- HayakawaYukio
- 41085
- 181
- 26
- 126
千葉さんが赤色立体マップを学会でお披露目した時、「内臓みたいで気持ち悪いよ」って、クダをまいたのは私です。イロイロ試した結果、赤になったとのこと。青やら緑やらのマップも見せてもらった。他の色でも立体的には見えるが、立体感は赤が一番だった。
2015-11-01 09:09:02ブラタモリ青木ヶ原の赤色立体地図誕生の瞬間を伝えた富士砂防広報誌ふじあざみ38号(2002年)と42号(2003年)cbr.mlit.go.jp/fujisabo/oshir… cbr.mlit.go.jp/fujisabo/oshir…
2016-10-15 23:03:30当時を回顧すると、富士山ハザードマップ検討委員会の席上、うさはかせが青木ヶ原溶岩の調査の重要性を力説→国交省富士砂防が予算確保→アジア航測に航空レーザー測量を発注→千葉さんがデータ処理中に赤色立体地図を発明という流れでした。初めて見た時には火山学者全員がのけぞりました。
2016-10-15 23:09:11火山学者「なんだこの立体に見える変な図は? 千葉さんが遊んで変なテクスチャを貼ったのか?」 千葉さん「いえ生データに特殊な処理しただけです」 火山学者「ええ〜! マジ?」てな感じ
2016-10-15 23:12:14赤色立体地図が、ちょっとした思いつきや彩色の工夫ではなく、なぜ「発明」というにふさわしいかは、分かる人でないと分からない気もするな。私も、分かっているわけではないけど。。
2016-10-16 23:05:06赤色立体地図が、なぜ発明に値するか。それは、明暗を使って傾斜を表現した従来のレリーフ地図では尾根と谷が区別つかなかった。それを彩度(赤色)を使って区別した。この理解でいい?
2016-10-17 07:13:00おとといのブラタモリは浅間山中にいたため、見ていません。赤色立体地図は、正直、私にとってはさほどの威力を持ちません。従来のレリーフ地図とあまり変わらない。専門家で立体地図表現に慣れているからだろう。しかし素人にはとてもよく立体感を与えるのだろう、と思っています。
2016-10-17 07:15:40@HayakawaYukio 赤色立体地図は,尾根と谷は明暗で区別し,傾斜の緩急を彩度(赤色)で区別し,それらを重ねあわせたものです。
2016-10-17 07:17:15うさはかせが、赤色立体地図を絶賛しているようだが、私はちょっと違う評価だとお伝えします。さて、ほんとのところはどこにあるか、わたしもよくわかんない。
2016-10-17 07:17:22@HayakawaYukio 赤色立体地図は,尾根谷や傾斜量の把握が容易にしたいうこともありますが,中縮尺で大縮尺の情報が把握できるという点も進歩です。いわば地形を微分したようなもので,面積あたりの情報量が多いのです。尾根谷の区別に開度を採用したので,フラクタル性も表現できた。
2016-10-17 07:43:33自分が赤色立体地図を見るときに受ける感動は、自分の普通の地図からのイメージ出来てなさと比例してるのかもなぁ、と思いつつ、こうやってイメージさせてもらえるのって、すごくうれしい。
2016-10-17 08:41:39@HayakawaYukio 赤色立体地図、原理はその理解でいいですが、主な効果は、起伏が緩いところできめ細かい地形が認識しやすいこと(画像処理的には輝度変化の強調)と、地図の向きに関わらず凸凹を認識できることです。陰影図は逆さまに見ると凸凹が逆転する。
2016-10-17 09:30:13@HayakawaYukio 逆に赤色立体地図の弱点は、絶対的な高低差を認識しづらいこと。富士山の地図見ても突出して周囲より高いとは認識しにくいし、山脈を見ても最高峰はわかりにくい。きめ細かい起伏の情報量を増やした分、大局的な高度の情報量を削ってる。
2016-10-17 09:41:12@BedrockMouse あなたは誰ですか?こういう繊細な問題に発言する人は、自分のバックグラウンドを開示することが必須です。非開示のひとの意見は参考にできません。
2016-10-17 09:42:00@HayakawaYukio 自分を公にさらせるようなメンタルにはなく、暇もない奴隷勤労者です。リプで返してしまって申し訳なかったです。コンピュータ(ソフト系)を中心に広範な技術知見を有してるつもりですが、証明できません。ノイズ投稿してしまいすみませんでした。
2016-10-17 18:39:45カシミール3Dで赤色立体地図の地形表現を実装してみた。基盤地図の標高データなので粗いです。 pic.twitter.com/lTLObITE03
2016-10-18 00:07:31パオーンとちばさんによる赤色立体地図のわかりやすい説明あった。2004年。「新しい地形可視化手法と地質調査への適用」web-gis.jp/e-Forum/2004/1…
2016-10-18 06:23:13赤色立体地図の解説論文はこれが決定版だと思います。千葉ほか2007地図 jstage.jst.go.jp/article/jjca19… twitter.com/HayakawaYukio/…
2016-10-18 08:01:32@HayakawaYukio 逆に高密度のデータでは、従来の陰影図では十分に地形判読できなかったため、新しい手法の開発を迫られた、と千葉さんから聞いたと思います。
2016-10-18 08:10:33鈴木・千葉(2004)にモノクロ印刷された赤色立体地図があります。赤色でなくてもそれなりの立体感が得られます。これに赤色を加えたときに得られる効果は何ですか? pic.twitter.com/A2OCNfXskG
2016-10-18 14:34:14@HayakawaYukio この2枚を見比べればわかります。赤色を加える前と後です。 pic.twitter.com/t1O1DS17RG
2016-10-18 14:45:31