二次元表現規制派は、二次元と三次元の区別がついていない……わけがない！

荻野幸太郎 / OGINO, Kotaro @ogi_fuji_npo

実際に萌え絵を描かれてる作家さんたちから、萌え絵を楽しむ感覚は、別の性を演じて、空想の身体でファションを楽しむ感覚だというご意見をいくつか頂き、あーやっぱりな、と合点がいった。

身内を寄せ付けない人 @sadao_hok_kaido

>>RTs 面白いし、かなり同意。で、この辺のRTsを見て直感的にマトリクス作ってみた。二次元表現とフェミニズムとの親和性／緊張関係がなんとなく見えてくるのではなかろうか……。 pic.twitter.com/rj3A72gWI5

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身内を寄せ付けない人 @sadao_hok_kaido

要するに私が言いたいのは、「真に批判すべき相手を見誤るな」ということと、「二次元表現と実在女性とを無前提に結びつけるのは、悪しき本質主義である」ということです。 @skasuga

社虫太郎 @kabutoyama_taro

この「愛好/嫌悪」という軸じたいがもう事態の本質（いったい何が起きているか）をカンペキに捉え損ねているので、全く無意味な分析だと思う。 twitter.com/sadao_hok_kaid…

社虫太郎 @kabutoyama_taro

twitter.com/sadao_hok_kaid… さしあたり、「二次元表現批判者は、二次元表現と三次元実在女性とを本質主義的に結び付けている」という仮説を前提としてみよう。それはおそらく、「彼らは二次元表現と三次元実在とをある意味、同一視している」と言い換え可能だろう。

社虫太郎 @kabutoyama_taro

そうした同一視が成り立ち、かつ彼らが「二次元嫌悪」という特性を持つのだとすれば、例えばそうした女性たちは、共同浴場の女風呂に入って大量の女性の裸を見ると嫌悪感を催すはずだが、そんな話は聞いたこともないし、マトモな常識があればそんなことはまずありえないことも理解できるだろう。

社虫太郎 @kabutoyama_taro

こんな他愛のない思考実験ひとつでも、萌え絵批判者が仮に何やら「嫌悪」と表現できるような価値判断を持っているとしても、それは決して女体やその図像「そのもの」に対する嫌悪ではないということが、いとも簡単かつこの上もなく明らかに示されてしまうのである。

社虫太郎 @kabutoyama_taro

考えればわかるかもしれない人たちのために助け舟を出せば、もし「嫌悪」されているとすれば、その嫌悪の対象は決して女体や女体の図像「そのもの」ではなく、「そうした図像を描いたり見て楽しんだりする人々」でしかありえないわけですよ。

社虫太郎 @kabutoyama_taro

「表現そのものに対する」愛好/嫌悪というような（頭のおかしな）図式を持ち込むぐらいなら、「（男性の）オタクに対する嫌悪ひいては差別（？）」というフレームで論じるほうが、まだしも事態の本質からの乖離は小さいだろうとさえと言える。

社虫太郎 @kabutoyama_taro

三次元ポルノ（児ポ含む）だって同じことで、もし児童の裸体そのものがエロいのだとすれば、身体を所持している児童は生きているだけで単純所持罪だという話になってしまうわけで、そんな馬鹿なことは誰も考えないだろ？ あくまでそれを図像化するという他者の行為を通じて初めてポルノ性は現出する。