高槻市立しろあと歴史館 秋季特別展「刀剣の精美 ~乱世の名刀と大坂新刀~」関連イベントのツイートまとめ

高槻市立しろあと歴史館の特別展、いいですよ。 特別展観覧料200円、図録500円。激安です。
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10/16 特別展記念講演会「刀はここが楽しい ~刀匠が語る刀剣の魅力」

講師:河内 國平 氏 (刀匠・奈良県指定無形文化財保持者)
秋季特別展「刀剣の精美 ~乱世の名刀と大坂新刀~」に関連し、現代刀匠の第一人者が、刀剣の基礎知識や製造方法についてわかりやすく講演しました。

あかつき@備前國 @E_Saniwa_328

高槻市立しろあと歴史館の河内刀匠の講演会「刀はここが楽しい」聴いてきました~。河内刀匠さんと参加者の和気あいあいとした掛け合いが凄かった~。内容については、他の参加された方が、既に詳しく完璧にレポされてますのでそちらをみた方が早いです~。また次回も行こうっと。 #秋期刀習 pic.twitter.com/1TjqVBPDqC

2016-10-16 21:50:06
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Ginger @gingerBP

高槻しろあと歴史博物館着。今日はこれに来ましたよ pic.twitter.com/mldAbdHs1V

2016-10-16 13:34:15
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Ginger @gingerBP

河内國平刀匠の講演会、14時〜15時半の予定でしたが、当初から職員の方に「16時までは先生のお話止めるつもりはありませんので、次の予定がある方は時間にどうぞ」と予告されるわ、最初から聴講者の質問受け付けて答えて進めていくスタイルだわ、流石トークに定評のある河内先生だわと思いました

2016-10-16 17:14:03
Ginger @gingerBP

@gingerBP 河内先生の講演終わってから展示見に行ったので、会場1周と半分しかがっつり見られなかった…古刀、大阪新刀まで眺め回してきて、最後の高槻ゆかりの刀を残してしまったので、また来ることにします。高槻もまた歴史が深くて良いなあって。

2016-10-16 17:27:06
Ginger @gingerBP

高槻しろあと歴史館の講演会で、刀を見る時の所作をレクチャーする河内國平刀匠。 ①茎の下を持ち腕をいっぱいに伸ばして、形を見る(時代が判る) ②地鉄を見る(産地が判る) ③刃文を見る(打った人が判る) ④分かった顔で頷く(最後が大事w) pic.twitter.com/An0SZu1QVV

2016-10-16 17:51:12
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Ginger @gingerBP

@gingerBP こいつは刀が分かると思われて、もっと良い刀を出して見せてくれて刀剣話が弾む。良いものを見て目は肥える、と。

2016-10-16 19:00:33
Ginger @gingerBP

之定(ガッシリしてた…)と村正(2代目)と、康光(個人蔵凄い)が今日の推し刀。帰ってからまとめます。

2016-10-16 17:58:09
Ginger @gingerBP

講演の最初に刀の斬れる斬れないについて質問された際に「髭を剃るには髭剃りが一番いい」「人を斬るには刀が一番いい」とトーク。この時はふむふむと流してしまったのですが、中盤で再度髭剃りネタが。その時にやっと合点しましたが「髭切」の事をネタにしてたんですね!河内先生!

2016-10-16 19:10:50
Ginger @gingerBP

河内國平刀匠は古刀の「乱れ映り」再現の功績で有名ですが、最近は短刀で来派の段映りが出てくるようになったとのこと。これをもっと追求したい。今年後期高齢者になり師事した師匠2人の年齢を超して、今時間が勿体無い。講演は今回を最後と思っていると。(頼まれるから判らないとは言われましたが)

2016-10-16 19:18:37
Ginger @gingerBP

高槻市立しろあと歴史館の刀剣展の図録、刀剣の基礎知識(解説が詳しい)からページ始まるし、刀と拵写真はオールカラーだし、展示されている押型も折紙収録だし、事情あって展示中止になった3振も掲載されているし、解説全文収録だし、これが500円とか信じられない。高槻市のポテンシャルって…! pic.twitter.com/6RjIhfJ0Sx

2016-10-16 19:29:18
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Ginger @gingerBP

