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(まとめ用資料)前段 電子書籍と出版業界とウェブメディア:http://togetter.com/li/103889 こちらには、「紙本のデジタル化」と「まだ見ぬ謎の未来のコンテンツを分けよう」、および 一般向けじゃない業務用ではとっくに実用化されてる話を。
2011-02-22 22:28:49ああ、すいません、かきわすれた。わたしは「PC技術書および一般教材」で「書籍」が仕事の守備範囲です。なので、それ以外は分からない。雑誌も分からない、文芸やマンガはもっと分からない。交流のある編集者さんはいて、「へー、ぜんぜん違うんだ」と思う程度。
2011-02-22 14:10:45んで、4時間で RTされ favられ フォロわれ、合計110ねえ。なんか面白いこと書いたっけ? どっちかというと、つまらん現実の話しか書いてないんだが。しかしまあ、やっぱ異業種の話って面白いですね、とスガキヤにて思った。
2011-02-22 13:23:14スガキヤ=愛知中心の大衆ラーメン店。今日入った店は、予備校のすぐ近く。その予備校生が4人 入ってきて、1人が注文して、あと3人が悩んでいる段階で、レジのおばちゃんが「大盛り4つ!」て叫んだ。でも3人はまだ注文を悩んでる。
2011-02-22 13:24:31「え、1人目が1杯?」と思ったが、当然そんなことはなく、顔で全員が「大盛り」を頼むことは分かっていて、ただたんにスープの味を悩んでいるだけ。なので先に麺をゆでる指示を出して、注文が確定してからスープを準備した。--外食のまわし方なんてしらないから、へええええ、と感心した。
2011-02-22 13:25:21いや、それ「え、1人目が4杯?」だろ。なんでそういうところに誤植を出すの>自分。「それで職業は編集なの?」とか思うが、まあぶっちゃけ ついーとするまえに変換の確認ってあんまししてないです。すいません。 / Twitter / kenta… http://htn.to/3SJCgt
2011-02-22 14:40:24こういうのは、外食でバイトでもしてれば、当たり前のことなんだろうね。でもわたし その経験ないので、非常に新鮮だった。んでまあ、外食でも、ラーメンとお寿司屋で工夫は違うだろうし、高級店と大衆店でも違うよね。チェーンと独自地域店でも。それそれビジネスを工夫してる。多様。
2011-02-22 13:26:30んでまあ、せっかくフォローされたので(いやフォローは10人くらい?)、ついでで「出版社はボッタくってないですよ」と「ボッタくってないから、いまはデジタルブックは迂闊にやれんのですよ」てのを、短めに。
2011-02-22 13:27:14まともな出版社は、一切ぼったくってない、というか、ぼったくってるような会社は、自然に潰れる。まっとうなビジネスは「作り手(書き手)、売り手、買い手の利害が一致する」とき成立するようになっている。
2011-02-22 13:28:09たとえば、お客さんが「広辞苑レベルの辞書、105円だったら買うのに」と思ったとする。んでも、それを作るのに、著者さんにはすごい労力がかかる。でも、定価105円では著者さんに報酬が支払えない。著者さんの利益にならない。
2011-02-22 13:28:54もしそれでも出すなら、高校生で時給750円を100人やとうとかで、「てきとーでいいから書いて!」つって、内容チェックもしないで、すなわち語句正当性どころか「あいうえお順」すらチェックしないで、しかも 安くて破れるボロ紙で出すしかない。これ、お客さんの利益にならない。
2011-02-22 13:30:05お客さんに損はさせない。著者さんにも損をさせない。正しいビジネスである限り、両方の得が一致する。その採算ラインとマーケットをきっちり見定めるのが編集の仕事の1つで、編集の見定めが間違っていたときのリスクを負うのが出版社。
2011-02-22 13:30:59モノの値段には理由がある。たとえば辞書は、あんなに分厚いのに薄い。薄くてじょうぶで、ふつーでは破れない、しかも軽い防水・防塵加工をした紙を使う。ぶっちゃけ高い。
2011-02-22 13:32:01(まとめ用資料)説明訂正:辞書は、「あんなにページ数が多いのに」薄い。…なんだよ「分厚いのに薄い」って>自分
2011-02-22 22:49:52で、内容も、信頼できる大学教授さんとかにチームを組んで書いてもらう。さらに、内容チェックを掛けられる別の先生のチームも組む。それで4回以上正しいかチェックして、さらに編集とデザイナーさん組版さんで適切なデザイン・紙面にして、文字の読みやすさなども工夫して、ようやく本になる。
2011-02-22 13:32:44高い値段をお客さまからいただくのだから、それに応える品質を提供する。でないとお客様の利益にならない。見捨てられる。すると、著者さんに御代を支払えない。著者さんの利益のためにも、品質は上げないといけない。
2011-02-22 13:33:29んでまあ、必然として、そういう値段に対してマッチするお客様がいるから、はじめて本が出せる。読者にマッチする著者さんがいるから、本が出せる。どちらの利益も確保する。結果が成功して、初めておこぼれをいただける。
2011-02-22 13:34:33標準的な単価設定では、出版社の取り分は、著者さんより少ないです。http://bit.ly/hYCxeG ぼったくってなんかいない。ぼったくってたら、著者さんにも読者さんにも見捨てられる。事実として、ペニーオークション、無事に半年~1年で撤退したでしょう。
2011-02-22 13:35:50んで、デジタルブック、現状だと、「お客様にどういう利益があって、著者さんにどういう利益がある」て断言できないのですよ。ぶっちゃけ現状って、出したい著者さんが身銭を削って出して、そして 前も書いたけど、お客さんはやっぱり興味がなくて、て状態ばっかりだ。
2011-02-22 13:36:56誰にも利益がはっきりしない状態では、編集からは依頼はできないです。てか、それで平気で依頼だすなら、その編集者は冒険心が強すぎるか、夢を見すぎているか、どっちか。--それが、ケータイ向けコンテンツやWebコンテンツなら、みなに利益があるモデルがある。そっちのほうが現実的。いまは、ね
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