2011年2月22日

素人考えな建築概論

美しいけど古くなった鉄筋コンクリートの建物、どうしたものかという素人考え。
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ベイビー.A @KTR61

長崎市公会堂の存続の是非を巡って建築物について色々と考えている。日光に風雨、寒暖に乾湿、環境の変化に晒される部材から成り立つ建築物は簡単に壊せない一方でどんどん劣化して行く。ヒビが入ったり雨漏りしたりもする。だから継続的な補修が必要だし、それでもいつかは寿命が来る。

2011-02-22 02:55:35
ベイビー.A @KTR61

建築物に於いて最悪な状況は保守管理すらままならないことだと思う。経年で起こりうる使用部材や内部配管の劣化、或いはトラブルに対応出来ない建築は使う上では最悪な部類だと思う。東京都庁が代表例で、雨漏りの修繕費には今後建築費に匹敵する修繕費がかかるらしい。洒落にならない。

2011-02-22 03:04:50
ベイビー.A @KTR61

仮に保守管理が出来たとしても交換不能な部材の劣化は免れない。コンクリートの隙間に入った水はコンクリートを劣化させ、内部の鉄筋を劣化させる。水増しは論外だけれども、まともなコンクリートもいつかは寿命が来る。その寿命は戦後の建築に於いて60〜70年だと聞く。

2011-02-22 03:06:47
ベイビー.A @KTR61

無論寿命に近づいたら保守管理費用は増大する。割れては埋めるコンクリの下で着実に劣化する鉄筋。欧州の煉瓦の大聖堂や奈良の法隆寺の修理維持とは全く異なる、寿命を前提にした鉄筋コンクリートの維持管理。どこで引導を渡すかは近代の建築家を多いに悩ませて来た様に思う。

2011-02-22 03:14:21
ベイビー.A @KTR61

ひとつの解答が黒川紀章の中銀カプセルタワービルで、居住部分を部品と捉え交換する交換を前提にした建造は多いに画期的だった。尤も実際には一度たりとも取り替えられたことが無いのだが。

2011-02-22 03:18:40
ベイビー.A @KTR61

或いは別の解答がミノル・ヤマサキの1WTC/2WTC。あの911のテロで壊れたWTCだが、ヤマサキ氏は20年での立て替えを想定していたという。20年後の生活なんて誰にも分からない。だから20年が限界。巨大ビルの寿命が20年とはやや極端だが、その発想は至極合理的だと思う。

2011-02-22 03:22:19
ベイビー.A @KTR61

今日、戦後の凝った意匠の建築物が解体の是非の議論に晒されている。しかし明確な寿命が見えるこの建物に延命の注射を続けることが果たして有意義なのか。そんなことを考えた夜でした。おわり

2011-02-22 03:26:17

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