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坂上秋成 @ssakagami

作家。1984年生。早稲田大学法学部卒業。主な作品に『夜を聴く者』、『惜日のアリス』、『モノクロの君に恋をする』、『ビューティフル・ソウル』、『TYPE-MOONの軌跡』。連絡先:ssakagami0727☆https://t.co/N8GNSmAmm4

坂上秋成 @ssakagami
仮眠前に三行くらい、作家の営業について。作家が自作を宣伝するということに対して好意的でない人は当然いるだろう。しかし、前提として宣伝している作家とて、ほとんどの場合気楽に「買ってちょー!」と思ってるわけではない。
坂上秋成 @ssakagami
どこかに「作家が自分で宣伝するのはみっともない」という感覚が残っているように思う。けど、経済状況・消費形態・企業の判断基準などの急速な変化を考えると、もはや作家は初動を意識して動かなければ作家として活動していくことも難しい環境になっている。
坂上秋成 @ssakagami
漫画・ライトノベル・ノベルゲームなどで「初めの一週間の売れ行きで続くかどうか決まる」というのは所与の事実となっていて、そうである以上これまでと同じように振る舞っていたら、分かりやすく売れるものだけ続き、面白いけど初動が微妙なものは消えていくことになる。これは文化として切なすぎる。
坂上秋成 @ssakagami
それを踏まえると、作家の側は何も恥じることなく出たらすぐに買ってくれと宣伝し、読者の側もそれを当然やるべき営業の形として、むしろ誇り高い仕事として受け止めるような意識を持つというような共同変化が必要だと強く思う。それは好きな作家を応援しようというようなロマンティシズムというより、
坂上秋成 @ssakagami
産業構造が変化した以上、作家と消費者の意識もまた当然変わってしかるべきというドライな提案だ。少なくとも僕は企業に宣伝を全て任せてあとで愚痴る作家より、自分で買ってくれと叫んで自作を守ろうとする作り手の方がはるかにかっこいいと思う。だから自分もかっこいい消費者になりたい。そんな話。
坂上秋成 @ssakagami
眠すぎるので遺書的にラスト呟くと、本当は「面白いけど初動が微妙なもの」の価値を守っていくのが多くの人に嫌われる批評という仕事の重要な役割なんだけど、真にいい批評は消化に時間かかるので、高速性極まったネット世界と相性悪すぎるので、どこかに「遅い世界」を求める必要は絶対にあるよ。
坂上秋成 @ssakagami
超ざっくり言うと「初動が全て」の世界って「スラムダンクが一瞬で打ち切られる世界」だぜ。マジヤベー感するよね(実はスラダン最初っから初動よかったらすいませんだけどイメージ的な話で)。
坂上秋成 @ssakagami
10周コースだよねマジで。飛影が全身に目玉出したあたりで終了のゆうはくとか嫌だよ!! twitter.com/ub7637/status/…
坂上秋成 @ssakagami
なんかこの1年くらい思ってたんだけどさ、RTよりいいねの比率高まってるよね、俺だけだったらせつないけど。でもさっきの作家が自分で宣伝して読み手もそれを支援するべきって話さ、賛同してもらえたらRTしてほしいよ。ツイートRTしてほしいって思うの初めてだよ。
🌿蔓葉信博 @tsuruba
基本的に坂上さんの意見に賛成なのだけれど、僕が知りうる限り、初動で全ては決まるというのはほんの少しだけ大げさで、実際は「非常に非常に不利になる」ということらしいです。初動が悪くても持ち直した例がないわけではないので。ただ、それは全体としては非常に少ないらしいです。 twitter.com/ssakagami/stat…
坂上秋成 @ssakagami
「全て」と書いたのは過剰でした、申し訳ないです。ただ僕が何年か前に思ってたよりはるかにヤバいんだなーと今年分かって(あるいは主観的に感じて)、少しこれまでと違う作り手―受け手の関係がいるなーと強く感じた次第です。 twitter.com/tsuruba/status…
🌿蔓葉信博 @tsuruba
いえいえお詫びいただくようなことではまったくなく! 消費サイクルの速さはおっしゃるとおり更にスピードアップしている感があります(根拠は実感のみですが)。作り手もやり方を変化に合わせていく必要はあると同意するものです。 twitter.com/ssakagami/stat…
三田誠/8月23日、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』文庫五巻発売! @makoto_sanda
@ssakagami 当時のジャンプですとアンケート主義な話がいくつもされてますから、むしろスラムダンクは初手からよくないと打ち切られる世界の申し子だったのではないでしょうか。もちろん本の売り上げとはまた別ですが。
坂上秋成 @ssakagami
@makoto_sanda アンケート普通によかったということなら申し訳ないです。イメージ的にと書いたのはスラダンの場合、山王戦に向けてどんどん右肩上がりに面白くなっていく印象だったからです。最近の鳥島編集長のインタとか読むと三田さんの仰る通りかもと思います。
坂上秋成 @ssakagami
「スラダンおもしれえ!」って思ったのどの辺からだったかな。三井が不良と一緒に攻めてきて花道と流川が「もみ消す!」「誤魔化す!」⇒「バスケがしたいです…」の頃からだった記憶。
三田誠/8月23日、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』文庫五巻発売! @makoto_sanda
@ssakagami おっしゃることは僕もほぼ同意です。が、事実に反したことが言葉の気持ちよさで流行って、事実認定されるのもよく見るので、なるべく事実確認したことを喋りたいなあと。
坂上秋成 @ssakagami
@makoto_sanda 失礼しました。確かになんとなく勢いでスラダンと使ってしまったので、気を付けます。ご指摘ありがとうございます。

コメント

じーさん @GAS474 2016年10月16日
アメリカの作家は積極的に自主宣伝している印象があります。
じーさん @GAS474 2016年10月16日
売り上げ増を狙ったサイン会なども、作家側から提示する場合があるそうです。
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