シリア、アレッポでの戦い―政府軍地域に脱出した市民が自らの体験を語る。

政府軍に包囲された東アレッポ市民ハリードさん、政府軍地域に脱出し自らの体験を語る。
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Conflictwatcher@日米往復生活 @Conflictwatcher

independent.co.uk/news/world/mid… 英国Independent誌。政府軍に包囲された東アレッポ市民(昨日貼ったSputnik記事と同じハリードさん)、政府軍地域に脱出し自らの体験を語る。先日の停戦時、政府軍側に脱出した48人の中に彼の一家も含まれていた由。要約すると続

2016-11-02 08:31:02
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.@Conflictwatcher アレッポ住民は5ヶ月前からの燃料不足(Castello道路を遮断の効果?) ハリド氏は政府側と電話連絡し政府側が10月に脱出ルートを設けることを知った。 反政府兵は脱出を防ぐため政府側の定めた脱出ルートに発砲、脱出を図った民間人を殺害。続

2016-11-02 08:32:42
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.@Conflictwatcher 反政府軍は患者のいる病院や学校を陣地に使ってて、それを政府軍が爆撃すると非人道的だと非難 といった感じ。 以下、ほぼ全文訳、今回けっこう誤訳あるかも。 50歳のハリド・ハミラ夫婦が息子と共に東アレッポから脱出。東アレッポにはなおも多数の市民と続

2016-11-02 08:33:51
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.@Conflictwatcher 降伏を拒む反政府兵が包囲下で粘っている。 東アレッポには圧政に英雄的に抵抗する反政府軍と、政府の暴力を恐れる市民が暮らしているのように報じられている。だが、ハリード夫妻の話はそれとは大きく異なっている。まず、この夫婦は政府軍のシンパではない。続

2016-11-02 08:34:42
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.@Conflictwatcher 彼らの話によると、政府軍の砲爆撃は彼らにとって恐怖の的で、市内にいたヌスラ戦闘員たちはアレッポの反政府軍の中では最も友好的であったという。だがこの二週間、東アレッポでは反政府軍の兵士が銃を突きつけて市民の脱出を妨げ、妊婦含む6名が射殺された続

2016-11-02 08:36:34
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.@Conflictwatcher 彼らが西アレッポへの脱出に成功した後、Ahrar al-Shamは彼の弟を捕え死刑を宣告。彼らの支配下にあるテレビ局を通じてその件を配信した。ハリードは東アレッポに電話をかけて弟が本当に死刑にされたのか調べているが、今も弟の安否は不明。続

2016-11-02 08:37:20
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.@Conflictwatcher 弟のほか、彼の友人も捕まり、彼の店は反政府兵に略奪され、脱走者への見せしめとして家も破壊された由。反政府軍の兵士は、東アレッポ市民に対し、「政府軍地域に脱出しても政府軍に殺されるだけ」と告げてたが、それは事実ではなかったと彼は語る。

2016-11-02 08:38:27
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.@Conflictwatcher これらは、あくまで彼らの語ったインタビューであり、どれだけ正確にアレッポの現状を表しているのかはわからない。街にいる反政府軍に斬首されることを恐れ、西側のジャーナリストは東アレッポの取材を避けているので、確認の術がないのだ(ここ誤訳かも)。続

2016-11-02 08:39:15
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.@Conflictwatcher 「アレッポの生活は悲惨。食べ物も燃料も何もない。結婚式用に椅子やテーブルを貸し出す商売をしていたが、当然のことながら商売あがったり。内戦で医療機関も学校も機能してない。Ahrar al-Shamは、学校を接収して自分らの基地にしてしまった」続

2016-11-02 08:40:01
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.@Conflictwatcher 彼らと脱出した息子アルマタビラは8歳だが、読み書きができない。彼らは東アレッポを脱出した理由は、貧困、餓え、そして恐怖。「戦争勃発時、1キロの砂糖は10ポンド。だが今は3000ポンドだ。ガスボンベも200ポンドから150000ポンドに。続

2016-11-02 08:40:55
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.@Conflictwatcher 5ヶ月前から燃料も不足している。自分は糖尿だが薬もない。息子も病気がち。病院にはトルコ製の薬しかなかった」「私は東アレッポに家や車を持っていたし、以前は金持ちだった。だが、全てを置いて逃げることを選んだ。砲爆撃の元での生活はもう限界だった」続

2016-11-02 08:41:56
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.@Conflictwatcher ここで、彼の妻が話に割り込んできた。彼女の話によると、パンがないときは国連から送られてきた小麦で自作のパンを作ったが、それも無い時は飢えるしかなかったという。2012年に内戦がアレッポに波及する前の暮らしの方が自由で良かった、と彼女は語った。続

