(主に古代)ペルシャについての調べものまとめ(アーラシュさん資料まとめ番外)
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元のまとめは、アーラシュさんへの直接言及や関連ありそうな事項(弓兵・兵士・軍隊、耐久性、視線、弓矢、マヌーチェフル王、アールマティ、等)についてに限定した。
完全に興味の赴くままにしか調べていないのでまったく網羅的でないのと、主にゾロアスター教の教義としてはこうなっているというのと、実際にこういう感じであったであろうと推察されるという部分を全然分けていないのが問題かもしれない。
あと今のところテーマ別にまとめているがどうテーマ分けするのがいいのかよくわからない。
なので後からまったく変えるかもしれない。
主たるソース(読んでいる途中でまだツイートしていないのものも含まれる):
概観
Encyclopaedia Iranica (英語)
Wikipedia
アヴェスター
CiNii 論文 - ティシュタル・ヤシュト
→現在は機関リポジトリに移行されている。
資料検索(OPAC) - 中部大学附属三浦記念図書館 - ティシュタル・ヤシュト
筑摩書房 原典訳 アヴェスター / 伊藤 義教 著
ゾロアスター教の悪魔払い (平河出版会): 1984|書誌詳細|国立国会図書館サーチ (ウィーデーウ・ダートとヤスナ日本語訳が含まれている)
メーノーグ・イー・フラド
CiNii 論文 - メーノーグ・イー・フラド : パフラヴィー文学のハンダルズ(教訓)書
CiNii 論文 - メーノーグ・イー・フラド (II) : パフラヴィー文学のハンダルズ(教訓)書
CiNii 論文 - メーノーグ・イーフラド(III) : パフラヴィー文学のハンダルズ(教訓)書
CiNii 論文 - メーノーグ・イー・フラド(IV) : パフラヴィー文学のハンダルズ(教訓)書
CiNii 論文 - メーノーグ・イー・フラド(V) : パフラヴィー文学のハンダルズ(教訓)書
→現在は機関リポジトリからダウンロード可能。
資料検索(OPAC) - 中部大学附属三浦記念図書館 - メーノーグ・イー・フラド パフラヴィー文学のハンダルズ(教訓)書
資料検索(OPAC) - 中部大学附属三浦記念図書館 - メーノーグ・イー・フラド( I I ) パフラヴィー文学のハンダルズ(教訓) 書
資料検索(OPAC) - 中部大学附属三浦記念図書館 - メーノーグ・イーフラド(III) - パフラヴィー文学のハンダルズ (教訓) 書 -
資料検索(OPAC) - 中部大学附属三浦記念図書館 - メーノーグ・イー・フラド (IV) - パフラヴィー文学のハンダルズ(教訓)書
資料検索(OPAC) - 中部大学附属三浦記念図書館 - メーノーグ・イー・フラド (V) - パフラヴィー文学のハンダルズ(教訓)書
ブンダヒシュン
JAIRO | ブンダヒシュン (I)
JAIRO | ブンダヒシュン (II)
JAIRO | ブンダヒシュン (III)
→現在は機関リポジトリからダウンロードできる。
資料検索(OPAC) - 中部大学附属三浦記念図書館 - ブンダヒシュン (I)
資料検索(OPAC) - 中部大学附属三浦記念図書館 - ブンダヒシュン (II)
資料検索(OPAC) - 中部大学附属三浦記念図書館 - ブンダヒシュン (III)
デーンカルド
伊藤義教氏転写・翻訳「デーンカルド」 (東京大学東洋文化研究所附属東洋学研究情報センター): 2007|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
伊藤義教氏転写・翻訳『デーンカルド』 (東京大学東洋文化研究所附属東洋学研究情報センター): 2009|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
王書(シャー・ナーメ)
The Shahnama; : Firdawsi : Free Download & Streaming : Internet Archive (英訳・5巻)
王書 - 岩波書店
王書 - 平凡社
ペルシア民俗誌(コルスムばあさん・不思議の国)
ペルシア民俗誌 (平凡社): 1999|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
ペルシア民俗誌 - 平凡社
ペルシア逸話集(カーブースの書・四つの講話)
ペルシア逸話集 (平凡社): 1969|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
POD版 ペルシア逸話集 - 平凡社
パフラヴィー・リヴァーヤト
CiNii 論文 - パフラヴィー・リヴァーヤト
→現在は機関リポジトリからダウンロード可能。
資料検索(OPAC) - 中部大学附属三浦記念図書館 - パフラヴィー・リヴァーヤト
ザードスプラムの選集
JAIRO | ザードスプラムの選集 (I) - 中期ペルシア語のテキストと訳 -
JAIRO | ザードスプラムの選集 (II)
→現在は機関リポジトリからダウンロード可能。
資料検索(OPAC) - 中部大学附属三浦記念図書館 - ザードスプラムの選集 (I) - 中期ペルシア語のテキストと訳 -
資料検索(OPAC) - 中部大学附属三浦記念図書館 - ザードスプラムの選集 (II)
ゾロアスター研究
ゾロアスター研究 (岩波書店): 1979|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
ゾロアスター教論集
ゾロアスター教論集 (平河出版社): 2001|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
