『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』について

10月28日~11月2日にかけて公演された、長谷敏司原作、大橋可也振付構成演出・大橋可也&ダンサーズ『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』に関するまとめ。ほぼ編者用
ダンス SF
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  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-29 18:38:00
    プロトコルオブヒューマニティレイヤー1観賞。これはすごいな...現代ダンスはじみにはじめてなので余計にすごく感じられる。詳しい感想はレイヤー2をみてからにしたい
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-29 18:41:39
    プロトコルオブヒューマニティ記念ペッパー君。怖い(確信) pic.twitter.com/7Qy11ogzyD
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  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-29 21:19:01
    プロトコルオブヒューマニティ終了。最後はダンス監督の大橋さんと小説を書かれた長谷敏司先生、SF評論家の藤田直哉さんによるトークショーでした。いやー本当に充実した一時でした...
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 11:58:46
    プロトコル・オブ・ヒューマニティ。 一言でいえば、「人間らしさを表す動作(プロトコル)」を表現するダンス。 過去に飛浩隆先生の『グラン・ヴァカンス』をダンスとして表現した大橋可也&ダンサーズと、長谷敏司先生のコラボレーション企画 dancehardcore.com/topics_protoco…
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 11:59:03
    内容は長谷先生の書いた小説(過去作・書き下ろし含む)を元に作成したもの。小説は原案だが、ダンスと小説の同時制作の形態をとっていた模様 ダンスの振付は、長谷先生の文章を数値変換し、人間的な文脈を排除し機械的文脈でダンスプログラム化したというイメージで作成したとのこと
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 11:59:59
    振付は人間が行っているが、そのダンスは全く未知の機械言語で描かれているよう。 ダンサーは人間では決してありえないような機械的な動きを行う。 いわゆるロボットダンスではない。ただカクつかせた人間の動きではなく、 このダンサー達は、日常生活を送る人間なら絶対に行わない動きを行う
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 12:00:47
    これは本当に表現するのが難しいのだが、 例えば倒れた状態から起き上がるのに、手を全く使わず足の動きだけで無理やり立ち上がったり 関節を人が普段なら絶対に曲げない方向へ曲げたり ダンサー同士が互いを認識してない機械のように不自然に接触する このダンスでは人間が壊れた機械を演じている
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 12:02:35
    その中に、ヒューマノイドロボット(ペッパー君)が登場する。ロボットはダンサー達と同じように、人間は勿論、ロボット本来の動きでもない不自然な動きをする 人間が機械的に機械を演じ、人間的な機械がより機械的な機械を演じる すると不思議なことに、人間と機械の境界が曖昧になっていくのだ
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 12:04:43
    だがそれだけでは終わらない。劇を見続けていると、ダンサーやロボットの動作の所々に、何か人間的な動きのようなものを感じ取れるようになる。 機械的な動作の中に組み込まれた人間的な動作が異質なものとして浮かび上がる。 ダンサーだけでなく、機械の中にすら人間的動作を見出す瞬間がふと現れる
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 12:09:36
    人と機械の境界が曖昧になった舞台。機械的な動作の中に人間性(ヒューマニティ)を感じさせる動作(プロトコル)が浮彫りになる瞬間。それこそが本作の中核となっていた 本当に不思議な感覚だった 何せ、時に人間が演じる機械よりも、機械が演じる機械の方に人間性を感じられるのだから
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 12:11:30
    人間は、機械的な動作の中にも、人間に共通する要素を見出し、そこに人間性を見出す。これはその後の対談でも述べられてたことだが、人間は相手がとある動作をしたとき、自分が同じ動作をするのはこういう気持ちの時だ、と考え、相手の思考や感情を察するという。
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 12:14:23
    いわゆる共感性を司る器官で、ミラーニューロンというのだが、これが人型相手でも時には機能せず、時に機械相手でも機能してしまう。 ダンスの中に人間性を見出す瞬間が、人相手にも機械相手にも平等に訪れる。この境界が曖昧化する感覚は本当に未来的で、最高に素晴らしい体験でした
