
考えてみれば、リアル中世で、酒場で仕事を受けるってあったんだろうか? 洋風ファンタジーの酒場冒険者の原点はどこなんだろ。 意外と「踊る子馬亭」が元祖だったりするのかな。 twitter.com/mithuoka/statu…
2016-11-18 21:01:16
洋風世界観のファンタジーで仲間を募る・仕事をもらう場所って大抵は酒場だけど、和風世界観ファンタジーだと酒場で仲間を募るって何か違和感がある。良い感じの代替案はないだろうか?
2016-11-18 12:05:34
@nk12 冒険者の宿の起源については、時々海外の掲示板で話題に出ますが、フィクションとしては『指輪物語』の“躍る小馬亭”とファファード&グレイマウザー・シリーズの“銀鰻亭”。さらに遡ると『カンタベリー物語』の陣羽織亭(Tabard Inn)あたりが良く例に挙げられます。
2016-11-19 01:25:51
@nk12 (続き)史実では、旅の商人や巡礼者が村や町の酒場で地元民から噂話を聞き集めたり、案内人や護衛の傭兵を募集したりということがよく行われていたのが原型なのではないかといわれていますが実際どうなのかは私も知りません。
2016-11-19 01:26:29
@nk12 (続き2)RPGでの登場については、デイヴ・アーンソンがD&Dの原型となる試作ゲームをテストしていた頃に彼のBlackmoorキャンペーンに登場させたカムバック・イン(Comeback Inn)がまず間違いなく最初の例で、
2016-11-19 01:27:45
@nk12 (続き3)それが初期のダンジョンものコンピュータRPG『Oubliette』の“LIGNE Tavern”や『ウィザードリィ』の“ギルガメッシュの酒場”になってポピュラーになっていったと思われます。 (長々と長文レスすみません)
2016-11-19 01:29:42
@TatenoKousetsu なるほど、二剣士シリーズの「盗賊の館」の初出が1943年で、ここに銀鰻亭が出てるので(トールキンはこの頃、指環を執筆し終えてるが発表はしてないはず)むしろ指輪よりこちらかもですね。 D&Dに与えた影響を考えてもじゅうようですね。
2016-11-19 01:41:35
ちなみにディヴ・アーンソンはカムバック・インの名をシカゴに実在した中世風な店構えのレストランからとったらしいです。冒険者の酒場の原型になったところだけに一度行ってみたかったのですが、現在は閉店してしまっている模様。残念。 pic.twitter.com/Mo6qptOX6p
2016-11-19 02:17:21