ブルドックによる建設機械の話

かず @kazzsang

この前0.7ブレーカーホースで、アーム側口金がUNF(通称ニゥマ)なのに#1004(オカダ)を最後までねじ込んでホース駄目にした。なんてのがあった。なんでこんな事が起きるのか？答は見た目がほぼ一緒だから。

かず @kazzsang

0.7と0.45辺りだと、ニップル側が出っ張り(オスシート)でネジ径もほぼ一緒。いけそうな気もするけど、ネジピッチが違うので入らない。はずが、１回転ちょいねじ込めてしまう。だからこの手のアタッチメントホースでここまでしか手締め出来ないときは種類違いを疑った方がいい。

かず @kazzsang

もっともその状態で運良く？ねじ込めても出っ張りのテーパー角が違う(確か30°と37°)から油は漏れる。盛大に。ネジ山が崩れたり砂とか噛んでない限り、この2種の口金は最後まですんなり入る。形状似てるからって、エイヤーってやると思わぬ出費になりますよ。って話し。

かず @kazzsang

じゃ#1005と呼ばれる口金(ファイル通称古河)はどうなのよ？というと、ネジ径とピッチは#1004(オカダ)と一緒。ただし先端テーパーが逆になる。ニップル側がへっこみ。これもまた厄介で

かず @kazzsang

適切なトルクで締めないとラッパ状に開いてしまうので、やはりねじ込みが固くなる。

かず @kazzsang

昨晩の続き。なんで#1005(古河)はラッパ状に広がるの？っていうのは、オスネジ側にテーパーが掘ってあるので、オーバートルクで締めた場合ナット側のオステーパーでプレスして押し広げてしまうのが原因。

かず @kazzsang

UNFや#1004でも起きうる現象だけど、オスネジ側が出っ張りになってるし、広がったとしてもナット側なので問題ない。#1005は手で締めていって止まったらレンチでえい。くらいで充分。滲むならさっきのえい。をもう一回。テーパー部分がきれいなら油はとまる。

かず @kazzsang

どの口金もギチギチに締めなくても締結はできるようになっていて、漏れるのはトルクっつよりテーパー面の荒れが原因。組むときはちゃんと掃除してね。

かず @kazzsang

話を戻して、UNFと#1004だけど、じゃ0.25クラスやミニショベルのはどうなのさ？というと、ネジ径そのものが全然違う(UNFが細い)から誤組はないかと。

かず @kazzsang

某建機搭載のいすゞ4HK1のターボがしょっちゅうだめになってどうにかならんのか？と相談された。何故わしなのか･･･。まぁ原因ははっきりしてて、エンジンの割に小さいターボで、オイルフィードパイプもそれにあわせて細いから、エンジンかけてからオイルが到達するまで時間がかかる。

かず @kazzsang

某建機搭載のいすゞ4HK1のターボがしょっちゅうだめになってどうにかならんのか？と相談された。何故わしなのか･･･。まぁ原因ははっきりしてて、エンジンの割に小さいターボで、オイルフィードパイプもそれにあわせて細いから、エンジンかけてからオイルが到達するまで時間がかかる。

かず @kazzsang

まぁお行儀よくアイドリングしてからアクセル全開なんてやってくれるわけもなく、いきなり全開なのでオイルが到達する前にターボフル回転になり焼き付く。というのがほぼ原因。解決にはきちんとアイドルするか、電子アクセルならそういうプログラムを組むしかないと思う、けどやってない。

かず @kazzsang

でまぁ、最近だと4LE2にターボ付けて使ってる機種があって、それも軽自動車並みのターボが付いてるけど、それのパイプも更に細い。故にエンジンオイル指定が10W-30。これ使ったらよ？と提案してみた。

かず @kazzsang

でまぁ、最近だと4LE2にターボ付けて使ってる機種があって、それも軽自動車並みのターボが付いてるけど、それのパイプも更に細い。故にエンジンオイル指定が10W-30。これ使ったらよ？と提案してみた。

かず @kazzsang

大型のエンジンに低粘度どうだろうと思ったけど、最近は粘度＝油膜の強さではないのが出てきてるので問題ないと思われ。同じエンジン使ってるエルフとかフォワードは10W-30指定だったはず。

かず @kazzsang

大型のエンジンに低粘度どうだろうと思ったけど、最近は粘度＝油膜の強さではないのが出てきてるので問題ないと思われ。同じエンジン使ってるエルフとかフォワードは10W-30指定だったはず。