くすぐったさ、の科学

2016年11月に、科学系トップジャーナルのScience誌に『Neural correlates of ticklishness in the rat somatosensory cortex』という論文が掲載されました。著者のS. Ishiyama氏は日本人です。笑い(くすぐったさ)と体性感覚の関連が証明されたとても面白い論文でしたので、拙訳ですが紹介いたします。
自然 笑い くすぐったさ くすぐり
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新薬たん @ShinHiroi
@ShinHiroi 【くすぐったさの科学】 Neural correlates of ticklishness in the rat somatosensory cortex 原著:researchgate.net/publication/30…
新薬たん @ShinHiroi
@ShinHiroi この研究は、さきに発表された、ラットがくすぐりに反応して50 kHzの超音波の“笑い声”を発して楽しむという驚異的かつ風変わりな研究1) をもとにしており,ラットにおける“くすぐったさ”を人間の手によるくすぐりに反応してこの笑い声を発する性質と定義。 pic.twitter.com/9kO2ZimJwO
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新薬たん @ShinHiroi
@ShinHiroi引用文献1Laughing Rats? Playful Tickling Arouses High-FrequencyUltrasonic Chirping in Young Rodents 原著:journalofplay.org/sites/www.jour…
新薬たん @ShinHiroi
@ShinHiroi 【くすぐられたラットの笑い声、ジャンプ】 ラットはいちどくすぐりがはじまるとくすぐりの合間にも笑い声を発し、くすぐったい“スイッチが入る”こともわかった pic.twitter.com/KrUdYRAwhm
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新薬たん @ShinHiroi
@ShinHiroi【 くすぐりに対する体性感覚皮質:胴体に対応する部位のニューロンの反応】体性感覚皮質の胴体に対応する部位のニューロンの多くはなでられたとき発火の頻度が上昇し、くすぐられたときにはさらに高頻度で発火した。くすぐったさには神経のレベルでつながりがあることが示唆。 pic.twitter.com/teNBY6qvXx
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新薬たん @ShinHiroi
@ShinHiroi 【くすぐったさは気分で変化する】 不安な状況では、通常の状態に比べ笑い声の頻度が低下し、また体性感覚皮質の胴体に対応する部位のニューロンの発火の頻度も低下した。気分によるくすぐったさの変化を証明した初めての研究である。 pic.twitter.com/frknv0Vlgl
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新薬たん @ShinHiroi
@ShinHiroi 【体性感覚皮質の胴体に対応する部位のニューロンの活動とくすぐったさによる笑い声の関連】これが実験手法も含めて非常に読解が難しい。結論から言うと、「ラットの体性感覚皮質の深層における神経活動は、くすぐったさと相関する」 pic.twitter.com/R009B3xxzy
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新薬たん @ShinHiroi
@ShinHiroi 【ディスカッション①】 くすぐったい。という感覚は色々な動物で保存されている。(しかし、証明されたのはヒト、霊長類とラットのみ)
新薬たん @ShinHiroi
@ShinHiroi 【ディスカッション②】 感情ー神経の「つながり」は、くすぐったさというミステリアスな感覚を解明するのに重要である。

コメント

るう之助 @bluelotus2212 2016年11月29日
ラットを笑わせたい!
kn @darks508 2016年11月29日
どうしてもネズミを笑わせてみたかったのか ほのぼのするな
Sacエンドレスエイト @Sac03764738 2016年11月29日
不機嫌だと楽しくないっていう主張は人間味があるなあ
羽倉田 @wakurata 2016年11月29日
くすぐったい部位は基本守らないといけない部位。だけども群れの理論では友好や従順を示す為に上位に見せたり触らせる部位。故に快感はあれど一定値以上は耐えられない様にプログラムされている。上記の証明をしたいのかと。
Tsuyoshi CHO @tsuyoshi_cho 2016年11月29日
某ネズミさまはヤクでわらったり...はどっちかってと人形くんか
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