2016-11-02 08:42:46
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.@Conflictwatcher アレッポの反政府軍は住民の携帯電話を「セキュリティ上の理由」によって没収していたが、なぜかハリードは携帯を持っており、シリア政府の調停員に電話して、政府軍が包囲された住民や反政府兵の脱出のため、前線の8箇所に脱出回廊を設置することを知った。続

2016-11-02 08:44:07
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.@Conflictwatcher 「脱出回廊が開かれた10月20日、東アレッポの反政府兵は、脱出を望む人々を包囲。発砲によって脱出阻止を図り、妊婦を含む6人が殺されたと聞いた。その他にも負傷者多数。反政府兵たちは、政府軍が脱出回廊を砲撃していると非難していた」続

2016-11-02 08:45:01
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.@Conflictwatcher 「我々は夜を待った。脱出路には反政府軍の歩哨がいたが、マグレブのお祈りが終わると歩哨が休憩に行くのは知っていたので、その時間まで待って脱出回廊を抜けた」我々が脱出した後、歩哨たちは逮捕され、賄賂で脱出を見逃した咎で非難されていた。我々は続

2016-11-02 08:45:36
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@Conflictwatcher 地雷に気をつけて回廊を抜けた」ハリードとその家族は脱出方法について議論を重ね、二度目の試みで成功した。彼らについてきた別の家族は捕まった。「脱出を望む人間は多い。きっと脱出は成功する。パレスチナ人は占領者に対してナイフで立ち向かっている、続

2016-11-02 08:46:12
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@Conflictwatcher 我々も彼らと同様、占領者には屈しない。血路を開いて脱出できる」彼らはよく、このような会話を交したという。皮肉なことに、アラブ人であるハリド一家は、パレスチナ人を抑圧するイスラエルと、東アレッポを守ってるはずの反政府軍を同格の存在として語っていた続

2016-11-02 08:47:06
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.@Conflictwatcher アレッポが包囲されてから数ヶ月、ハリードは地元のモスクに通い続けていた。「いつ行っても、演説してるのはAhrar al-ShamのImamだった。Imamは政府が東アレッポ住民のヒゲを剃り落として、彼らを殺そうとしていると語っていた」続

2016-11-02 08:47:58
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.@Conflictwatcher 一方で、彼らはヌスラ兵を好んでいた。ヌスラ兵は住民に干渉せず、市民に対し敬意を持って接していたため。ハリードがAhrah al-Shamの兵士に、なぜ市民の脱出を許さないのか尋ねたところ、兵士は「我々は市民を政府から守っている。政府は市民たち続

2016-11-02 08:48:41
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.@Conflictwatcher を人間扱いしなかった」と返答があったという。「イドリブから来たFatah al-Islamが市民から志願兵を募ったが、応じた者は非常に少なかった。反政府軍には多くのサウジや湾岸諸国、さらにアフガンやアゼルバイジャン、チェチェン、中国人がいた」続

2016-11-02 08:49:23
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.@Conflictwatcher ハリードはメッカ巡礼時にいろんな国の連中を見ていたので、反政府軍にいる外人の国籍を判別可能だった。「中国のウイグルから来た反政府兵は、家族を連れてきており、Khan al-Asalに住んでいた。青い目の欧州人もいた。二年前にはISがラッカから続

2016-11-02 08:50:21
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.@Conflictwatcher 来たこともあったが、彼らは非常に友好的だった。IS兵たちはちゃんと給料をもらっていたので、我々に金をせびることもなかった」「政府の空軍機は病院や学校を爆撃している。だが、それらの病院は全て、反政府軍の基地や武器庫として使われている。続

2016-11-02 08:51:10
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.@Conflictwatcher 病院には今も患者がいるが、反政府兵はその屋上にロケット弾を配備し、そこから政府軍支配下西アレッポを砲撃している」三つの病院の名前を挙げ、彼はこう語った。これは、懸念すべき情報だ。多くの中東独裁者は、「テロリストが人間の盾を使っている」と続

2016-11-02 08:51:51
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.@Conflictwatcher 言い訳しつつ、無辜の国民を殺している。シリアでも同様だ。記者がシリアをNGOで訪れた情報提供者に取材したところ、彼は「地元で働くNGOの人間は、反政府兵は病院を使っていないと主張している、だが事実確認はできていない」との返答であった。続

2016-11-02 08:52:20
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.@Conflictwatcher 確かに、政府軍に爆撃された病院の映像には、武器は写っていない。映るのは死傷した患者だけだ。だが、反政府軍負傷兵が病院で治療を受けている可能性はある。西アレッポでも、同様に政府軍の負傷兵が病院に担ぎ込まれている。続

2016-11-02 08:52:41