- ou_fujiwara4
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2016年5月22日に行われた毛越寺の”曲水の宴”のレポート&解説です。
当時は当日のレポの後、後日詳しい解説を載せましたが、ツイートをした日時にこだわらず宴の時系列順に並べ直しました。
なお、童子の髪型の解説に詳しい方から間違いの指摘をいただきましたので、そのツイートは掲載していません。
前日の案内
泰衡「明後日22日は毎年恒例の『曲水の宴』です。十二単や狩衣に身を包んだ歌人たちが毛越寺庭園の遣水の周りで歌を詠む平安時代の遊びを再現した行事。羽觴(うしょう)という雀を模した器に杯を載せて遣水に流し、それが流れる間に歌を詠んで短冊にしたためるのです」
2016-05-20 21:34:37当日・宴が始まるまで
基衡「暑い、ひたすら暑い! 脱ごうかな」 泰衡「やめてください。今日は一般人のふりして来ているんですからつまみ出されますよ。…と祖父上と曲水の宴を見学に着ましたので、写真あげられるか知れませんがなるべくお伝えしたいと思います」 pic.twitter.com/6rUIar1X9J
2016-05-22 12:15:35泰衡「開宴時間が近づきますと参演者のみなさんは龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)に乗って大泉ヶ池を渡っていらっしゃいます」#曲水の宴 pic.twitter.com/u1qHiHjIbo
2016-05-23 23:15:27泰衡「↓ちなみに龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)は大船渡市の船大工さんが制作してくださったのですが、制作途中で被災され造船場も流されるという困難を乗り越えてのものでした」 nikkei.com/article/DGXZZO… iwate-np.co.jp/cgi-bin/news.c…
2016-05-23 23:20:31泰衡「スマホが茹つくらい暑い(>_<)」 基衡「あー、もう脱ごう脱ごう!」 泰衡「やーめーてーくーだーさーい(ますます汗かく)」
2016-05-22 12:35:18基衡「参演者が遣水の周りに着座すると衣裳説明に入る。まずは歌人たちの歌を詠みあげる披講役の二人は衣冠姿。宮中歌会始披講会の会員だそうだ」#曲水の宴 pic.twitter.com/003VdKgIKU
2016-05-23 23:27:04基衡「続いて男性の歌人は四名参加していたが、うち二人は同じく衣冠装束だった。この色の染め具合がまたいいな」#曲水の宴 pic.twitter.com/1gxhBuCoXB
2016-05-23 23:31:55泰衡「残り二名の男性歌人は狩衣姿。紋様にこだわりがあるらしいぜ……あ、深くは聞くなよ、解説メモってなかったからな」#曲水の宴 pic.twitter.com/WxMuJJHiYA
2016-05-23 23:39:27泰衡「女性歌人二名は艶やかな色合いの袿姿です」#曲水の宴 pic.twitter.com/l5oIa8GgLU
2016-05-23 23:42:46泰衡「でも一番お美しかったのは歌題を読みあげる十二単の彼女ですかね。あの衣裳、全部で二十キロあるそうですよ」 基衡「はあ、女はやっぱたくましいな。甲冑より重くねえか?」 泰衡「立ち上がる時は介添えが必要でしたね」#曲水の宴 pic.twitter.com/w7kHBKjSdX
2016-05-23 23:52:50宴本番
泰衡「それでは昨日は間違いもしましたが、気を取り直して22日の毛越寺曲水の宴を報告を続けましょう。昨日は衣裳解説まで紹介しましたが、この後主催僧の『開宴の辞』と十二単の女性の『歌題披露』で宴の開始となります」#曲水の宴 pic.twitter.com/CgTs4bzIv9
2016-05-24 20:59:31泰衡「まずは直垂姿の楽人たちによる催馬楽(さいばら)奉奏。歌と演奏は東京の小野雅楽会の皆様でした」#曲水の宴 pic.twitter.com/JKDUvvxYzk
2016-05-24 21:06:03基衡「そして毛越寺と言えば延年の舞だな。今回は『若女(じゃくじょ)』のみ。坂東からやって来た巫女が摩多羅神に舞を捧げる様子を再現したものだ」#曲水の宴 pic.twitter.com/5sms1NAQmk
2016-05-24 21:12:06泰衡「続いて杯を載せた羽觴(うしょう)という器を遣水に流します。羽觴は鳥の形が有名ですが、今回は二回流すうちの一回目が蓮の葉形の器でしたヾ(・ω・`;)ノ」#曲水の宴 pic.twitter.com/JizZvqFxAE
2016-05-24 21:19:17基衡「羽觴(うしょう)は写真のように遣水を流れていくんだが、遣水の流れだけだと流れにくいのか(^▽^;) 童子たちが流すのを手伝うんだ」#曲水の宴 pic.twitter.com/FNQSswWIrQ
2016-05-24 21:33:39泰衡「羽觴はおそらく人数分を順次流していくのですが、流れに合せて歌を短冊にしたためます。今年の歌題は『和(なごみ)』でした」#曲水の宴 pic.twitter.com/TllCYEtMek
2016-05-24 21:45:14基衡「流し終わった羽觴を童子が歌人達の元へ持っていく。歌人はその杯に注がれた御酒を飲み干すと、季節の小花を添えて童子に返すんだ」#曲水の宴 pic.twitter.com/3BXrX4qkm1
2016-05-24 21:53:59