電子書籍と出版業界とウェブメディア

競合するのか共存するのか。
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Munechika Nishida @mnishi41

某社の人にも言ったことがあるんですけど、電子書籍のバンドル数を100単位に増やし、販路を変えてバンドルする電子書籍を変えて売る、ってのはどうだ、と。きちんとマーケして展開すれば面白いことになるんじゃないかな、とも。入っていない書籍は後からDLできる(有料でも可)は当然として。

2011-02-19 20:29:47
まつもとあつし(IT・コンテンツ・社会) @a_matsumoto

@mnishi41 @kizuki_jpn バンドル戦略は確かに短期では電子辞書同様の効果を上げるように思えるのですが、辞書に比べて繰り返し利用の少ない一般書籍だと、結局ストアの拡充しか無くなりませんか?「○○全集」とかなら別ですが・・・。

2011-02-19 20:42:46
まつもとあつし(IT・コンテンツ・社会) @a_matsumoto

むしろ、100冊バンドルされた電子書籍よりも、定期的にシリーズが配信されてくるサブスクリプション型の方が可能性を感じる立場。iモードコンテンツのような事業計画が立てられるし。

2011-02-19 20:44:14
Munechika Nishida @mnishi41

@a_matsumoto @kizuki_jpn 個人的には、電子書籍を「探しづらい」現状で、起点としてバンドルを使うのはアリかと。内蔵の本からストアへの誘導線を作れれば、の話ですが。辞書と違い「これがあればOK」という定番がないので、コンテンツの寡占化も進みにくいでしょうし

2011-02-19 20:47:54
Munechika Nishida @mnishi41

@a_matsumoto もちろん、サブスクリプションモデルも全然否定しません。その場合、雑誌/新聞+完結していないマンガ、というモデルになるかな、とは考えます。

2011-02-19 20:49:33
Munechika Nishida @mnishi41

これはオーソライズされた意見ではないですが、「所有」のモデルをどう見るかが、サブスクリプションがバンドルかを決めているだけなのではないか、とも。

2011-02-19 20:55:15
まつもとあつし(IT・コンテンツ・社会) @a_matsumoto

@mnishi41 @kizuki_jpn なるほど。ストアも乱立しているし、紙の本も併用しつつ、1年くらいはこれで楽しめるかなという感覚の提供には役立つかもしれませんね。(Kindleが本格的に日本スタートなれば、吹き飛びそうですが・・・)

2011-02-19 20:58:31
まつもとあつし(IT・コンテンツ・社会) @a_matsumoto

論評する立場だと、バンドル型、サブスクリプション型いずれも有効ということで良いのですが、実際、調達を行う立場で考えると、アレもコレもという訳にはいかないかなと。Kindleが有る前提で考えたときに、いまからどちらの契約タイプでライブラリを確保すべきかと考えてます。

2011-02-19 21:01:04
Munechika Nishida @mnishi41

@a_matsumoto その点で言えば、出版社側に「低価格なサブスクリプション(読み放題的なモデル)には断固反対」という意見のところがあるのが気になるところ。その辺のバランスも含め、モデル構築の手法が問われると思います。

2011-02-19 21:03:17
まつもとあつし(IT・コンテンツ・社会) @a_matsumoto

@kizuki_jpn さんのメーカー目線、つまり事業年度で実績を上げなければならないという立場と、 @mnishi41 さんの中長期で導線を作っておくべきというところに相克がありますね。でもそれはCP(出版社)の抵抗にあう。(続く)

2011-02-19 21:09:17
まつもとあつし(IT・コンテンツ・社会) @a_matsumoto

@kizuki_jpn @mnishi41 本来的にはiTunes+iPodモデルが理想ですが、Jobsが必要になってくる(汗)。全ての出版社と仲良くしようという発想では、やっぱり橋頭堡を築けない・・・。

2011-02-19 21:10:37
Munechika Nishida @mnishi41

@a_matsumoto @kizuki_jpn 全社とバランスをとる、という形は捨てないとスタートできないでしょうね。ただ、参加しないデメリットが大きいことを示したモデルを構築すれば、日本では意外と正攻法よりいけるかな、と。半分以上冗談ですが。

