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yasumico83
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∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
1. 《なんや…ヤスのファンだったんか》 ｢うん…｣ 《なら早う言えや、ヤス今フリーやで紹介したる》 ｢あ、いいよ…ホントに…｣ 一瞬で真っ赤になったお前は 初めて会った時と同じだった やっと聞こえるくらいの声で挨拶をしたお前 #君を想う #エイトで妄想
2016-10-04 23:39:50
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
2. 《なんで？お前なら推せるで、心配すんな》 ｢信ちゃん、ホントに大丈夫だから…｣ 《なんでアイツも黙ってたんやろ、アホやな》 知り合いの彼とたまに食事をすることがある その子も信ちゃんも不規則な仕事をしていて彼女の代わり… 暇つぶし？ #君を想う #エイトで妄想
2016-10-04 23:40:23
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
3. “ちょっとアイツに電話してくるわ”と席を外し 微笑みながら信ちゃんが戻ってきた 《ヤス、今から来るって》 ｢えっ？安田くんに電話してたの？｣ 《ヤスな、張り切って来るで》 ｢無理…帰る｣ 急な展開に心臓が止まりそうだった #君を想う #エイトで妄想
2016-10-04 23:40:52
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
4. 《は？嘘やろ？》 ｢だって…無理だもん｣ 《そんなに好きやったん？》 ｢ごめん、信ちゃん…帰らせて｣ 《ヤス来ちゃうで？》 章ちゃんが来るって聞いてドキドキがおさまらなくて 半泣きの私は今すぐにでもこの場から消えたかった #君を想う #エイトで妄想
2016-10-04 23:41:21
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
5. 《なぁ、泣くほど好きなん？》 ｢泣いてないよ…｣ 《なんで言わんかった？》 ｢迷惑かけると思って｣ 《で、アイツに口止めしとった？》 半年前のツアー最終日 章ちゃんに会いたくて大阪に行った時 迷子になってた私を彼女が助けてくれた #君を想う #エイトで妄想
2016-10-04 23:41:45
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
6. その日のライブ後 偶然にもホテルが一緒だった私たちは意気投合し朝まで語り合った ｢今日帰らないの？｣ 〈うん…実はね…〉 彼女の告白は衝撃的すぎて私は頭の中は真っ白になった 〈信ちゃんと付き合ってるのよ…今日はデート、ここで〉 #君を想う #エイトで妄想
2016-10-04 23:42:11
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
7. ｢もしかして昨日私がいたから来なかったとか？｣ 〈ううん、昨日は打ち上げあったしね〉 ｢なんか…ごめん｣ 〈全然！それより章ちゃん紹介してもらう？〉 ｢いいよ…ダメそんなの｣ 〈なんで？〉 なんで…って 現実の話には思えなかった #君を想う #エイトで妄想
2016-10-04 23:42:36
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
8. ｢目の前に章ちゃんいたら死んじゃう｣ 〈変なの〉 ｢信ちゃんにも言わないでね｣ こんな話から1ヶ月後には信ちゃんを含め 3人で食事をすることが増えて いつの間にか私も信ちゃんのこと 友だちのように接していた #君を想う #エイトで妄想
2016-10-04 23:43:03
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
9. 《もっと早う言ってくれたら良かったんに》 ｢だって…｣ 《ヤスとお前、合うと思うで？》 ｢無理だって…緊張しちゃうし…それに…｣ 《ショックやわ～俺は緊張せえへんのやろ？》 ｢信ちゃん…｣ 《俺も男なんやけどな》 #君を想う #エイトで妄想
2016-10-04 23:43:42
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@yasumico83
10. 緊張を解すように信ちゃんが話しかけてもドキドキはおさまらなくて 耐えきれない私が鞄を持って席を立ち 個室のドアに手をかけたときスーとドアが開いた 『あっ…どもっ』 ｢こ、こんばんは…｣ 目の前にニッコリ微笑む章ちゃんが立っていた #君を想う #エイトで妄想
2016-10-04 23:44:22
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
11. 固まる私は信ちゃんに腕を掴まれて また席につかされた 《固まりすぎや》 ｢あ、うん…｣ 目の前の席に座る章ちゃんが見られなくて俯いていると 信ちゃんは私との経緯を説明しだした 『あ～、信ちゃんの彼女の友だちなん？』 #君を想う #エイトで妄想
2016-10-05 08:50:12
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
12. 《そやねん、半年も隠してたんやでお前が好きやって》 ｢信ちゃん…｣ 《言わんのよ、コイツは思ってること》 ｢もうやめて…｣ 《なんで？想いは伝えんと…なぁ？ヤス》 『仲良しやね、信ちゃんと』 章ちゃんは笑って私たちを見てた #君を想う #エイトで妄想
