- uchida_kawasaki
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「日本の地震活動第2版」(地震本部、2009) p.24 jishin.go.jp/resource/seism… 「M6程度の地震では、多くの場合、地表にずれが生じないため、この程度の規模の地震を通常の活断層調査で捉えることは困難です」 という書き方だとわかりづらいので、
2016-10-22 21:06:06鳥取県西部地震(M7.3、2000年)は、理科年表2013には「M7級の地殻内地震にもかかわらず活断層が事前に指摘されておらず、明瞭な地表地震断層も現れなかった」と書かれている。
2016-10-22 21:11:48鳥取県西部地震の断層を、事前に見つけることが出来たか否かは、2000年代前半の耐震指針改訂のときにも論争が盛り上がった。電力業界は「一生懸命探せば見つけられる」と主張していたはずで、これが「日本の地震活動」の書きぶり「通常の活断層調査」という表現につながっているのかもしれない。
2016-10-22 21:14:20活断層が見つかっていないところでどこまでの規模の地震が起きるかは、原安委の耐震指針改訂会合で、盛り上がったテーマの一つだった。もう10年も前の話だから、いまの地震担当記者は知らないだろうね。
2016-10-22 21:19:43これをM6.8ぐらいにしてくれんと困るわ(電事連様の主張)、鳥取県西部が事前にわからなかったのだからM7.3にすべきだ(石橋先生など)の対立はすっきり解消せず、最終的には石橋先生辞任で終わりましたね。背景に露骨な電事連介入があったことは、311後に判明しました。
2016-10-22 21:24:01新聞用語でいうところの「未知の断層」による地震の揺れは、原発では「震源を特定せず策定する地震動」として想定されている。だいたい2004年の留萌の地震(Mw5.7 地表で1127ガル、解放基盤(地下の硬いところ)で620ガルぐらい)を考慮しているところが多かったはず。
2016-10-23 21:03:54留萌を超えてしまうと、せっかくこれまで審査したのがちゃぶ台返しになるから、なるべく大きな数値を出したくないのはイインチョも電事連も同じ気持ちでしょうね。 twitter.com/TWITTING_TIGER…
2016-10-23 21:57:30着手は、JCO事故の前日に東京のとある料亭で決まったそうです。ところが事故が起きてしばらくそれどころじゃなくなった、というのがスタート時点の動き。まあ、今のオカルト内閣なら、たとえどんな自然現象でも閣議決定のチカラで否定しちまうでしょう。 twitter.com/tcv2catnap/sta…
2016-10-23 22:08:49原発の地震と言えば日本海側と相場期決まっていて、2000年の鳥取西部で耐震設計指針の見直しに着手したんだが、もう今の内閣では1500ガル来ようが、どうなろうが「問題ない」が乱発されると思うと、少なくとも15年前の電力は無敵のヤンキーながら話だけは聞いた分まともに見える大日本w
2016-10-23 21:57:59だんだん収斂してくれなくなったので、2000年代からは確率論を持ち出してきて、鉛筆なめなめしやすくしました。「潰れたら元も子もない」枠内になんとか収めてくれるリスク論は最強ツールですわ。 twitter.com/tcv2catnap/sta…
2016-10-23 22:22:15電力の経営計画の範囲内で地震が収斂していく安全対策って凄いですよねと言ったら「潰れたら元も子もないから当たり前だろ」と言った先輩記者(非科学部)がおりましたw twitter.com/sayawudon/stat…
2016-10-23 22:17:46関連まとめ
資料
(別紙) 女川原子力発電所2号機 新規制基準適合性審査における基準地震動の追加評価について(PDF/282KB) tohoku-epco.co.jp/news/atom/__ic… pic.twitter.com/mclVWlXZ2Z
2016-10-24 19:53:16