うがやさん@hirougayaの語る、『悪意のない無作為』という innocence の厄介さ
- Eric_Ridel
- 4472
- 0
- 5
- 1
SLAPP対策を専門とする弁護士を取材するために。ロスからサンディエゴまで日帰りで車で行ってきた。片道200kmあまり、2時間ほど。全部フリーウエイなので、ガソリン代が4ガロン(約15.14リットル)15ドル50セントかかっただけで負担感が少ない。
2011-02-25 17:31:11ロスとサンディエゴ間のような都市間を走ると、都市部よりFMステーションの数が増えます。車に乗っているリスナーだけが客なので、まだインターネットに勝てるのでしょう。それでも20局くらいですから1990年代から激減したけど。
2011-02-25 17:34:40ラッキーだったのは、車のラジオでずっと サンディエゴ州立大学がやっているニュース専門ラジオKPBS が聞けたこと。ウエブでも聞けます。http://www.kpbs.org/
2011-02-25 17:37:02もう商業ラジオ局がとうに放棄した「まじめな報道ラジオ」を大学が寄付をもとに運営している。「リビア、イエメンで自由を求める叫びが高まっいます。私たちの国は何ができるのでしょうか」という呼びかけが聞こえてツイッター上の議論を思い出した。「こういう放送を日本でも聞けたらなあ」と思った。
2011-02-25 17:39:33ラジオの番組の中にDemocracy Now!のつくったウィキリークスについてのラジオドキュンタリーがあった。http://www.democracynow.org/ スエーデンの言論法、J・アサンジの活動、イラクの民間人殺戮の映像など、これまでの問題をすっきり解説していた。
2011-02-25 17:43:03KPBSはきょう「ファンドレイジングの日」だった。一日2500件の寄付を目標に「いま1570人です!まだ780人!ウエブで!電話ください!」と明るく放送していた。
2011-02-25 17:48:06まじめな報道ラジオなのですが、ユーモア、ちゃめっけたっぷり。俳優のアレック・ボールドウィン(元セクシー俳優)がチャリティで登場。「こんなニュースばかりのラジオに寄付してはいけません。電話などしないでください。スペイン語のポップステーションを聞きましょう」とまじめくさって語っていた
2011-02-25 17:51:0960ドル寄付すると、家の紙焼き写真をデジタルにしてくれるサービスのおまけつき、200ドル以上だと「producers' culb」に入会。iPhone用ソーラー電池スピーカーがもらえます、特性ナンバープレート額がもらえます、とおまけもカルフォルニア。きっと寄付だろう。
2011-02-25 17:54:07大学が運営する報道ラジオだからといって馬鹿にしてはいけない。リビアの英語を話すビジネスマン「ムハマンドさん」の電話インタビューあり。女性アナウンサーとの一問一答の後ろで爆発音や銃声が聞こえてすさまじい。リビアがもう内戦状態だということがすごくよくわかる。
2011-02-25 17:55:46「放棄した民衆も武装しています。ライフル、小銃や拳銃で、です」「あなたも武装していますか?」「私はしていません」(どっかーん)「もしもし、つながってますか?いまの音はなんですか?」「戦車です。戦車です。バリケードに突入したようです」とまあ、こんな調子。
2011-02-25 17:58:55えらいのはアナウンサーがちゃんとこう聞くこと。「アメリカ人に何をしてほしいですか?」ムハマンドさん「Please do something. 政府が倒れた後に支持を表明するという行動ではだめです。いますぐ何かしてほしい。お願いです」
2011-02-25 18:00:25「リビア政府といいますが、もう誰にもこの国は統治不可能です。誰もが『自分が指揮官だ』といいますが、実際に誰が指揮しているのかさっぱりわかりません」という声がアナーキーでカオスな状態を伝えている。
2011-02-25 18:01:25そのほか、ネイビーアカデミーの教授やブルッキング研究所などシンクタンクのセキュリティスペシャリストが電話インタビューで出演していた。「蜂起の背景にアルカイダの影響力を否定できない」「アルカイダは戦闘正面をアメリカから地元の政府に切り替えている」など。
2011-02-25 18:05:55カダフィ大佐の演説も流していた。「暴徒はネコやネズミのたぐい」「暴れているのはドラッグでおかしくなった若者だ」とか「アルカイダが飲み物に幻覚剤を入れた」とかなかなかユーモアのある演説だった。
2011-02-25 18:07:41リビアの政治犯の刑務所に民衆が突入して囚人を解放した様子のレポートも泣けました。北朝鮮にも同じことがいつか起きるのだろうか?などと考えた。カルフォルニアのフリーウエイで。
2011-02-25 18:08:42リビア東部はもう軍も政府から離反してしまい、民衆蜂起と合流してほとんど反政府軍している、というレポート。こりゃ内戦状態ですわなあ。と思った。
2011-02-25 18:09:52大学が運営しているニュースラジオが、ここまでできる。英語で、インターネットラジオでもあるので、世界に放送できるから。http://www.kpbs.org/membership/
2011-02-25 18:10:38テッド・コッペルなんてなつかしい人も登場。「リビアにアメリカや欧州が軍隊を派遣するなどという暴論は理解を超える」などとコメントしていた。
2011-02-25 18:14:05テッド・コッペルさんはこちら。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3
2011-02-25 18:14:23サンディエゴからロスへの帰路は、ラジオでNPR(National Public Radio)をずっと聞いていた。こちらも寄付で運営されるまじめーな報道専門ラジオ。http://www.npr.org/
2011-02-25 18:17:13NPRはソマリアの海賊がアメリカ人4人を殺害した事件について解説。イギリスが世界を支配したころから海賊の歴史を説明したら、視聴者が電話参加したり、ソマリアが貧困で海賊が一番もうかる、海賊がもうかるとほかの産業ももうかる、海賊がもうかっているのを見た民兵が参入して競争が激化(笑)
2011-02-25 18:20:48