2016-10-05 08:50:35
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
13. 《アホなこと言うなや、俺には付き合ってる女が居る！》 『ごちそうさまです』 クシャっと笑った章ちゃんの顔を見たとき 一瞬目が合って咄嗟に私は俯いた 《お前、オンナ居らんのやろ？》 『そんなはっきり聞く？』 《濁してどうすんねん》 #君を想う エイトで妄想
2016-10-05 08:51:03
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
14. 《コイツと付き合ってみいひん？》 『俺で…ええん？』 章ちゃんが私を覗き込んで問いかけられて どう答えていいのかわからない私の背中に 信ちゃんの手が優しくあてられた 《聞かれてんで？返事は？》 ｢は、はい…｣ #君を想う #エイトで妄想
2016-10-05 08:51:33
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@yasumico83
15. 《なんや、それ》 ｢よろしくお願いします…｣ 《よく言えました》 信ちゃんが私の髪をクシャクシャとすると 目の前に章ちゃんの手が差し出された 『よろしくね』 震える私の手は温かい章ちゃんの手に触れ しっかり握り返された #君を想う #エイトで妄想
2016-10-05 08:52:39
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
16. 《これからどーする？俺アイツ迎えに行くねんけど》 ｢じゃあ、今日は｣ 《ヤスは明日早いん？》 『昼から…一緒やろ？収録』 《なら2人で飲んだらええんやない？》 ｢信ちゃん…｣ 《なに？困るたびに俺の名前呼ぶなや》 ｢だって…｣ #君を想う #エイトで妄想
2016-10-05 08:53:08
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
17. 《これからはヤスに甘えろや》 そう言うと信ちゃんはあっさり部屋から出ていき 章ちゃんと2人きりになった 『大丈夫？』 ｢え？｣ 『君がええなら…飲んでいかへん？』 ｢はい…｣ 私は緊張のあまり飲めないお酒を頑張って飲んでいた #君を想う #エイトで妄想
2016-10-05 08:53:37
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
18. 〈しんっ…もっと…〉 《かなんな…そんな煽ったら…壊すで…》 仕事を終えた彼女を車に乗せてマンションに戻ると いつものように抱き俺は満たされる 《今ごろ、ヤスとシとんかな…》 〈え？どーゆーこと？〉 《ヤスに会わせたんよ》 #君を想う #エイトで妄想
2016-10-05 08:53:59
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
19. 〈内緒って言ったでしょ？〉 《ええやん、ヤスも乗り気やったし》 〈大丈夫かな〉 《何が心配なん？》 〈心の準備とか…〉 確かにヤスに会った瞬間から固まりすぎてて驚いた 逆に俺は完全に男と見られてないと確信した #君を想う #エイトで妄想
2016-10-05 08:54:34
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
20. 〈なんで2人きりにしたの？〉 《お前の迎えあったしな》 〈お酒弱いの章ちゃんに言った？〉 《あ…忘れとった》 〈ダメだよ～どうしよう…〉 《どうにかするやろ？ヤスに任せろって》 〈章ちゃんのペースで飲んでたらあの子気失うかも〉 #君を想う #エイトで妄想
2016-10-05 08:55:10
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
21. 《それはそれでええんちゃう？》 〈心配じゃないの？〉 《全然、ヤスは悪いようにはしないで？》 初めて3人で会って食事した日のことを思い出した 緊張気味で出された酒を飲み たった2杯目を飲み終わらないうちに潰れた時のことを… #君を想う #エイトで妄想
2016-10-05 08:55:39
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
22. 《なるようになるんやないか？》 〈無責任だよ、信五〉 《お互いいい大人やないか、心配いらんで》 友達が心配で不機嫌になった彼女に俺は強引にキスした 《な？アイツらもこんなことしとるで…》 〈うん…〉 なんとか頷かせて俺に跨がせた #君を想う #エイトで妄想
2016-10-05 08:56:20
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
23. 《好きなようにシてや…》 微笑むと俺の上で喘ぎ悶える 俺は目に浮かぶお前とヤスの姿を掻き消した 〈信五、仕事遅れるよ？〉 《まだ…ええよ…》 時計を見るともう昼近くなっていて 腕を引かれて起こされた #君を想う #エイトで妄想
2016-10-05 08:57:31
∞深唯♡妄想∞
@yasumico83
24. 〈早く支度して、もうすぐマネージャー来るよ？〉 《連絡あった？》 〈ないけど…〉 《そうか…》 〈信五が心配いらないって言ったのに〉 《心配なんかしとらんよ》 俺はシャワーを浴びながら変な胸騒ぎを感じてる自分に気づいた #君を想う #エイトで妄想
2016-10-05 08:57:51