強引に盛り込む、主人公を実際に強くする代わりに敵をより強くして「FOR MEGADRIVER CUSTOM」と銘をうつと良いんじゃないでしょうか。

エローン大君 @erontycoon

うっかり八兵衛に関しては冗談じゃなく、実際アーリマンさんのエロACT「倒忍伝」では複数ヒロインを活かして「意図的に弱い味方を作り、相対的に主人公を強く見せる」ってことに成功してるのよね。個人的に好きなエロACT挙げろと言われたらまず挙げるもの。

エローン大君 @erontycoon

ちなみに主人公を強くして、敵も強くするという方向で一番適してるのは、個人的には格闘ゲームだと思うけど、どうしても「リョナ」の印象が色濃く出がちな上、作るのも大変、遊ぶ側の目が肥えてるから評価されるのも大変の三重苦。実質老舗サークルの独断場になってるし、キツいジャンルよねぇ。

エローン大君 @erontycoon

ついでに書いておくと「強いヒロイン陵辱」問題はRPGには当てはまらない、というか作中描写でカバーできちゃうので、「強いヒロイン陵辱」カタルシスの生みやすさという点ではRPGは最適な方法だと思う。

エローン大君 @erontycoon

個人的に強いヒロイン問題調べてるうちに気になるゲーム(3Dカードゲームらしい)見つけたけど、商業のロープライス越えだからレビューし辛いな……。最新作一年前だし……。

エローン大君 @erontycoon

戦略シミュレーションは、作るのが難しい(特にゲームバランス)が、リョナ・陵辱共に押さえられる上、「senka」(要するに戦火ものだ)クラスタを取り込める強みがある。シチュも尋問調教から乱交までやりたい放題。難点は、ジャンルが確立しすぎてゲームとしての多様性がキツいし実は人を選ぶ。

エローン大君 @erontycoon

少なくともメタルスラッグが大好きな人は、なかなか戦略シミュレーションは触れたがらないだろう。だって戦車とかショットガンやバルカンパンチで壊すものだし。

エローン大君 @erontycoon

確立されたジャンルを壊すのは難しい。ゲームを複雑化すれば多様性は出てくるのだが、そのせいでゲームバランスが取りづらくなるのはもちろん、プレイヤーが振り落とされることだって容易に考えられる。ただでさえ日本のゲーマーは保守的だから、なお。(続編主義も実は大変なのよね)

エローン大君 @erontycoon

忍者には個人的にかなり可能性を感じる。どんなアクションしても「だって忍者だし」で済むし、独特の「儚さ」を有することによって、逆に強くなくても話を回せる。

エローン大君 @erontycoon

一般ゲーム(特にACT、あたまをつかうRPG・シミュは苦手)に関しては色々書いたり、プレイしててこうした方がいいのでは？って思うところはあるんだけど、エロ加えるとなると完全に門外漢(それこそ新しい世界に飛び込んだ人)だから「テンポ」(チンポじゃないよ)の話しか出来んのよね。

エローン大君 @erontycoon

倒忍伝はアーケードゲーム(ACTだけど感覚的にはレールシューティング)並のテンポで楽しめるんで、スナック感覚でイケるいいゲーム。適度な場面で強い雑魚・ギミックがあるから、わざとしくじれば敗北シーンがすぐ見られる。弱い味方だけが残った時の絶望感・救助された時の嬉しさは独特な愉しさ。

エローン大君 @erontycoon

倒忍伝の欠点らしい欠点は、回想モードにすらゲーム性を入れてることぐらいじゃないかな(最新バージョンでの状況は確認してないからどうなってるかは分からない)。ネタバレになる部分の関係で、恐ろしく見るのが難しいHシーンがあるから救済措置として回想モードがあるのは正解なんだけど。

エローン大君 @erontycoon

エロACTゲームではなかなか使われない表現だけど、「ヒットストップ」「画面揺らし」「スローモーション」はグラフィック変更・追加無しで、プレイヤーにACTゲームとしての爽快感を与えることが出来るので効果的に使っていきたいところ(やりすぎると訳わからなくなるから注意だ)。

エローン大君 @erontycoon

「ヒットストップ」はプレイヤーが敵に大技を食らわせた！って時の他、逆に大技を食らって脱衣させられた！みたい時の強調に使える。ACTの爽快感にも微エロ要素にも使えるから、割と万能だね。

エローン大君 @erontycoon

「画面揺らし」はプレイヤーをビックリさせて「力強さ」を印象づけさせるのに使える。それこそ、華奢なエルフ娘がデカいオークに犯されるみたいなシーンでも使えるけど、やりすぎると画面の揺れが気になってプレイヤーが抜けないので、加減は必要。微妙に使いづらいがACTを推すなら効果的な表現。

エローン大君 @erontycoon

「スローモーション」はヒットストップとは違い、エロに取り込むのは非常に難しい(リョナゲーで串刺し穴に落ちることが確定した時に使うと、一秒スロー→急転直下串刺し死みたいな感じで、テンポが生まれて面白いかもしれない)。プレイヤーが強敵を倒した時の達成感を増幅させるのには使える。

エローン大君 @erontycoon

本当に「やりすぎるとプレイヤーが混乱する」から扱いづらいが、効果的に使うと画面効果はプレイヤーに「操作故のフィードバック」を与え好印象を与えることが出来る。Hアニメだけだとマンネリなような……と思ったときにはチャレンジしてみると面白い。

エローン大君 @erontycoon

演出のためならグラフィッカーを！みたいなとこあるから、まともに全部受け取られるとエターなりかねないし、念の為。

エローン大君 @erontycoon

ACT・STG両方に置いて、手間をかけすぎると製作が泥沼になる癖に、プレイヤーへのフィードバックという点で外せないのは聴覚、特に操作から直結する「効果音」だ。素材で済ましてしまうのが一番てっとり早いが、キャッチーな効果音を作れる・使い方が出来る場合は効果てきめん。

エローン大君 @erontycoon

もちろん、RPG・その他ジャンルでも効果音は重要(ex.決定ボタン押すたびに屁の音がするとか嫌すぎる)だけど、こちらの場合はむしろ長時間耳にする上に数が揃えづらいBGMの方をまず重視した方がいい。「もう聞きたくない」と思わせると負けなので、ゲームデザインにも関わってるから大変。