あと今日痺れた河内刀匠の言葉(意訳です)「伝承とは良い物を遺すこと。腕は伝承されない。弟子も性格がある人間だから必ず違ってくる。良い物が残って伝わっていたら、後世の人間が必ずそれを研究する。それが伝承。薬師寺の西塔が再建できたのは東塔が残っていたから。人の腕の伝承ではない」

2016-10-16 19:42:03
Ginger @gingerBP

(続き)今は刀を使わないから、派手な刃文=人気の刀となる。切れ味での評価ではない(というか人を斬る評価とか出来ない)。例えば山鳥毛。鎬まで刃文のかかる派手な物。折れそうだから使わず残しておいたのが、大名家に伝わり残って名刀となっている。折れないよく切れる刀は使われた消耗品、

2016-10-16 21:15:48
Ginger @gingerBP

河内刀匠講演を意訳で纏め。刀剣学は確立してない。刀の重さは一定(持てる目方)。刀が大きくなると薄くなる。戦の方法により、形が変わって行った。南北朝の刀が薄いのは元寇で元の革鎧対応で薄くなったもの。が、使い難かったようで次の室町期後期からは重ねが厚くなった。ニーズあっての刀の形。

2016-10-16 21:17:55
Ginger @gingerBP

(続き)相州伝…焼き入れの火が高い。地鉄の炭素量が低い。火によって自由に刃文を暴れさせる。宮入刀匠は何も隠さず教え秘伝はなかった。 備前伝…焼き入れの火が低い。土の置き方で刃文を管理。炭素量高い。隅谷刀匠は徹底して秘伝を隠していた。 と、どこまでも対照的だったそうです。

2016-10-16 21:24:36
Ginger @gingerBP

(続き)地鉄の色は、砂鉄による?越前、北陸の鉄は黒い。関の刀は白い。備前は木目でも目が流れている。 青江派の特色、黒い斑点状の澄肌がみられるアレは、芯金が部分的に表出しているのではなく、焼き入れによる地鉄の変化ではないかと思っている。

2016-10-16 21:32:34
Ginger @gingerBP

(続き)刀剣学として知恵を共有する必要性。古備前の友成や正恒には現代に展示されるような名刀を打っている感覚は全く無いし気にしなかった。300年でも500年でも後に、その時代の名刀として残る刀に。映りが出るようになった「河内國平」の刀でやっと到達出来たかと思っている。(大分意訳)

2016-10-16 22:07:59
Ginger @gingerBP

以上、意訳多目で失礼しました…。講師の言葉をそのまま記憶で書き起こせる方の能力を尊敬してますー。

2016-10-16 22:10:55
Ginger @gingerBP

講演終わってサイン求められていた河内國平刀匠。私も色紙とマジックペン持参したかったー(サイン入りの著書は持っています) pic.twitter.com/A7sqaZKx4s

2016-10-16 22:12:19
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Ginger @gingerBP

河内刀匠も仰っておられましたが、刀剣は、刀匠が4割、研師が6割だそうで。研師の役割の重要性についても知りたいので、こちら行きたいなー。 city.takatsuki.osaka.jp/m/rekishi_kank… pic.twitter.com/XAkEYnXxQS

2016-10-16 22:37:07
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ないな @poponainai

@gingerBP めちゃくちゃすばらしい情報ありがとうございます!感動レベルの講演ですね。そして、300円。図録も安い!展示すごい!最高ですよね、高槻しろあと歴史館さん!! 研ぎは一度話聞くと刀剣の世界変わるので行けるといいですね。

2016-10-16 22:49:03
Ginger @gingerBP

@poponainai いえいえー、河内先生のお話がとにかく面白くて、楽しくメモ取れたお陰です。青江派の話題出た時はゾクゾクしましたよ…。高槻しろあと歴史館さん、刀の展示もちゃんとしていてあのお値打ち値段凄いですよね!!研磨実演、日程良いので行ってみようと思います!

2016-10-16 22:57:07
ないな @poponainai

@gingerBP 青江派の話題は、ほんとありがとうございます。どのお話のまとめもすばらしく、永久保存版な内容でした。次回、河内先生の講演があればかけつけてみたいと思えるようになったので、共有たすかります。

2016-10-16 23:06:10