2011-02-19 21:15:36
切り取り線 @kiri_tori

✄------------ AM 6:00 ------------✄

2011-02-22 05:59:59
kentarou sumi@愛知 @ks1234_1234

こういうのは私ですら100回以上言ってるし、版元も機種メーカーもとっくに検討済みだと思う。で、数じゃないだろね。読みたい本、のまえに、「そもそも電子書籍で読みたい?」のマーケが無視されてないか? / Twitter / Munechik… http://htn.to/ykW6Ec

2011-02-20 14:09:05
kentarou sumi@愛知 @ks1234_1234

電子書籍がらみで、「新しい体制に、古い出版社は対応できるのか、生き伸びれるのか」て論調の記事を良く見るけど、実は逆だと思う。みながいうとおり、電子書籍自体で稼げた著者も業者も皆無に近い。電子書籍は古い体制に勝てるの? そもそも読者はデジタルで読みたいの? ニーズあるの?

2011-02-20 14:12:36
kentarou sumi@愛知 @ks1234_1234

「潜在ニーズ」じゃなくて、実在ニーズはあるの? ジャンプは250円で買える。どこでも買える。単行本は500円以内。んで、non DRMだ。軽い。小さい。解像度は2000dpi以上。それを越える利便を、それより安く提供できるの?

2011-02-20 14:13:42
kentarou sumi@愛知 @ks1234_1234

紙の出版社は、ずいぶん昔から、無料のWebってもんと戦い、住み分けし、共存してきた。正直、電子書籍とも共存できるよ。逆に、電子書籍は無料のWebと戦い、住み分け、共存できるの? --「出す技術がある」だけで浸透するなら、20年前にとっくに浸透したし、キャプテンシステムもコケてない

2011-02-20 14:14:47
kentarou sumi@愛知 @ks1234_1234

というわけで、絶版品や入手困難品、全集などにはデジタル化の旨味が分かりやすいし、ハードウェアバンドルも理解しやすいので、そちらは展開しやすいと思う。ちなみに、教材はとっくに動いてる。 / Twitter / 赤松健: やっぱ、「無料でし… http://htn.to/9KttWX

2011-02-20 14:20:55
切り取り線 @kiri_tori

✄------------ AM 4:00 ------------✄

2011-02-22 04:00:00
kentarou sumi@愛知 @ks1234_1234

ふしぎなもので、昼に書いた「電子書籍」がRTされたりファボられたりします。せっかくなので、このあと オマケを書きますね。share to @worris @a_matsumoto

2011-02-20 23:37:28
kentarou sumi@愛知 @ks1234_1234

ケータイ小説が書籍化された事例は多数ある。Q:その「元」のケータイ小説(Web)は電子書籍ですか?YESなら、それへの対応なら、たいていの出版社は終わっている。住み分けてる。NOなら、「電子書籍とは?」の定義が誰もできていないことになる。たぶん、本ではない別のもの。

2011-02-20 23:39:27
kentarou sumi@愛知 @ks1234_1234

既存の本を自炊したものが「電子書籍」ならば、出版されたケータイ小説の元Webはおろか、すべてのWebが「電子書籍」だ。これをNOというなら、では「電子書籍」とはなんなのか、実際には誰も答えられないことになってしまう。

2011-02-20 23:40:13
kentarou sumi@愛知 @ks1234_1234

名前が悪い。本でないものを「書籍」と呼ぶから混乱する。新しいメディアを作るなら、巧い人が造語してくれないと困る。んで、TVが普及してもラジオは全滅なんてしてないし、DVDが普及しても映画館は全滅なんてしてない。無料新聞Webがあっても、紙新聞は全滅してない。

2011-02-20 23:41:16
kentarou sumi@愛知 @ks1234_1234

ケータイゲームが普及しても、「出版社」にはほとんど影響がない。ゲーム屋にはあるかもしれないし、個人が使う消費金額が同じなら、総合的には出版社にも影響あるだろう。電子書籍は 今いわれているものが「本」と無関係なら、出版社に与える影響は、その範囲でしょう。

2011-02-20 23:42:22
kentarou sumi@愛知 @ks1234_1234

すべての出版社がオールマイティである必要はまったくない。たとえばリットーは音楽系だけで食っている。MDNはデザイン系だけで食っている。教材屋は教材だけで食っている。商売はいくらでも成り立つ。メディアが増えて困ることなどない。「全体」と「個別」を混同してはいけない。

2011-02-20 23:43:25
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