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イマヌエル・カント『判断力批判』読書メモ集

イマヌエル・カント『判断力批判』(全二巻、篠田英雄訳、岩波文庫、1964)の読書メモをまとめました。Immanuel Kant, Kritik der Urteilskraft, 1790.
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荒木優太 @arishima_takeo

悟性と理性とは、経験という同一の地域においてそれぞれ相異なる立法権を保有し、しかも一方は他方を侵害する必要がないのである。自然概念は自由概念による立法に影響を及ぼさないし、同様に自由概念もまた自然による立法を阻害しないからである。byカント『判断力批判』

2016-10-11 14:03:42
荒木優太 @arishima_takeo

「純粋理性の批判は三部門、即ち自然概念による純粋悟性の批判、純粋判断力の批判および純粋理性の批判から成る」(カント『判断力批判』)。いや、だから、題名のつけ方としてこっちの方がいいっしょ。『純粋悟性批判』『純粋理性批判』『純粋判断力批判』、これでいいじゃん。

2016-10-11 14:08:13
荒木優太 @arishima_takeo

ところで、カントがいう判断力とは、悟性と理性を媒介するものだということは理解したけど、これは悟性と感性を媒介する想像力(構想力)とどういう関係にあるんでしょうか? 読めば分かるのか。

2016-10-11 14:09:38
荒木優太 @arishima_takeo

@arishima_takeo でも、判断力批判を入れるんだったら、構想力批判も入れるべきなんじゃないの?とか思わなくもない。もっと単純に『感性とはなにか?』『悟性とはなにか?』『理性とはなにか?』で本書けなかったんだろうか。

2016-10-11 14:16:15
荒木優太 @arishima_takeo

「いやしくも美に関する判断にいささかでも関心が交じるならば、その美学的判断は甚しく不公平になり、決して純粋な趣味判断とは言えない」(カント『判断力批判』)。この利害って英語だとインタレストで訳される利害なんだろうか。

2016-10-12 19:01:14
荒木優太 @arishima_takeo

ひたすら享楽するためにのみ生きているような人(そしてこの点にかけてはいかに勤勉であろうとも)の存在が、それ自体なんらかの価値を有するなどということは、断じて理性の納得し得るところではない。byカント『判断力批判』

2016-10-12 19:03:22
荒木優太 @arishima_takeo

「美は、人間だけに妥当する、即ち動物的であってしかも同時に理性的であるような存在者であるところの人間――換言すれば、純然たる理性的存在者(例えば精霊)としてではなく、理性的存在者であると同時に動物的存在者でもあるような人間にだけ妥当する」(カント『判断力批判』)。パスカル的な何か

2016-10-12 19:06:09
荒木優太 @arishima_takeo

@arishima_takeo カント『判断力批判』、篠田英雄訳、岩波文庫、120p。

2016-10-14 11:54:23
荒木優太 @arishima_takeo

カント先生が崇高とはなにかについて説明してくれてるんだが、よく分からん。崇高さは自分の外(対象)ではなく、自分の内側から湧き上がってくるものだってのは分かった、けど、構想力との関係が分からん。構想力のキャパオーバーになると崇高が代わりに生じるよってことなんだろうか。

2016-10-14 15:58:55
荒木優太 @arishima_takeo

「実際に恐怖の念を懐く人間は、自分自身のうちにその原因のあることを承知しているのである」(カント『判断力批判』)。アランとか好きそう。

2016-10-15 20:28:13
荒木優太 @arishima_takeo

実際の世間は、必ずしも人間が住み得ないほど極度に煩わしい仮りの棲処でないに違いない。byカント『判断力批判』

2016-10-18 14:59:34
荒木優太 @arishima_takeo

「我々が、美を美としてこれに対して直接的関心をもち得るためには、関心の対象は自然そのものであるか、或は我々が自然と思いなすところのものでなければならない」(カント『判断力批判』)。あ、このへん佐村河内問題と関係してそう。

2016-10-18 15:05:29
荒木優太 @arishima_takeo

「学問においては、最も偉大な発見者とひたすら苦心惨憺する模倣者や学習者との相違はけっきょく程度の差にすぎない」(カント『判断力批判』)。学問の天才はトレース可能だが、芸術の方はトレース不可。学問の限界は拡張可能だが、「天才の芸術はどこかで停止する」。なるほど。

2016-10-18 15:10:47
荒木優太 @arishima_takeo

「笑いは、緊張した期待が突然無に転化することから生じる情緒である」(カント『判断力批判』)。バタイユ的ななにか。

2016-10-19 13:19:49
荒木優太 @arishima_takeo

「我々の有する概念の実在性を証示するには、常に直観を必要とする。もしその概念が経験的概念であれば、その場合の直観実例と呼ばれる、またその概念が純粋悟性概念であれば、その場合の直観は図式と名ずけられる」(カント『判断力批判』)。へぇー、図式、へぇー。

2016-10-19 13:22:12
荒木優太 @arishima_takeo

@arishima_takeo 篠田訳の特徴、×名づけられる 〇名ずけられる

2016-10-19 13:22:57
荒木優太 @arishima_takeo

芸術に対しては、手法(modus)があるだけで教授法(methodus)なるものは存しない。師匠は、弟子が何を、またどのようにして制作したらよいかを弟子の前でして見せねばならない。byカント『判断力批判』

2016-10-19 13:24:36
荒木優太 @arishima_takeo

カント『判断力批判』上巻読了。読む前から気づいてたけど、やっぱりよく分からないな。趣味とか快適とか快とか適意とか、どういう違いがあり相互にどう関係してんのか。たぶん、英訳みると割と簡単な言葉なんだろうけど。悟性がアンダースタンド的な。とはいえ、取り敢えずはめげずに下巻を読了する。

2016-10-19 13:28:59
荒木優太 @arishima_takeo

あと評判通り篠田英雄訳は…たしかに、まァ、アレだな。あんま訳の悪口は言いたくないが。普通なら句点使うところを読点に代えてるのは原文の長文リズムを崩さない逐語訳的配慮なんだろうか。もうちょっと「。」使ってもいいんじゃないだろうか。

2016-10-19 13:32:22
荒木優太 @arishima_takeo

ちなみに、熊野純彦訳じゃないのは本代をケチったため以外のなにものでもありません。

2016-10-19 13:33:47
荒木優太 @arishima_takeo

「いかなる器官も、他の部分を(従ってまたすべての部分がそれぞれ他の部分を相互的に)産出する器官なのである」(カント『判断力批判』)。みよ、このオートポイエーシス感を。

2016-10-20 12:53:04
荒木優太 @arishima_takeo

なんかすごい勢いでまとめてくれてるんだけど、一番最初にこれを読みたかったかな?、みたいな…。 pic.twitter.com/ltabHi19xn

2016-10-25 14:21:26
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荒木優太 @arishima_takeo

@arishima_takeo これ読んどきゃ三批判全部読まなくてもいいんじゃないの? みたいな…。

2016-10-25 14:22:08
荒木優太 @arishima_takeo

「判断力は、特殊を普遍(その概念がすでに与えられている)のもとに包摂する能力であるばかりでなく、また特殊に対して普遍を見出す能力でもある」(カント『判断力批判』)。へぇー。

2016-10-25 14:28:44
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