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nagoyablue
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広小路葵
@nagoyablue
先日、着ぐるみさん（慶応大准教授）から講義を受ける機会をいただきました。わずか15分ほどの講義でしたが貴重な機会でした。以下、ノートを見ながら講義と質疑の内容を書いていきます。
2016-11-03 22:45:45
広小路葵
@nagoyablue
（承前）文化の発展には知識の共有のみならず経験の共有が不可欠。経験の共有のツールとしての情報技術が研究対象とのことでした。 オタク文化についていえば、オタクが自由に創作活動・新しいチャレンジをし、既存のルールに縛られずに、互いに経験を共有し提案しあうことにより文化が発展する。
2016-11-03 22:59:41
広小路葵
@nagoyablue
（承前）文化を立ち消えさせないための情報技術の活用を、実際に現場からのフィードバックにより研究しているとのこと。 現場に入る一環として以前からコスプレ衣装を作成し、着用して講義を行っていたが、今年来た院生が着ぐるみの制作を行っているため、着ぐるみの着用も実現したそうです。
2016-11-03 23:04:20
広小路葵
@nagoyablue
なお、杉浦准教授は日吉キャンパスでもコスプレで講義を行っているそうですが、「三田キャンパスでは怖くてできない」とのことでした。SFCではどうなんでしょうか？
2016-11-03 23:06:29
広小路葵
@nagoyablue
（承前）講義後の質疑はこんな感じでした。 「オタクは以前ほど迫害されていないがなぜか」 「以前はオタクとそれ以外との経験の共有が全くなかった。経験の共有が困難であれば迫害が生じうる。現在も経験の共有はないが、オタク関連情報は手に入りやすくなり、情報の共有はできている。」
2016-11-03 23:14:00
広小路葵
@nagoyablue
（質疑続き） 「文化を立ち消えさせない方策について詳しく」 「小さいコミュニティがいくつか存在しているのならば、互いに経験を共有ことで新しい文化が生まれる。無理にコミュニティ同士をを合体させるのではなく、共生して交流することが肝要」
2016-11-03 23:18:03
広小路葵
@nagoyablue
オタクと外部との関係については、以前の全く経験の共有ができない状態を「参入コストが高い」、現在の少なくとも情報の入手はできる状態を「参入コストが低い」と表現されていました。
2016-11-03 23:24:02
広小路葵
@nagoyablue
以上、慶応大学の杉浦一徳准教授の講義の内容でした。 話の筋が飛んでいたり誤りがあれば補足をお願いいたします。 なお講義は霊夢の面をかぶったままで行われました。
2016-11-03 23:27:21
広小路葵
@nagoyablue
キーワードは「経験の共有」でしたが、消費のみならず創造的な活動もしているオタクは文化の作り手である、というお話でもありました。 つまり、着ぐるみやコスプレしてる人は文化を作っています。
2016-11-03 23:33:58
広小路葵
@nagoyablue
ああ肝心なこと忘れていました。 着ぐるみ愛好者の国際交流イベントだったので、いまやオタク文化の中心は日本ではない、という話も出ました。 全世界でオタクが活動している今こそ、情報技術による経験の共有が必要とのことでした。
2016-11-03 23:36:28
広小路葵
@nagoyablue
海外の着ぐるみ愛好家との国際交流の一環だったので、日本語で講義をする前に、英語でももう少し詳しい講義が行われていました。 英語講義は録画されていましたが、配信はされたのでしょうか？
2016-11-03 23:41:37
広小路葵
@nagoyablue
杉浦先生のおっしゃるには、配信された講義は、知識は得られても経験は共有できず、価値は乏しい。 価値が乏しいからこそ海外の名門大学は無料で講義を配信しても平気。逆に大いに宣伝になる。 だから今日の講義も配信してかまわない、とのこと。
2016-11-03 23:45:13
広小路葵
@nagoyablue
@nagoyablue 仕事に役立つ話が聞ければ、と色気を出して背広で行きましたが、直接仕事に関わる話は出ませんでした。でも興味深いお話をうかがえました。先に帰ってしまったので、このあとどんな話が出たのかも気になります。
2016-11-04 00:07:03