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 13:15:53
    これからプロトコル・オブ・ヒューマニティ、10月29日分のトークショーであった内容をできる限り簡略化して書いていきます。何分50分あるのでだいぶ要約が入りますがご勘弁ください。 大=大橋可也(振付構成演出) 長=長谷敏司(小説原案) 藤=藤田直哉(SF評論家ゲスト)
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 13:17:02
    ①ダンスの振付について ・振付は、長谷先生のテキストを機械的に翻訳したイメージ(大) ・言語を機械に抽象化させダンスに翻訳するというプロセス ・ペッパー君には、人間のダンスをさらにモーションキャプチャーによって再現させている ・自然言語→機械言語→人間のダンス→ペッパー君のダンス
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 13:17:46
    ②ペッパー君について ・二足歩行ロボットは人間と一緒に踊ると踊りによる床のたわみで倒れてしまう ・ペッパー君はいいダンサー。人間では不可能な完全停止が可能(長) ・完全な物になる演技はダンスの到達点の一つ。しかし人間は絶対に不可能 ・物に近づく人間と、物である存在の明白な差
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 13:20:03
    ③長谷さんとの関係について ・(大橋さん方が以前やられた)グラン・ヴァカンスはAIの動きを人間のダンスに翻訳するもの ・今作は、人工知能やロボットに入れられているプロトコルを人間が意識的に演じ直す作品だった
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 13:20:41
    承前) ・「ビートレス」では、AIに内面や心はないかもしれないが、形として人間に愛されるように振舞うようになれば、人間との共存ができるという仮定の未来が描かれた ・今作は、正に人間らしい「動作」や「形」を重視した内容で、長谷さんの小説と調和した作品となっていた
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 13:21:32
    ④ダンスとの関係ついて 大:元々は1960年代の土方巽(暗黒舞踏の創始者)らが作り上げた、当時の社会的要素や、クラシックバレエの持つ文脈から逸脱していく方法論を意識している 既存の振舞いとそうでない振舞いの境界線を意識し、それをいかに逸脱していくかがこれからに必要なものではないか
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 13:23:38
    今回の作品では、人間と機械の境界、人間的な振舞いの境界に焦点を当てた作品。そこから、人間性と機械性の境界線を再度意識し、どちらがどちらの側へ近づくかを突き付ける作品となったと思う
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 13:24:51
    ⑤内容について① ・長谷さんの書き下ろしも含めた過去作から今作を作成 ・レイヤー1では主に「My humanity」、レイヤー2では主に「あなたのための物語」を使用 ・レイヤー1は暗転と場面転換が多用される  (続
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 13:25:36
    承前) ・レイヤー1の一部セクシャルな描写はAllo, Toi toiのイメージ ・人間性であれば、当然セクシャルな要素も含まれるだろうと考えた ・大橋のイメージでは、壊れたセクサロイドの成れの果て
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 13:26:24
    ⑥内容について② ・レイヤー2では人型と人型の関係性が一つの場面の中に描かれている。 ・ペッパー君とそれに向き合う人間の動作、周りで機械的に踊る人々 ・ただ見つめ合うという動作の中に、人間性のようなものを見出すような作り (続
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 13:27:28
    承前) ・ダンスそのものに内面性は一切ない。当然機械にも内面は存在しない。一方で、ペッパー君の動作はより人間的にみえる(長 ・人間と人間でないもの、内面と外面の境界が揺さぶられる(大 ・その中に人間とロボットの新たな関係性があるように感じられた(藤
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 13:29:59
    人間性について 藤:僕らが思う人間性というのは思いの外振舞いで決まっている。例えばSFやホラー映画で、人間の集団の中にゾンビや悪魔憑きやロボットや宇宙人なんかがいたとき、どう見分けるかといえば、彼らが人間らしい振舞いからズレた行動をしてないかどうかで判断している
  • イルシス(雪星/イル) @Irrsys 2016-10-30 13:30:42
    例えばエクソシストで背面のまま階段を駆け下りるとか、ロボットであれば空気を読めるところで読めない反応をするとか。 我々が人間だと思っているものは振舞いとか行動とかである程度決められていて、その行動から外れたものを人間じゃないと検知しやすくなっている

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