2016年10月29日

荒島晃宏氏による『七人の侍』4Kデジタルリマスター版の話

脚本家であり映写技術者でもある荒島氏による『七人の侍』4K修復版のツイートが興味深かったのでまとめました。あと、モルモット吉田氏のツイートを追記しました。
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センソージ・ロックこと荒島晃宏 @kariyahikaru

チェックポイントを頭の中で反芻しつつ… さて、TOHOシネマズ日本橋さんで、「七人の侍」4K修復版を見ますよ。

2016-10-27 09:42:37
センソージ・ロックこと荒島晃宏 @kariyahikaru

物書きだったり、映画も撮っていたりするシネマヴェーラ渋谷の映写の一角。著書に『映画館のまわし者』(近代映画社刊)、雑誌月刊『江戸楽』(毎月20日頃発行)にて映画紹介を連載中。長編小説『チェレンコフ光』電子書籍Amazonにて発売中。短篇映画下記アドレスにて公開中。趣味は節約とリサイクルと近所のゴミ拾い。

https://t.co/sUZb0ImiEu

センソージ・ロックこと荒島晃宏 @kariyahikaru

「七人の侍」4K修復版 シネスコスクリーンに4Kサイドパネル上映。 そうか…こうしたか…そしてこうなったか…という、驚きと喜び。 #2016映画印象記

2016-10-27 13:58:49
センソージ・ロックこと荒島晃宏 @kariyahikaru

「七人の侍」4K修復版、シネスコスクリーンにサイドパネル4K上映。 東宝マークが封切り当時のものに戻った! 音声も最初期のモノラル版に戻った。だから、刀の斬り音の追加も、久蔵が撃たれる場面の音ズレの修正もなし。矢が人に刺さるカットの線も消してない、本当に封切り当時のバージョン。

2016-10-27 15:10:46
センソージ・ロックこと荒島晃宏 @kariyahikaru

「七人の侍」4K修復版、シネスコスクリーンにサイドパネル4K上映。 冒頭の字幕後のファーストカット(野武士が馬で来るところ)手前の草っ原が、殆ど真っ暗に近い。これが東宝さんのオフィシャルの画ということなんだろうな。 クライテリオン版BDは、もっと明るくて草っ原の様子がよく分かる。

2016-10-27 15:16:43
センソージ・ロックこと荒島晃宏 @kariyahikaru

「七人の侍」4K修復版、シネスコスクリーンにサイドパネル4K上映。 うちにあるいろんなバージョンを見てから、観賞に臨んだけど、この4K版の画調に一番近いのは、LD版だと思う。 これは、LD版が唯一、監督の存命中にリマスターが行われていることが、関係しているせいかもしれない。

2016-10-27 15:26:58
センソージ・ロックこと荒島晃宏 @kariyahikaru

「七人の侍」4K修復版、シネスコスクリーンにサイドパネル4K上映。 とにかく解像度が高くて明瞭。監督が見たら感激すると同時に、まずいこんなとこまて見えてるってとこもある気がする。ズラはバレるし、土屋嘉男さんの鼻毛も見える。高堂国典さん、結構シワが少ない。

2016-10-27 15:38:29
センソージ・ロックこと荒島晃宏 @kariyahikaru

「七人の侍」4K修復版、シネスコスクリーンにサイドパネル4K上映。 これだけ解像度が高いと、フォーカスを追えてないところまでよく分かって、キャメラマンの息遣いが聞こえて来そうである。

2016-10-27 15:46:19
センソージ・ロックこと荒島晃宏 @kariyahikaru

「七人の侍」4K修復版、シネスコスクリーンにサイドパネル4K上映。 解像度が高くて、ネガの歪みによるピントの細かなブレまで分かる。同じ4K修復でも「ゴジラ」や「生きる」では、それ程気にならなかったので、それらよりネガの劣化が進んでいるのかもしれない。温存され過ぎたせいか?

2016-10-27 15:57:55
センソージ・ロックこと荒島晃宏 @kariyahikaru

「七人の侍」4K修復版。 勘兵衛の頭を丸めるお坊さんって、「生きる」で、お通夜の時に帽子を持ってくるお巡りさんの役者さん? だとすると、なんかいいキャスティングだねえ。

2016-10-27 16:03:04
センソージ・ロックこと荒島晃宏 @kariyahikaru

『七人の侍』4K修復版。 今回初めて、千石規子さんがどこに出ているのか判った。人質を救けるためにおむすびを持って来る女の人(乳飲み子のお母さん)。 資料を見ればすぐに判るんだろうけど、画面で見つけるのがオツなところ。 また、家を燃やされた本間文子さんの転び方の凄まじいこと。

2016-10-27 17:13:29
センソージ・ロックこと荒島晃宏 @kariyahikaru

『七人の侍』4K修復版を見て舞い上がってンのは、まさかオリジナル版に戻すとは、思っていなかったのよ。 長らく流布してきたリニューアルアウンド版で修復するか、あるいは今風に(DVD化の時に作った)5.1chサウンド版でも作るのかと、タカを括っていた。スイマセン(誰に謝ってンだ?)。

2016-10-27 17:21:34
参考までに
吉田伊知郎/モルモット吉田 @molmot

映画評論家・ライター 、1978年生 ◆テキスト担当の『映画「東京オリンピック」1964』(復刊ドットコム)が発売中。 著書に『映画評論・入門!』、共著に 『映画監督、北野武。』『「シン・ゴジラ 」をどう観るか』ほか。『映画秘宝』『キネマ旬報』等に執筆。 連絡先→molmot1@infoseek.jp

molmot.hatenablog.com

吉田伊知郎/モルモット吉田 @molmot

『七人の侍/4Kデジタルリマスター版』についての東京現像所の修復チームの話では、コンセプトは1954年の初公開時の状態に戻すこと。だから冒頭の東宝マークも、最初のリバイバルで当時最新の東宝マークに変えていたのが以降のソフトでも流通していたので、今回オリジナルに戻したという。

2016-10-24 01:45:48
吉田伊知郎/モルモット吉田 @molmot

『七人の侍/4Kデジタルリマスター版』は、初出に戻すというコンセプトが明快なので、当然、91年のリバイバル時に追加された刀の斬る音や火が燃える音は、今回のコンセプトに合致しないということで外すことになったという。

2016-10-24 01:48:58
吉田伊知郎/モルモット吉田 @molmot

『七人の侍』オリジナルネガは東宝にはなく探索するも未発見。オリジナルネガから作られたマスターポジ、デュープネガ、短縮版ネガをチェックし、マスターポジを軸にして修復作業を行うことになるがここにも欠損コマが数カ所あった為、各バージョンを同時にチェックして欠損箇所を明確にさせたという。

2016-10-24 02:02:59

コメント

ユーセ コーイチ @ko_iti30 2016年10月29日
まとめました。荒島晃宏、モルモット吉田両氏に感謝します。
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