- Uroak_Miku
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1)日本語は主語が省略されるとよくいいます。目的語や補語もです。なぜでしょう。「日本語では述語が王様であとは平等に家臣だからって話でしょ?前にいってたじゃん」 その理解でいいのですが、それではどうして述語が王様になってしまうのか説明できるでしょうか。
2016-10-24 09:08:022)昨夜散歩しててふっとひらめいた。ひょっとしたら日本語が母音でまわる言語だからではないか、と。母音ってわかりますか a, o, e, i, u のことです。
2016-10-24 09:09:153)音声学の難しい話はとばします。日本語は発音のパターンが比較的少ない。ということは同じ音節でもほかの言語に比べると伝えられる情報がどうしても少なくなる。
2016-10-24 09:12:004)英語の歌詞を和訳するときいつも感じる。英詩のほうが情報量多いなって。それを日本語に置き換えるのは、例えるならば32ビットで構成されたデジタル楽曲データを8ビットに圧縮するみたいな。昔のファミコンの音になってしまう。
2016-10-24 09:13:566)文でいえば述語を残してほかは捨てるのです。映画で I hate you. とセリフがあったら「きらい」と吹き替える。
2016-10-24 09:17:229)「滞在中お世話になりました」を英語でいうときは I appreciate you welcoming me into your house.(私を家に迎え入れるあなたを私は高く評価する)となる。you や me や your house がないと英文にならない。理屈っぽい。
2016-10-24 09:25:1211)日本語でも情報を押し込む技があります。漢語を使うのです。「おなかがいたいです」だと9音節ですが「ふくつうです」なら4音節。
2016-10-24 09:27:1012)ただ同音異語がどっさりあるのでまぎらわしい。「しじん」は私人なのか詩人なのか四神なのか、文脈で判断して受ける側が脳内で補ってあげないといけない。
2016-10-24 09:28:2314)一度に伝えられる音的情報があまり多くないので、最重要なものだけを選んで発話する。「ぼくはうなぎだ」もそうですね。これはアイ・アム・ア・ウナギと言いたいのではなく「あなたにお願いします自分にはウナギ料理を出してください」の意。これだと長すぎるので「ぼくはうなぎだ」で済ませる。
2016-10-24 09:34:3817)そうそう述語(「食べる」とか「きれいです」とか)が日本語ではどうして文の末尾に来るのかというと、おそらくuの音で終わるのが文の区切りという合図だからです。「食べるとき」のように続く場合もあるけれど、英語でいう関係代名詞とか従属節とかですねこれは。
2016-10-24 10:46:54補足。そういえば助詞にはu音で終わるものってあったかな。ここが謎を解くカギになるかも。