軽視しちゃいけない！価値ある議事録のとり方について。

山口義宏 / Growth X と Insightforceの人 @blogucci

しかしコンサルティングをしていていつも感じるのは、汎用的な専門知識や情報そのものも重要ですが、クライアント企業にとって、それらの知識や情報が、どのような意味を持ち、どのように意思決定を変えねばならず、それを実現するためには、組織・業務をどう変えるか？の咀嚼し、伝え、理解を得る力。

山口義宏 / Growth X と Insightforceの人 @blogucci

クライアント企業からすると、こちらの知識や情報は資産にみえることもありますが、それは企業の意思決定と実行と成果への影響が見えなければ、ただの資産であって価値にはならない。知識や情報そのものも大事ですが、それを企業の価値へと変えるプロセスが醍醐味であり、しんどさであり^^;

山口義宏 / Growth X と Insightforceの人 @blogucci

企業や個人にとって、何が蓄えて更新し続けるべき資産で、それを誰に向けた価値として加工して売るか？は永遠の終わりなき問いかけなんですよね。資産を軽視するとマネタイズもやせ細っていくし、マネタイズばかりでは、資産が育たない。その定義付けと、リソース配分のバランスは永遠の課題です。

とくさん｜マイコーピング @nori76

実務への落とし込みというのは本当に粘り強くメンバーに働きかけながら、しかもその活動を適切にトラッキングして、少しずつでも毎日の活動が変化していくまで追いかける必要があって、ほんと一朝一夕ではいかないですね。

とくさん｜マイコーピング @nori76

実際は毎日練習して少しずつスキルを身につけていくスポーツや楽器と同じなんだけれど、ビジネスの実務は、人と話したり文章を書いたり、というのはなんとなくみんなできるから、そういう日々の鍛錬と振り返りみたいな繰り返しがなかなか意識されない。ここが難しさですね。

とくさん｜マイコーピング @nori76

例えばミーティングでホワイトボードを使いながら議論をリードしたりまとめたりして、最終的なアクション定義や合意形成まで持っていく、というのも「練習」が必要な技術の一つだけれど、そこを意識して毎回のミーティングに臨む人、というのも少ない。

とくさん｜マイコーピング @nori76

裏返せば、メールの書き方、ミーティングのリードの仕方、人への提案の仕方、などなど色んな仕事の場面で「さっきのは悪くないけど、こうした方がもっとよくなるよね、なぜなら・・・」みたいなフィードバックを地道に返していくと伸びる人はとても伸びる。それはとても嬉しい。

山口義宏 / Growth X と Insightforceの人 @blogucci

おっしゃるとおりで、議事録やホワイトボードの書き方ひとつも、それは閲覧者にとって理解しやすく、次に何をすべきかが明確かどうかで、チームのパフォーマンスは変わる。私はよく「資料見た人が、理解できるだけでなく、次に何をするかわかるアクショナブルなものになってますか？」と聞きます。

山口義宏 / Growth X と Insightforceの人 @blogucci

特に議事録において、次のアクションが明記されていないものは犯罪に等しいｗ。いつまでに、誰が、何を、どの程度進めるか。それが明確化していないミーティングなら無価値、それが記載されていない議事録も無価値。議論を理解するのではく、次に何をすべきか確認するのが議事録の最上位の目的なので。

山口義宏 / Growth X と Insightforceの人 @blogucci

議事録は喋った順番通りにまとめるのではなく、論点ごとにカテゴリ分類しなおして、論点ごとに出てきた意見と結論をまとめて、初めてアクショナブルな議事録になります。5人の関係者が次のアクションを思い出し考えるのに6分ずつ使ったらチームでは30分の浪費。この積み重ねが生産性になる。

山口義宏 / Growth X と Insightforceの人 @blogucci

議事録って、ビジネスパーソンの整理能力やホスピタリティの差が露骨に出ます。そしてその差に無頓着な人は、いくら専門能力が育っても、やはり成長ポテンシャルは低い…と思います。私の偏った経験的な判断ですが(^^;