Persian beliefs and customs
Persian beliefs and customs. [Translated from the French by Charles A. Messner] (Human Relations Area Files): 1954|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
目次
社会・価値観
- 生活
- 食べ物
- 衣服・生活態度
- おまじない・縁起担ぎ
- イランの「こたつ」ことコルシ
- 脱毛とハンマーム(公衆浴場)とか床屋とか
- 民話
- 住居関係
- 職業観
- 動物
- 生と死について
- 人間の内面
- 終末観
- 自然・暦・天文等
- ティシュトリャ(=シリウス)
- 天蓋のつくり
- 山
- カレンダーと年中行事(現代のイランも含む)
- 度量衡
- 気候
- 性関連
- 生殖行為
- (男性)同性愛行為の扱い
- 縁組姉妹(ハーハル・ハーンデ)
- 結婚絡み
- 王周辺と権力構造
- 王の権力の源
- 謁見の制度・作法
- 王と美女・美少年のエピソード
- 奴隷の品定めについて
- その他
文学
- ペルシャ神話の英雄・王たち
- サーム、ザール、ロスタム
- スィヤーウシュ
- ウィシュタースプ、ジャーマースプその他
- ペルシャ神話モチーフのPCゲームとガルシャースプ
- 比喩について
- 「王書」
- 女性の美しさの表現
- 比喩「目は水仙」「火に飛び込む蛾」
- 「走れメロス」中東バージョン
- 「ホスローとシーリーン」
- 色について(宝石等含む)
- 「ジャムの聖杯」
- (イスラム化後の)ペルシャ文学における少年愛について
- 文学における詩の地位
タバリーにおけるササン朝の王の雑多な話
ヘロドトスによるペルシャの文化その他の記述
社会・価値観
生活
食べ物なおさっきまで「WikipediaのTirganの項目に、ほうれん草のスープやShole-zardを食べる、って書いてあるけどShole-zardってなんだ」から始まって古代ペルシャで食べてたっぽいものを調べていた。 en.wikipedia.org/wiki/Tirgan #FateGO
2016-11-16 19:34:25Shole-zardはこれっぽい。米で作った甘いデザート? en.wikipedia.org/wiki/Sholezard #FateGO
2016-11-16 19:36:13なおスープはアーシュと呼ぶらしい。これは麺入りスープで新年の祝い(ノウルーズ)とかで飲むらしいのだが麺は新年の幸運を願って入れるそうで年越しそばと発想が似ている!って思いました。 en.wikipedia.org/wiki/Ash_resht… #FateGO
2016-11-16 19:40:29昔から食べられてるものもついでに調べたのだが、交易の中継地だったので他の中東地域より早くインドからサトウキビ・茄子・柑橘類・スイカなんかが入ってきた(も少し後に米と香辛料)とか、サフラン・ルバーブ、ほうれん草はイランの高地で最初に栽培されたのではとか面白かった。 #FateGO
2016-11-16 19:47:44あと昔から食べられてたということで名前があがってたのが玉ねぎ、にんにく、にんじん、そら豆、ひよこ豆、亜麻の種、果物だとマルメロ、りんご、梨、メロン、ザクロ、葡萄、桃あたり。乳製品は牛より羊のもので、家畜の肉は高級品なので普通は狩りの獲物を食べていたらしい。 #FateGO
2016-11-16 19:57:12元はIranicaのこの記事ですね。 iranicaonline.org/articles/spazi… #FateGO
2016-11-16 19:58:37ただまあ、輸送の手間があるので基本的には土地で取れたものを食べてて、それ以外の生の果物や野菜は贅沢品であった様子。ただドライフルーツやナッツは割と流通があったっぽい? #FateGO
2016-11-16 20:03:20あとあんま関係ないけど、Wikipediaのノウルーズの日に食卓に並べるSのつくもの7つ(Haft-Seen)の記事が写真いっぱいあってどれもかわいい。 en.wikipedia.org/wiki/Haft-Seen
2016-11-16 20:08:10Wikipediaのイラン料理のページも割と情報多い(日本語ページもあるけど英語のが詳しい感じ)。 en.wikipedia.org/wiki/Iranian_c…
2016-11-16 20:14:07氷の作り方が書いてあって面白い。筆者がソルベと呼んでる果汁砂糖入り氷水に使うらしいのだが、もしかしてこれはペルシア民俗誌に出てきた氷菓子的なものか?
2017-10-14 19:01:49ペルシア見聞記の植物の話しているところで、「葉菜は(…)とくにわれわれが香草と呼ぶものがおおく、(…)素敵な香がある。根菜・筴果・たち萵苣は(…)大きくなり、色も白っぽくて甘い。それらは(…)生で食べるが、ぜんぜん苦味がない」って野菜がおいしいっぽいのかなり意外な感じがある。
2017-10-22 20:58:00あと果物の話してるところで、ペルシャにはメロンが二十種類以上あって、めんなさかんに食べてるっていう話もかなり意外な感じある。スイカも食べてるって話だがそっちはなんかそこまで違和感はない。なぜだろう。なおきゅうりとなすも果物扱いされてる。ぶどうと棗椰子には違和感ない。
2017-10-22 21:05:52あと杏子とか柘榴とかオレンジとかマルメロとか、果物に添えるものとしてたまねぎ(?!)とかがあげられているが、このへんはIranicaにもあったなー感。
2017-10-22 21:08:09「ペルシア見聞記」より