脳科学者・茂木健一郎氏(@kenichiromogi)が語る「はぶ」(羽生善治)

茂木健一郎さんが羽生善治さんとの対談の感想をツイートしたものをまとめました。
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茂木健一郎 @kenichiromogi

はぶ(1)新大久保から、わっせ、わっせとアサカルを目指した。途中で、「松屋」についふらふらと入ってしまった。さあ行かなくては。着いてサインしていると、羽生善治さんが現れた。

2011-02-26 08:36:55
茂木健一郎 @kenichiromogi

はぶ(2)「初めての共同作業、なんちゃって」と言いながら羽生さんと『自分の頭で考えるということ』にサインする。小宮さんと三輪さんに、「これ、レアだから絶対売り切れちゃうよ」と言っていたら、本当に50冊が瞬間的に売れた。「ほら、言ったこっちゃない!」

2011-02-26 08:38:18
茂木健一郎 @kenichiromogi

はぶ(3)打ち合わせ一切なしで、壇上に。まず、最初の45分間で、「将棋の神さま」の話と、コンピュータと将棋の話など、濃い話題を詰めてしまった。そこで、私はハタと考えた。

2011-02-26 08:39:45
茂木健一郎 @kenichiromogi

はぶ(4)近著の『大局観』でも、羽生さんは将棋の話ばかりしている。もちろん、将棋で卓越したスーパースターだから、将棋の話をするのはいいとして、本当は羽生さんに、いろいろもっと話を聞いた方がいいのではないか。

2011-02-26 08:40:32
茂木健一郎 @kenichiromogi

はぶ(5)そこで、私は、突然「無茶振り」に転じた。「羽生さん、ウィキリークスについては・・・」「普天間基地の問題ですが・・・」「原発については・・・」などと、ふだん羽生さんがパブリックの場では絶対に聞かれないであろう時事問題について、お考えを聞いたのである。

2011-02-26 08:42:12
茂木健一郎 @kenichiromogi

はぶ(6)羽生さんの答えが、すばらしかった。論理的に緻密、そして温かさにあふれている。羽生善治さんが、将棋から離れて、人間としてさまざまな問題について答える。この「時間帯」を経験したアサカルに集いし方々は、きっと幸せだったことだろう。

2011-02-26 08:43:12
茂木健一郎 @kenichiromogi

はぶ(7)アサカル名物「打ち上げ」。羽生善治さんを植田工がエスコートして、「例の場所」へ。編集者や、常連参加者がわーっといて、羽生さんとさらに面白い話を続けた。白洲信哉( @ssbasara)も電話参戦。楽しかったなあ。

2011-02-26 08:44:43
茂木健一郎 @kenichiromogi

はぶ(8)羽生さんの正座がとても美しいので、感心して見ていたら、「最初だけですよ」と言って、羽生さんは笑った。関根崇泰がずいりずいりとやってきて、羽生さんに挨拶した。『プロフェッショナル』の収録スタジオ以来である。

2011-02-26 08:47:08
茂木健一郎 @kenichiromogi

はぶ(9)最後に、植田工( @onototo )が羽生善治さんをお送りした。「帰りながら、羽生さんに、横尾忠則さんのお話を伺いました」と植田からメール。羽生さんに横尾さんの話を聞けるなんて、滅多にないぞ。芸の肥やしにしろよ!

2011-02-26 08:49:12
茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、羽生善治さんをお迎えしての朝日カルチャーセンターの対談についての連続ツイートでした。Yes, I 羽生。

2011-02-26 08:49:47