「株式市場が不安定になった原因はアベノミクス」と主張する自由党代表・小沢一郎議員

小沢一郎（事務所） @ozawa_jimusho

米国大統領選の報道を受け、本日の株価は1000円近くの大暴落となった。日銀と年金くらいしか買い手がない中、報道を受けて、リスク回避が一気に加速したかたちである。市場はますます不安定さを増しているが、原因はアベノミクスそのものにある。まず第一に年金の運用状況について、総理は説明を。

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「アベノミクスは道半ば。どんどんふかします」。夏の参議院選挙で確かに総理はそういった。この間、どうふかしたのか是非うかがいたい。この惨状を見て、まだ道半ばなどというのか。物価も賃金も消費も全部マイナス傾向に振れる中での株の大暴落。また年金と日銀で株を買うのか。いつまで続けるのか。

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はじめから日程ありき、強行採決ありき、国会軽視、国民愚弄で、突き進んでいるTPP。「断行反対TPP。ウソつかない。ブレない。自民党」とまで言って、選挙が終わるとこれ。本当に信じられない。完全にバカにしているとしか考えられない。挙句どうしようもない利益誘導型の農水大臣。まず辞任を。

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一強多弱政治の「最悪」が徐々にかたちになって現れている。まずは閣僚が「お友達だけにいい思いをさせる」と言ってはばからない事態を作り上げた。最悪のことを言っている。しかし安倍政権は全く問題視していない。つまり「安倍政権のいうことを聞かないと、いい思いはできないよ」という脅迫だろう。

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この農水大臣は「お友達だけに良い思いをさせる」というが、自分が扱っているのが血税であるということを忘れていないか。みんなが払っている血税が政策補助金の原資である。そういう意識が少しでもあれば、絶対にこんな最悪の発言は出てこない。安倍政権の閣僚は血税を「恣意的」に使おうと言うのか。

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「この自民党議員の紹介で明日来ればいいことがあるかもしれません」などと思わせぶりの発言をしたこの農水大臣は、普通の神経であれば即刻辞任している。この議員のところには農水大臣を紹介してくれ、という陳情が殺到するのではないか。不正・不公平を堂々とのたまうこの大臣を絶対許して張らない。

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「農水大臣はきちんと謝っているし、大した問題ではなく、辞任に値しない」と安倍総理はいう。しかし、先の謝罪直後に「冗談を言ったらクビになりそうになった」と、この大臣は確かに言った。この時点で誰もこの大臣の表面的な虚偽謝罪など信じないのは当たり前である。もう「嘘」はやめて潔く辞任を。

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TPPの詳細について、与党議員すらどれだけ具体的に説明できるのか。特に自民党議員が地方の生産者に対してどう説明しているか関心がある。聞くところによると、こんな補助金が付きますくらいのことしか言っていない。要は社会経済的影響については全くと言っていいほど理解していない。これが実態。

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「ご迷惑をおかけしたと深く反省をしておりまして、今後このようなことがないように職責を全うしていく・・・」と農水大臣。深く・・・反省・・・。軽すぎる。それでまた自民党議員のパーティーに出席して、「この前冗談言ったらクビになりそうになった」とやらかすのだろうか。辞任するのが当たり前。

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いま一番問われているのは「お友達だけに良い思いをさせます!」ということを、公の場で声高らかに宣言したという、現職閣僚としての取り組み姿勢そのものである。こんな不公正・不公平な最悪な大臣は一日も早く辞めるべき。全国の生産者は日々どんな思いでいることか。そのことを思えば、辞任すべき。

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基本的人権が「公益及び公の秩序に反する」とか言ってどんどん制限される時代。国防軍なるものが歯止めなく海外に展開していく時代。「国民の生活」よりも「国家」とか「歴史」とか「伝統」とかが重んじられる時代。そんな時代は、すぐそこまで来ている。そうなるかならないかは、偏に国民の判断次第。

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この沖縄担当大臣は、先の沖縄での問題発言について「土人は差別ではない」と繰り返している。狙いはなんだろうか。「振興策は選挙結果次第」発言以来、沖縄の人々の気持ちからどんどん遊離していることがわからないのだろうか。人の痛みというものがわからないのだろうか。鈍感とかでは済まされない。

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TPP強行採決問題で騒がしいときだからこそ冷静にアベノミクスについて考えるべきである。外国人投資家がどんどん逃げているという話を聞く。要は安倍政権は日銀に政治的圧力をかけた以外「何もしていない」という判断である。「一億総何とか」もついに蒸発した。いま説明が必要なのはアベノミクス。

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要は簡単なことである。「お友達にしか良い思いはさせないよ」というこの大臣の職務全うを一体誰が望むのかということである。当然自民党は望むだろう。いい思いをさせてくれるのだから。しかし一般の人々はどうだろうか。普通の生産者はどうだろうか。どんな思いだろうか。まずそのことを考えるべき。

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安倍内閣も本当によくここまで「すばらしい人材」を集めたものである。大臣というよりも、議員というよりも、もはや一人の人としてどうなのか、というレベルだろう。数々の珍言・妄言の類いについては一々言及しないが、本来の業務はもはや霞んで見える。大臣こそが信用できない、そういう事態である。

小沢一郎（事務所） @ozawa_jimusho

自民党国対委員長が自民党議員のパーティーで、博多駅前の大規模陥没に関連し、「地元の〇〇議員が歩いたんじゃないかと話になった笑」と軽口。この議員の大柄な体形をネタに冗談にしたようだ。このような大惨事を冗談にする。傲慢な失言が相次ぐ中、とどめを刺すかのような発言。いうべき言葉もない。

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現下の状況は、結局は、「一強多弱政治」の帰結としての権力の「傲慢」という言葉に尽きる。止まらない。「土人発言なんて差別でないし、大したことはない」「強行採決はなんてことはない」「自民党議員紹介のほんの一部のお友達だけに何か良いことがあるかもしれません」。まず農水大臣は即刻辞任を。

小沢一郎（事務所） @ozawa_jimusho

大臣は本来範を垂れるべき存在。それが「えこひいき利権」の「最悪の形態」を国民に知らしめている。安倍政権の下で、政治は今や完全に壊れつつつある。権力を笠に着て、権力を恣意的に行使することに全く躊躇せず、既得権益のためだけの政治を行い、選挙で姑息にそれを利用する。止められるのは国民。

小沢一郎（事務所） @ozawa_jimusho

安倍政権の最大にして最悪の特徴は「権力を恣意的に行使することに全く躊躇しない」ということである。だから「お友達だけにいい思いをさせます!」などと宣言する大臣まで出て来る。ある意味で安倍政権の基本的政治姿勢なので、出るべくして出た当然の発言ともいえる。民主主義の再生が不可欠である。

小沢一郎（事務所） @ozawa_jimusho

「土人発言は差別とはいえない」「沖縄振興策は選挙結果次第」と愚かな発言を繰り返すこの沖縄担当大臣が、今後、沖縄の人々とまともに向き合い、しっかりと話し合いができるとは全く思わない。「妄言」により基本的な信頼関係が破綻している以上、これ以上、何を言っても、何を弁解しても無駄である。