新国立劇場「ヘンリー四世」シアタートーク

あさき @asakisnowly

シアタートーク。 席は上手から、宮田さん、岡本さん、B作さん、浦井くん、鵜山さん、中井さん。 最初は中井さん、鵜山さん、宮田さんの3人で。 途中から俳優陣3人が揃って登場。

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シアタートーク。冒頭3人での鵜山さん。 ・(シリーズ3作目)まだまだ続けられる。ゆったり、壮大…長い？ 新国立ならでは。 ・六世のときは続くと思わなかった。こんな厄介な企画。 ・(受け入れられたのは？)長いスパンで眺めることを好いてくださるお客様がいたから。

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シアタートーク。冒頭3人の宮田さん。四世の面白さ。 六世は薔薇戦争。戦いに次ぐ戦い。パワーゲーム。 リチャードは人物の魅力。 四世は、英国史劇という英国大河ドラマの中ではとっつきやすいフォールスタッフと、かわらない王族争いとの対比。

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シアタートーク。冒頭3人の鵜山さん。副題。 1部。雨降って地固まる、的な。泥の中から人間が出てきて泥の中にかえっていく。混沌。 2部。生まれて、そして壊れていく感覚。戴冠だけど、戴冠で終わるわけではなく、その後「あの」六世へと続いていく。 （先に六世をやっているからこその感覚）

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シアタートーク。冒頭3人。 中「四世では居酒屋も出てくる。いろんな人間がいてこその、国が描かれる」 鵜「フォールスタッフ、ハル、それぞれの中にもいろんな人間がいる。プラスとマイナスが、出たり引っ込んだり」

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シアタートーク。冒頭3人。 中「ごった煮、多様性とも言われる、四世のポジションは」 鵜「珍しく恋愛沙汰がない」「ノミに刺された、と、スコットランドの反乱、が、規模は違っても同じストレスとして、人間の悩みとして描かれる」

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シアタートーク。冒頭、中井さん、鵜山さん、宮田さん。 中「客席も使って、凄いエネルギー」 鵜「やりたい人ばっかりだから」「広いし、ここ来たら使っておかないと」 中宮「みんな大変」 鵜「長い目で見ればみんな健康に」(笑)

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このあと俳優3人が揃って登場。 浦井くんが鵜山さんの隣に、後ろから椅子引いて座るのが、その前に登場した鵜山さんと同じような動きだった…(*´ω`*)

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シアタートーク。B作さん。初シェイクスピア ・こんなに大変だとは。科白が多い。本番も台本持ったままやりたい。 ・(岡本「B作さんはずっと台本で今のところ私語がない」中井「軽々と、に見える」)こんなに喋んないで欲しい。頭上で戦争やってるのに、1人で3ページも、そんな奴いないだろー！

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シアタートーク。岡本ホットスパー。 エネルギーがいる。声量も凄くて疲れる。普段は平和に。(キャラと共通点は？)ない。ないからできる。 (客席を鼓舞する感覚は？)劇中ではここまで(明るくないから)見えないけど、仲間、という意識で。 浦「しゅうさんが、演説がかっこいい、やりたい、と」

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シアタートーク。一部ラストの対決 浦「岡本さんが優しい。目を合わせて、目で、落ち着けって」 岡「目合わせないと何するか分からない」 中「今まで何度も共演されてますが？」 岡「からこそ、分からないことが分かる」 浦「必死だから。重い剣で、脳が反応する」 岡「浦井くんがホットスパー」

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シアタートーク。浦井くん。シリーズについて。 ハルは六世の父親だけど、あまりに違う人物。戦争はきらい、なところが共通しているくらい。 丘の後ろでスタンバイしてるときに、村井さんやしゅうさんと屈んで話してたことや(今回は一人)、稽古場の時間で前作品の面影を感じたりする。

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シアタートーク。岡本さん。シリーズについて。 カラーが全く違う。別の作家が書いているんじゃないかと思うくらい。人物がダブらない。 今作だと、フォールスタッフの発言に心打たれる。

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シアタートーク。B作さん。浦井くんについて。 ・元気。こんな元気な人間いるのか。声強いし走り回るし。来たときには科白入ってて(笑) ・まっすぐすくすくのびて生きてる。もっと屈折してても、と思うくらい。細やか。元気。お酒飲まないのに。 ・声が、喉が強い。交換してほしい(笑)

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シアタートーク。セットについて。 中「木とアースカラーを意識？」 鵜「ガレキやバーケードにも見える」 中「電灯がつくといかがわしい感じも」 鵜「遊び場にもなる」 ほかに、建築現場のよう、板敷きの部分、居酒屋にもなる、という鵜山さんの話。 （でも、オーダーはふわっと、らしい(笑)

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シアタートーク。鵜山さん。セットについて。 ・丘、木枠。「北があれば南、上があれば下がある」 …とか注文するから、わけがわからない、と言われる（逆サイドで宮田さん笑） ・隠れる場所や砂場、椅子も、オーダーはふわっと。出来たものを見て考える。意味合いはあとから理論武装。

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椅子を投げたり、吊したりは、稽古場で生まれた演出。

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シアタートーク。鵜山さん。音楽について。 僕はロックは聴かない。クイーンなのは、強いていえばトランプのおかげ？ ニュースになったから聴いた。 稽古場の浦井くんにかぶせると進むんじゃ、と。 イヤホンにするかヘッドホンにするかは、山手線で10分くらい考えて決めた。

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シアタートーク。浦井くん。音楽について。 クイーンが流れて、共演者の人たちが口ずさむ。ミュージカルでよくあることが、新国立の稽古場で起きる不思議。 音楽に乗せると科白も残るから、より丁寧に。一緒に科白を発するとき、例えば歌詞の♪bicycle だけが残らないように、と。

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シアタートーク。質問。岡本さん→浦井くん。 (敗者の気持ちは？)役だからね。勝ちたい、負ける悔しさは、ある。 六世では冠被りたい、で、リチャードではすぐとられたり。いつも対決してる、仲よしなのに。 戦いがいがある。年々パワフルになって、異常にバージョンアップしてる。

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シアタートーク。質問。浦井くん→岡本さん。 兄貴。言ってくれるし厳しいし。楽屋きたーってどきどきする。 おとこぐみですからね！ いかつさたるや…ピストルで楽屋でバンダナ姿にときめくくらい。 お芝居の中では、自分に厳しい役者さん。家でゆっくり、ぼーっとしているのが想像できない。

あさき @asakisnowly

シアタートーク補足。 質問。は、お互いに、ではなく、客席からの質問。 歴史劇の対決であると同時に、岡本さん浦井さんのアイドル対決(！)でもありますが、どのように？とお二人への質問でした。

あさき @asakisnowly

シアタートーク。浦井くん〆。 (ホワイエの)六世の王座に、いろんなひとの面影を感じる。 このような貴重な壮大な企画ができること、気力体力が必要だけど、やれていることはお客様の優しさや愛情があってのこと。感謝を忘れずにやっていきたい。このカンパニーを応援してください。

あさき @asakisnowly

シアタートーク。岡本さん〆。 1回1回命がけで過ごしている。それを劇場で共有できること。今日と同じことはできない。生の凄さ、生きていることの凄さ。 新国立でないと作れない世界。体感してもらいたい。

あさき @asakisnowly

シアタートーク。B作さん〆。 大変なことばかりだけど、やる機会をもらっていることがしあわせだ、と思える…日がくるといいな…(笑)